舞茸の賞味期限・日持ちは?腐るとどうなる?見分け方・保存方法も紹介!
【野菜ソムリエ監修】舞茸の賞味期限はいつまでか知っていますか?今回は、舞茸の賞味期限の目安を<冷蔵・冷凍・乾燥>など保存方法別に比較し、〈水っぽい・白カビ〉など腐ったときの特徴・見分け方も紹介します。舞茸の賞味期限を延ばす保存方法や、新鮮な舞茸の特徴も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
(*舞茸につく白いふわふわはカビかどうかについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
②触ると崩れる
収穫から時間がたった舞茸は、乾燥して触ると崩れる場合があります。多少乾燥している程度なら食べることができますが、乾燥するほど放置した舞茸は腐っている可能性も高く、風味や食感が悪い場合もあるでしょう。触ると崩れるだけでなく、嫌なにおいがしたり黒く変色している場合はかなり状態が悪くなっている可能性があるので食べないようにしましょう。
③水分が出ている・水っぽい
舞茸は傷んでくるとハリがある状態から徐々に水っぽくなり、保存容器にも水滴がついてきます。多少であれば食べられますが、賞味期限切れの可能性があり食感や風味が落ちておいしくありません。また、水分が増えると雑菌やカビも増えやすく、急激に劣化が進む場合もあります。水分が少しでも増え始めたら、早めに使い切りましょう。
④溶けている
傷んで水分が出た舞茸は、さらに傷んでくると軸の部分が溶けてきます。多少水分がついた状態ならまだ食べられますが、溶けているようであれば腐り始めた証拠です。腐った舞茸は食中毒の原因にもなりかねないので食べるのは控えましょう。
⓹茶色く変色している
賞味期限切れの舞茸はカサが黒ずみ、軸の色も茶色くなってきます。部分的に変色している程度なら取り除いて食べても大丈夫ですが、全体的に変色してしまったら腐っている可能性が高いと言えます。部分的の取り除くだけで良いのか判断できない場合は、ぬめりの状態なども踏まえて判断しましょう。
⑥酸っぱいにおいや味がする
舞茸は独特の香りがするきのこですが、傷んでくると明らかに酸っぱいにおいがしてきます。特に水分がたくさん出ている状態のときには、酸っぱいにおいがすることが多いでしょう。においのする舞茸は、調理してもお酢をかけたような酸っぱい味になるので、味の変化で気づく場合もあります。
酸っぱいにおいや味がする状態は、完全に賞味期限切れで腐ってしまっているので食べずに処分しましょう。
⓻ぬめりがある
新鮮な舞茸は弾力があり乾いている状態ですが、賞味期限を過ぎて腐ってしまうとぬめりが出てきます。においがよくわからないという場合でも、触ってみてぬめりがあれば危険です。舞茸はなめこなどのように元からぬめりがあるきのこではないので、ぬめりが出てきた場合は食べずに処分してください。
舞茸の日持ちする方法は?
天ぷらや炒め物、スープなど様々な料理で活躍する舞茸は、できるだけ長持ちさせたいと思う場合もあるでしょう。ここでは舞茸の長持ちする保存方法を紹介します。
①冷蔵庫で保存する方法
舞茸を冷蔵保存する際のポイントです。舞茸は常温保存はせず基本的には冷蔵保存しましょう。
・キッチンペーパーで包みポリ袋に入れる
・野菜室で保存する
・水洗いはしない
・使いかけの舞茸は冷凍・乾燥させる
購入時のパックのまま保存するよりも、取り出してキッチンペーパーや新聞紙で包みなおすことで乾燥や結露対策になり長持ちします。なお、舞茸は水分に弱いので、保存する際は水洗いはせず、汚れが気になるときはキッチンペーパーで軽く拭き取りましょう。
また、舞茸は包丁などで切ってしまうと切り口から乾燥して傷みやすくなるので、切らずに丸ごと保存するのがおすすめです。