うどの天ぷらの作り方|アク抜きは?茎・皮など人気レシピで紹介!
うどの天ぷらの作り方を知っていますか?下ごしらえは必要なのでしょうか?今回は、<茎・皮>など部位別の「うど」の天ぷらの作り方・レシピを、アク抜きの方法とともに紹介します。山うどを天ぷらにする際の注意点や、他の揚げ物の人気レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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うどは天ぷらが美味しい食べ方?おすすめ?
うどを天ぷらにする場合は、以下の部分を食べることができます。
・穂先
・茎
・芽
・葉
歯ごたえのある食感や爽やかな香りが特徴のうどは、穂先から茎まで丸ごと食べられる山菜です。天ぷらには柔らかい穂先や脇の細い茎が使われることが多いですが、太い茎の部分も細かく切ることで食べやすくなります。また、芽や葉も天ぷらにすると美味しく食べることができます。今回は、うどの天ぷらの作り方のコツなどを紹介するので、参考にしてください。
うどの天ぷらを作る際のアク抜き・下ごしらえは?山うどは注意?
うどの天ぷらを作る際は、どのようにアク抜き・下ごしらえをすると良いのでしょうか。ここでは、うどのアク抜き・下ごしらえの方法や注意点について紹介します。
うどの下ごしらえ
うどの下ごしらえは、以下の手順で行いましょう。
①太い茎から穂先・脇の茎を切り落とす
②太い茎を5~6cm程度に切り厚めに皮を剥く
まず、うどの太い茎から脇に伸びる細い茎と穂先を切り落とします。その後、太い茎を適度な大きさに切り分け、包丁を使って厚めに皮を剝きましょう。なお、剥いた皮は細く切ってかき揚げにしたり、きんぴらのような炒め料理に使ったりして活用することができます。
うどの天ぷらはアク抜きするのがおすすめ
うどの天ぷらを作る際は、以下の方法でアク抜きするのがおすすめです。
①ボウルに水1カップと酢小さじ1を入れる
②酢水にうどを浸して5分置く
③キッチンペーパーで水気を拭き取る
うどの切り口は酸化によって変色しやすいので、切り分けたらすぐに酢水に浸すことがポイントです。酢水に長く浸けすぎると、風味が落ちたり食感が悪くなったりするので、5分程度で引き上げるようにしてください。うどに水気が残っていると揚げる際に油がはねやすくなるため、キッチンペーパーでしっかりふき取りましょう。
山うどは下ごしらえ・アク抜きを入念にしよう
天然物である山うどは、一般に流通している栽培物のうどに比べて苦味やえぐみが強いため、下ごしらえやアク抜きを入念に行う必要があります。普通のうどは酢水に浸すだけでアク抜きができますが、山うどの場合は下茹でもあわせて行いましょう。また、山うどは産毛が多く生えているので、下ごしらえの際に包丁で表面をそぎ落とすこともポイントです。
うどの天ぷらの作り方・レシピ!茎・皮で揚げ方のコツも!
ここでは、うどの天ぷらの作り方について紹介します。うどの天ぷらを美味しく作るポイントや、芽や皮などの部分ごとの揚げ方のコツもあわせて紹介するので参考にしてください。
材料
・うど:50g
・小麦粉:100g
・水:100ml
・卵:1個
衣の作り方
うどの天ぷらの衣の作り方は、以下の手順を参考にしてください。
①ボウルに小麦粉・水・卵を入れる
②さっくり混ぜ合わせる
うどの天ぷらの衣は、小麦粉に水と卵を加えるのが基本ですが、軽い食感に仕上げたい場合は片栗粉も加えましょう。小麦粉の代わりに、米粉を使うのもおすすめです。これらの材料は、ダマが少し残る程度に箸でさっくり混ぜることがポイントです。
うどの天ぷらの作り方
うどの天ぷらの作り方は、以下の手順で行いましょう。
①衣に氷を入れる
②うどを衣にくぐらせる
③170℃の油で5分ほど揚げる
衣に氷を入れて冷やしておくと、プロが作った天ぷらのようにさっくりとした食感に仕上がります。揚げ油は、170~180℃を維持できるように火加減を調節してください。うどの芽を衣にくぐらせる際は、折り重なった部分をめくるようにして、まんべんなく付けましょう。また、茎の皮を使う場合は、アク抜きして細く切ると食べやすくなります。
うどは天ぷら以外の揚げ物も旨い!人気レシピで紹介!
うどは、天ぷら以外の揚げ物に調理しても美味しく食べられます。ここでは、うどの天ぷら以外の美味しい食べ方や人気レシピを紹介します。
①うどのかき揚げ
うどの苦味と新玉ねぎの甘味のバランスが取れた、美味しいかき揚げのレシピです。具材に天ぷら粉をまぶした後で、水を少しずつ加えていくことがポイントです。レシピでは山うどを使用していますが、栽培物のうどで代用することもできます。
②うどと人参のフリット
衣にビールやベーキングパウダーを加えて作る、フリット風のレシピです。フリットはイタリア料理で、天ぷらと衣の材料が異なるため、より香ばしく仕上がります。ワインやビールなどにうどを合わせたいときに、おすすめの食べ方です。
③うどの葉のかき揚げ
うどに大きな葉が付いている場合は、そのまま天ぷらにすると食べにくいため、刻んでかき揚げにアレンジしましょう。桜エビを入れることで塩気やコクが加わり、見た目も華やかになります。
④うどの豚肉巻きフライ
うど特有の青臭い風味やえぐみが苦手な人は、豚バラ肉で巻いてからフライにすると食べやすくなります。子どもからの人気も高い料理なので、家族全員でうどを楽しみたいときにおすすめです。
⑤うどと人参と大葉のかき揚げ
うど・人参・大葉を使って作る、爽やかな風味のかき揚げです。うどのほかに、ゼンマイやタラの芽などの山菜を入れても美味しく仕上がります。少ない材料で作れるので、料理初心者にもおすすめのレシピです。
(*うどの人気レシピについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
うどの天ぷらを作ってみよう
うどは、穂先・茎・芽・葉など余すことなく料理に使える山菜です。今回紹介した方法を参考に、美味しいうどの天ぷらを作ってみましょう。いつもと違う食べ方に挑戦したいときは、天ぷら以外の料理のレシピも活用してみてください。