かつおのたたき・刺身と「にんにく」で食べるのはなぜ?辛い時の対処法も紹介!
かつおのたたき・刺身に(生)にんにくスライスを添えるのはなぜでしょうか?今回は、かつおのたたき・刺身ににんにくを添える理由や美味しい食べ方を、にんにくが辛い時の対処法とともに紹介します。〈醤油・チップ・しょうが〉などのアレンジレシピについても紹介するので参考にしてみてくださいね。
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かつおのたたき・刺身をにんにくと食べる地域がある?なぜ?
醤油につけて食べる方法が一般的なかつおのたたきですが、実は様々な薬味と一緒に食べる方法もあります。中でもにんにくは地域によっては一般的な食べ方で、かつおのたたきや刺身をにんにくと合わせる理由もしっかりとあります。
高知でかつおのたたき・刺身とにんにくを合わせる理由
かつおのたたきや刺身とにんにくを合わせて食べる主な理由は、以下の通りです。
・消毒
・消臭
かつおの1世帯当たりの消費量が日本一の高知県ではかつおのたたきや刺身に、にんにくを合わせるのが一般的です。起源は戦国時代にまでさかのぼり、当時は食中毒の流行により生食が禁止されていました。当時の漁師は殺菌の目的でかつおの表面を焼いて、にんにくを添えて食べていました。
現在では生のかつおが食べられるようになり、消毒効果よりも臭み取り効果を期待してかつおとにんにくを合わせて食べられることが多いです。
(*かつおのたたきに何をつけるかさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)
「かつおのたたき」と「にんにく」の美味しい食べ方は?辛い時の対処法は?
かつおのたたきとにんにくの組み合わせには醤油をつけて食べる方法も一般的ですが、他にもおすすめの食べ方があります。ここではかつおのたたきとにんにくの美味しい食べ方と、にんにくが辛い場合の対処法を紹介します。
かつおのたたきの食べ方は「塩たたき」がおすすめ!
かつおのたたきが有名な高知県では、塩とスライスした生にんにくを合わせて食べる塩たたきが一般にも流通しています。通常のかつおのたたきは藁で焼いて、炭で炙った後に氷水で冷やす工程が必要です。しかし、塩たたきは釣ったばかりのかつおの表面を焼く焼き切りと呼ばれる調理方法におすすめの食べ方です。
かつおのたたきに合わせる生にんにくが辛い時は辛味抜きしよう
かつおのたたきに合わせるにんにくの辛みが強すぎる場合には、電子レンジで加熱する方法がおすすめです。薄くスライスしたにんにくをお皿に入れ、ラップをした後電子レンジで10秒程度加熱してください。にんにくの辛みは酵素によるもので、加熱することで辛味成分を取り除けます。
「かつおのたたき」と「にんにく」をアレンジした食べ方も!
かつおのたたきとにんにくはシンプルに塩をつけて食べる方法がおすすめですが、他にも様々なアレンジ方法があります。ここでは、かつおのたたきとにんにくを使ったアレンジレシピを紹介します。
①香ばしいにんにくチップのかつおのたたき
にんにくチップをメインとして作る薬味の材料は、以下の通りです。
・にんにくチップ
・みょうが
・細ねぎ
・新玉ねぎ
・大葉
・ポン酢醤油
・醤油
・酢
にんにくスライスを香ばしく油で揚げたチップはかつおのたたきとの相性も良く、いつもと違うアレンジをしたい人におすすめです。ポイントはたれをかけた後ににんにくのチップをのせることで、カリカリとした食感が残って美味しく食べられます。