カレーに入れてはいけない野菜とは?白菜・トマトはまずい?後入れする対処法も紹介!
カレーに入れてはいけない野菜を知っていますか?今回は、カレーに入れてはいけない野菜5選を、〈白菜・トマト〉など入れてもいいが調理に注意が必要な野菜も紹介します。カレーに野菜を後入れする方法や逆に入れると美味しい野菜も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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カレーに入れてはいけない野菜とは?まずくなる?
カレーは幅広い世代から好まれる人気メニューで、家庭やレストランによって味わいはさまざまです。カレーに入れる野菜の種類も数多くありますが、カレーに不向きでまずい野菜について紹介します。
カレーに入れてはいけない野菜の特徴は「水分量の多さ」にある
カレーに入れるとまずいと感じる野菜のほとんどは、含まれる水分量が多い野菜です。野菜に含まれる水分量が多いために、加熱すると水分が出てきて薄味のカレーになってしまうからです。
また、カレーは煮込み料理のため、生で食べた時に感じられる野菜本来の新鮮さや歯応えを感じられなくなりまずいと感じる人もいます。その一方で、煮込むことによって水分が抜けて柔らかくなり、美味しくなる野菜もあります。
カレーに入れてはいけない野菜5選
ここでは、カレーに入れてはいけない野菜5選を紹介します。
・きゅうり
・もやし
・レタス
・小松菜
・春菊
野菜は水分量の多い食材ですが、きゅうり・もやし・レタスなどは特に多く95%以上の水分が含まれています。これらの野菜は、カレーとの相性はあまり良くなく、カレーの具材としてはおすすめできません。加熱するともともとの食材の歯応えを感じられないうえに、水分量が多いため薄味になってしまいます。
小松菜や春菊も90%以上が水分で、味わいの相性から見てもおすすめできません。
カレーに入れてもいいが注意すべき野菜は?白菜はまずい?
ここでは、水分量が多い野菜にもかかわらず、カレーに入れても美味しく調理できる具材を紹介します。調理する際のポイントも紹介するので参考にしてください。
①白菜
白菜をカレーの具材にする際の、調理ポイントは以下のとおりです。
・1センチくらいの幅に切る
・炒めてから蒸し焼きする
・白菜から出てきた水分量によって、加える水の量を調整する
白菜の水分量は95%と多いですが、カレーの定番具材である玉ねぎの代用にもおすすめの食材です。白菜の茎部分には程よい食感が感じられ、加熱すると甘みが強くなります。加熱後には水分が出てくるので、その水分量によっては、煮込む際に加える水の量を少なくする必要があります。
②トマト
トマトをカレーの具材にする際の、調理ポイントは以下のとおりです。
・トマトの量は水に対して1/3~1/4までにする
・トマトを加えるタイミングは、炒めるもしくは煮込む時のどちらかを好みで選ぶ
トマトはカレーに酸味と旨味を加える食材として人気で、カレーのレシピでもよく使われています。トマトの量が多すぎると酸味が強くなり、味のバランスが悪くなってしまうので、入れ過ぎないようにしてください。炒める段階でトマトを加えると、旨味やコクのある仕上がりになり、煮込む段階で加えると新鮮で酸味の強い味わいになります。
カレーに水分の多い野菜を入れたい時は?どうする?
水分の多い野菜が、全てカレーに合わないわけではありません。水分の多い野菜を入れる時の、美味しく調理する仕方について解説するので参考にしてみてください。
カレーに野菜を後入れするのがおすすめ!
水分が多い野菜をカレーに入れる時の調理のポイントは、煮込み時間を短くするために後入れすることです。最初から煮込んでしまうと柔らかくなりすぎて水っぽくなるので、最後にルーを溶かした段階に加えるのがおすすめです。また、煮込む前に油で炒めることで、煮崩れしにくくなります。
後入れのもう一つの方法としては、素揚げや炒めて加熱した具材を、トッピングとして加えるのもおすすめです。そうすれば、煮込んでいる間に水分が出てしまいまずいカレーになってしまうことを防げます。