醤油の賞味期限切れはいつまで使える?開封後・未開封で変わる?使い道や正しい保存法など解説!
醤油に賞味期限の目安を知っていますか?期限切れでもいつまで使えるのでしょうか?今回は、醤油の賞味期限の目安を〈未開封・開封後〉別に比較して、期限切れの醤油の使い道なども紹介します。醤油の日持ちする保存方法や、劣化した場合の見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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醤油の賞味期限はどのくらい?
発酵食品として知られる醤油は一般的な食品の中でも日持ちがよいことで知られています。実際の賞味期限を未開封・開封後それぞれに分けて詳しく紹介するので、保存の際の参考にしてみましょう。
①未開封の場合
容器 | 濃口 | 淡口(薄口) |
ペットボトル | 1年半 | 1年 |
ガラス瓶 | 2年 | 1年半 |
缶 | 2年 | 1年半 |
醤油は主に3種類の容器で製造されており、それぞれ未開封時であっても賞味期限が異なります。空気が通りやすいペットボトルはやや短めの賞味期限で、対する瓶・缶は2年と長く設定されています。
また、中に入っている醤油の種類によっても期限が異なります。薄口醤油は色の濃さを保てるかどうかも期限の基準に定められているため、濃口に比べ賞味期限の設定は短めです。
②開封後の場合
食品に定められている賞味期限は未開封時の設定のため、開封後については明確な期限が定められていません。目安として、冷蔵保存でおよそ1ヶ月以内には消費するようにしましょう。さらに、日の当たりにくい冷蔵庫の奥や野菜室に入れるなど工夫することで、劣化を遅らせることができます。
醤油の賞味期限切れはいつまで使える?腐る?
賞味期限の定義
賞味期限は、食品が実際に流通する環境下で実験を行い、品質が保てた日数に安全係数をかけ設定された期限です。食品を安全に食べられる期限である消費期限とは異なり、賞味期限は食品本来の風味や味わいを楽しめる期限を表しています。
また、安全係数は0.8日と定められており、実験結果で出た日数にかけることで、実際の期限より短い日数を設定する役割があります。(※1)
醤油は腐りにくいため長期間使える
醤油は塩分濃度が非常に濃く殺菌効果も高いため、腐りにくく日持ちするのが特徴です。しかし、保存方法が適切ではない場合、風味を失い酸化も進んで色が濃くなっていってしまいます。味も本来の旨味がなくなり生では食べづらい味わいになっていってしまうため、醤油の保存性が高いことを過信せず、丁寧に管理して長期間おいしく使えるようにしましょう。
白カビが生えててもすぐに捨てない
醤油に白カビが生えているように見えた場合、すぐには捨てないようにしましょう。まずは匂いを確かめ、本当にカビが発生しているかどうか確認します。カビの匂いがなければ、白い塊は酵母菌の結晶だと考えられます。
開封後の醤油を放置すると短期間で発生し、食べても人体に影響はありません。気になる場合はザルでこして取り除いたり、加熱して使用するとよいでしょう。もしカビが発生している場合には加熱消毒が効かないため、醤油はすぐ廃棄して下さい。
(*醤油は腐るかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)