醤油の賞味期限切れはいつまで使える？開封後・未開封で変わる？使い道や正しい保存法など解説！

賞味期限の切れた醤油は本来もつ風味が損なわれており、そのまま使うのは不安な人もいるでしょう。賞味期限切れの醤油を加熱料理に使う方法と、掃除に使う方法を紹介します。

賞味期限切れの醤油は、未開封なら大きな酸化はありませんが、開封後であれば雑菌の繁殖なども考えられます。そのため、加熱をして殺菌できる加熱料理の味付けに使うのをおすすめします。煮物や炒め物、醤油を別のタレにするなど、様々なレシピに使い回すとよいでしょう。

醤油には有機酸・塩素イオンが含まれていることから、酸化した銅を溶かす作用があります。賞味期限が切れた醤油でも効果は変わらないため、銅製のキッチン用品などの掃除に使うのがおすすめです。

1ℓの水またはぬるま湯に250ccの醤油を入れて、錆びた銅を落としたいものを2〜3時間ほど漬け込みましょう。取り出したら水ですすいで表面を布巾・スポンジでこすると、表面の汚れが落ちて綺麗になります。

賞味期限内に醤油を使い切るために、醤油を様々な料理で使ってみましょう。おやつも含めた醤油のレシピを3つ紹介します。

古くなった醤油は、肉じゃがなど煮物料理に使うとよいでしょう。余った肉じゃがはコロッケなど他の料理にもアレンジできるため、メニューの幅が広がります。コロッケにアレンジした場合、ソースの代わりに砂糖醤油でコロッケを煮詰めて味付けするのもおすすめです。

甘だれは作り置きでき、天ぷら・唐揚げ・炒め物などに応用できるため、醤油を多く消費できます。砂糖も多く使用するため日持ちがいいのが特徴です。できあがった甘だれは、冷蔵保存するようにしましょう。

おやつが欲しいときにおすすめの醤油レシピです。砂糖と一緒に煮詰めたとろとろのタレが甘辛く、お茶請けにはぴったりのメニューです。みたらしのタレは冷凍・冷蔵保存ができるため、多めに作り置きするとよいでしょう。