ハタハタの煮付け人気レシピ!黄金比は?内臓そのままで大丈夫?
ハタハタの煮付けの作り方を知っていますか?今回は、〈圧力鍋〉などを使うハタハタの煮付けの人気レシピを、プロも使う黄金比とともに紹介します。ハタハタの煮付けは内臓そのままで良いかや、〈冷凍・子持ち・秋田〉でのレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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ハタハタの煮付けってどうやって作る?
ハタハタの煮付けは、どのようにして作るのでしょうか。ここではハタハタの煮付けについて、下処理の方法から煮汁の黄金比まで詳しく紹介します。ハタハタの煮付けを美味しく作るコツも紹介するので、参考にしてください。
ハタハタの煮付けの作り方は?
ハタハタの煮付けについて、作る手順などを以下に紹介します。下処理の方法や作り方のポイントも紹介するので、参考にしてください。
ハタハタの下処理方法
ハタハタの下処理は、以下の手順で行います。
1.頭と身を切り分ける
2.内蔵をかき出す
3.水で表面とお腹の中を洗って血などの汚れを落とす
4.キッチンペーパーなどで水気を取り除く
ハタハタの煮付け料理は、内臓を取り除く場合とそのままで煮付ける場合があります。ハタハタは内臓を取り除かなくても、そのままで美味しく煮付けを作ることが可能です。内臓を取り除く場合は、包丁でハタハタの頭と内臓を取り除き、軽く洗って水気を拭き取ってください。
ハタハタの内臓は、包丁で取り除く以外にツボ抜きという方法もあります。ツボ抜きする場合はハタハタの口に菜箸を差し込んでワタを掴み、菜箸を回転させながらワタを引き抜きます。ツボ抜きはハタハタの腹部を裂く必要がなく、綺麗な身のまま煮付けを作ることが可能です。
ハタハタの煮付けの作り方
ハタハタの煮付けを作る手順は、以下の通りです。
1.鍋に水と調味料を入れて煮立たせる
2.鍋にハタハタを入れる
3.落とし蓋をして煮る
中火で10分くらい煮るとハタハタに味がしっかり染み込んで美味しく仕上がり、生姜を加えると魚の臭みを抑えることが可能です。
ハタハタの煮付けは圧力鍋で作ることも可能で、圧力鍋を使用すると短時間で材料に味がしっかり染み込みます。3分くらいの加圧で出来上がり、最後に圧力鍋の蓋を開けて煮汁を少し煮詰めると、より美味しく仕上がります。
ハタハタの煮付けの黄金比は?
ハタハタの煮付けの煮汁には、どんな黄金比があるでしょうか。ここでは、ハタハタの煮付けでよく活用される煮汁の黄金比について紹介します。
黄金比①水:酒:醤油=3:1:0.8
ハタハタの煮付けを作るときの煮汁の基本の黄金比は、水と酒と醤油が3:1:0.8の割合のもので、簡単に美味しく煮付けが作れます。鍋に調味料を全て入れて煮立てた後に、ハタハタを投入して煮込みます。煮汁が足りなくなった場合は、同じ比率の調味料を追加しましょう。
黄金比②水:酒:醤油=3:1:1
水と酒と醤油が3:1:1の黄金比の煮汁は、淡泊な白身魚の料理によく合います。甘さを追加したい場合は、砂糖やみりんをそれぞれ1の割合で加えましょう。煮付けの水分量は、水と調味料を全部合わせた煮汁でハタハタが半分浸かるくらいが目安です。
黄金比③酒2:醤油1:みりん1:てんさい糖1
酒と醤油とみりんとてんさい糖の割合を2:1:1:1の煮汁は、応用がきく黄金比で覚えておくと便利で、ハタハタの量によって煮汁の量を調節することができます。また砂糖の代わりにまろやかな甘みのてんさい糖を使用することで、 甘さ控えめの煮付けに仕上がります。
ハタハタの煮付けが煮崩れする?美味しく作るコツは?
ハタハタの煮付けを作る際に煮崩れすることがありますが、どうすれば美味しく作れるのでしょうか。ここでは、ハタハタの煮付けが煮崩れすることなく美味しく作れるコツを紹介します。
①煮汁を沸騰させない
ハタハタの煮崩れを防ぎたい場合は、煮汁を沸騰させずに冷たい状態からハタハタを入れて煮るのがおすすめです。ハタハタを冷たい煮汁から入れて弱火でじっくり煮ると、煮崩れすることなく綺麗に仕上がります。また煮汁を少なくして落とし蓋を使用することで、煮立った鍋の中でハタハタが躍るのを防ぐことができます。
②小さい鍋を使う
ハタハタの体長は人間の手のひらくらいの大きさなので、煮付けにするときは小さい鍋を使用するのがおすすめです。煮付けを上手に作るには魚のサイズに合った鍋を使うのがコツで、ハタハタがぴったり収まる大きさの鍋を使うことで、ハタハタが重なることなく並べられます。
③なるべく身に触らない
ハタハタは身崩れしやすい魚なので、火にかけている間はあまり触らないことをおすすめします。ハタハタが鍋底にくっつくのを防ぐときなどに箸で触ると、身がホロホロと崩れてしまうので、鍋を少しゆするようにしましょう。
冷凍のハタハタで煮付けを作る方法も知っておこう
冷凍のハタハタで煮付け料理を作る手順は、以下の通りです。
1.ハタハタが入るサイズの容器に氷水を張る
2.冷凍のハタハタを1.に浸けて解凍する
3.鍋に水と調味料を入れて煮立たせる
4.解凍したハタハタを入れる
5.落とし蓋をして煮る
冷凍のハタハタを氷水に浸けて解凍すると、冷蔵庫解凍よりも速くハタハタを冷たい状態のまま解凍することができます。ハタハタにまんべんなく氷水をあてるのがポイントで、水は0℃前後の温度を保つようにしましょう。また時間に余裕がある場合は、冷蔵庫でひと晩かけてゆっくり解凍するのがおすすめです。解凍した後は、通常と同じ手順でハタハタを煮付けます。
ハタハタの煮付けの人気レシピ3選を紹介!
秋田・鳥取県の特産品のハタハタは干物や唐揚げにされることが多いですが、煮付けにしても美味しく食べられます。ここでは、ハタハタの煮付けの人気レシピを紹介します。カブなどハタハタ以外の材料を入れるレシピも紹介するので、参考にしてください。
①圧力鍋でハタハタの煮付け
圧力鍋で作る、骨まで食べられるハタハタの煮付けで、砂糖は入れずにみりんと醤油で甘辛い味に仕上がります。圧力鍋に材料を入れて加圧するだけの簡単レシピで、醤油と酒とみりんと生姜を入れて沸々とさせてからハタハタを加えます。
②ハタハタとカブの煮付け
ブリコと呼ばれる、卵入りのメスの子持ちハタハタを使った煮付けのレシピです。出汁と調味料を沸騰させたところへ、ハタハタとカブと長ネギを入れます。材料にしっかりと味を染み込ませるのがポイントで、カブからもハタハタの旨味が味わえます。
③めんつゆでハタハタの煮付け
砂糖で甘味をつけることなく、水と酒とめんつゆで煮ると美味しく作れるハタハタの煮付けは、ハタハタの下処理も不要で手軽に作れます。煮込むときは落し蓋の代わりとあく取りのためにキッチンペーパーを上にかけて、めんつゆの量は好みの濃さに調節してください。
ハタハタの煮付けをおいしく食べよう!
ハタハタの煮付け料理には、作り方や手順のポイントや美味しく仕上がる煮汁の黄金比があります。紹介した人気のレシピも参考に、美味しいハタハタの煮付けを作ってみてください。