ストロベリーグァバとは？食べ方は？効果・効能や味・香りも紹介！

ストロベリーグアバは、自宅の植木として育てられることもあるようですが、果実が食べられ味も良いと言われることもあります。ここではストロベリーグアバについて詳しく説明しますが、まずはストロベリーグアバの原産地や見た目について見てみましょう。

ストロベリーグアバはブラジル原産の果物で、日本には台湾経由で伝わりました。トロピカルフルーツですが日本でも容易に栽培でき、鈴なりの赤や黄色の果実をつけるため、ガーデニングや家庭菜園が趣味の人にも人気です。テリハバンジロウなどの別名もつけられていますが、繁殖のしやすさから世界中で侵略的外来種としても問題になっています。

ブラジル原産のストロベリーグアバは、見た目はザクロに似ており、学術名もギリシャ語で小さなザクロという意味があります。5cmくらいのトマトくらいの大きさで、樹木は2m～6mほどです。白い小さな花をつけるため、どの季節であっても見た目がよいと言われています。

ストロベリーグアバの旬の時期は、8月から10月ごろで、栽培されている地域によって異なります。旬の時期には赤い果実をぎっしりと実らせ、収穫のしがいもあるでしょう。しかし、傷みやすいことからスーパーなどでは流通されることはほとんどなく、日本で本格的に栽培されているのは石垣島などの温暖な一部の地域のみです。

ブラジル原産のストロベリーグアバは、果実が食べられ、植樹した家庭では旬の時期にはよく食べられるようです。自宅に植えた樹木の果実が食べられるのは憧れる人もいるかもしれませんが、味わいはどのようなものなのかも知っておくとよいでしょう。

ストロベリーグアバは、味わいとしても日本人に受け入れやすいようですが、美容面でも注目を集めているようです。果物のため、他の食材にはないような栄養価も入っており、取り入れることで健康的に過ごせるかもしれません。

ストロベリーグアバは、ビタミンCが豊富に含まれており、美容効果が高いと言われています。風邪の予防に効果が高いと言われることの多いビタミンCですが、シミやそばかすの予防や改善のほか、日焼けによるメラニンの形成も防ぐ効果もあります。年齢とともに気になりだす、肌のトラブルの解消や予防には、嬉しい果物と言えるでしょう。

ストロベリーグアバには、ビタミンBが含まれています。ビタミンBは疲労回復に効果があるとされており、仕事の疲労の軽減に役立つでしょう。ビタミンBは豚肉にも多く含まれていますが、脂濃さやカロリーが気になるなら、果物であるストロベリーグアバで摂取するのがおすすめです。

ストロベリーグアバにはカリウムも豊富に含まれており、体内の余分な塩分の排出に一役買ってくれます。カリウムは、体内に取り込まれた血中のナトリウムを均一にする働きがあり、腎臓まで運んで外に排出する効果があります。高血圧の予防だけでなく、むくみの解消にも効果的なので、気になるなら食べてみましょう。

ストロベリーグアバは、香りや味わいの点から、お菓子作りなどに使われることが多いようです。自宅で植樹したときも育てば旬の時期にたくさん果実が収穫できるため、ぜひ挑戦してみてください。

ストロベリーグアバは、そのまま食べても違和感がなく美味しいと言われています。食べ方は半分に割り、中をスプーンで出して食べる方法です。本来なら皮も食べられるようですが、えぐみを感じる人もいるようです。ストロベリーグアバは足が早く傷みやすいたため、旬の季節ならではの食べ方と言えるでしょう。

ストロベリーグアバの最もポピュラーな食べ方で、バナナを使うことでまろやかさも加わり、フルーティーな味わいを感じられます。ストロベリーグアバの種は固く口当たりも悪くなるため、飲む前に必ず濾すようにしてください。

ストロベリーグアバがたくさん手に入ったら、ジュースやジャムを作ってケーキを作るのもよいでしょう。甘酸っぱくイチゴのようなフルーティーな香りが立ち、美味しく食べられます。ホットケーキミックスで作るケーキのため、初心者でも簡単に作れるのが嬉しい点です。

甘さの中に酸味のある赤い実をつけるストロベリーグアバは、日本人にも受け入れられやすい果実と言えそうです。侵略的外来種と言われていながらも、植えているときの華やかさから果実の美味しさまで、さまざまに楽しませてくれるストロベリーグアバをぜひ食べてみてください。

（＊グァバについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください）