生もずくの食べ方は?パック・スーパーのおすすめは?沖縄風のレシピも紹介!
生もずくの食べ方を知っていますか?下処理や調理次第で、美味しく食べられます。今回は、<そのまま・加熱>など生もずく・生もずくパックの食べ方のおすすめを9選を紹介します。生もずくの下処理や、冷凍保存の方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- 生もずくの食べ方は?
- 生もずくの下処理は?そもそも必要?
- 生もずくの下処理は軽く洗うだけでOK
- 生もずくの磯臭さが気になる場合は湯通ししよう
- 生もずくの食べ方は?【そのまま】
- 生もずくはそのまま食べても美味しい
- 生もずくの食べ方3選!【酢の物】
- ①生もずくとわかめときゅうりの酢の物
- ②生もずくとタコの酢の物
- ③生もずくの酢の物
- 生もずくの食べ方3選!【汁物】
- ①生もずくと厚揚げの味噌汁
- ②生もずくとオクラの和風スープ
- ③生もずくのかきたまスープ
- 生もずくの食べ方3選!【加熱】
- ①生もずくの天ぷら
- ②生もずくと桜えびのチヂミ
- ③生もずくのチャンプルー
- 生もずくの保存方法は?冷凍OK?
- 生もずくの保存方法【冷蔵】
- 生もずくの保存方法【冷凍】
- 生もずくの食べ方を知ろう
生もずくの食べ方は?
生もずくとは、加熱されていない生のもずくのことを指します。日本では、生もずくの大半が沖縄県で収穫されており、茶色い見た目をしています。生もずくはどのように調理すれば、美味しく食べられるのでしょうか。この記事では、生もずくの下処理や食べ方、保存方法について紹介します。
(*生もずくについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
生もずくの下処理は?そもそも必要?
生もずくは、そもそも下処理が必須の食材なのでしょうか。ここでは生もずくの下処理が必要かどうかや、具体的な下処理の方法について紹介するので、生もずくを料理に使う時の参考にしてください。
生もずくの下処理は軽く洗うだけでOK
生もずくの下処理は、使う量をザルに入れて、流水で30秒程度軽く洗う程度で問題ありません。洗った後は、しっかりと水気を切ってから料理に使ってください。
生もずくの海水塩分の含有量は3~4%程度のため、塩抜きなどの下処理は不要です。しかし海で収穫されているので、土や砂などの汚れを落とすために洗う必要があります。この際、水に漬けると食感や風味が損なわれ、洗いすぎると旨味や栄養素が流出してしまうため、水に漬けずにしっかり洗わないように注意してください。
生もずくの磯臭さが気になる場合は湯通ししよう
生もずくが磯臭いと感じたら、以下の手順で湯通ししてください。
1.ザルに生もずくを入れる
2.ザルに熱湯をかけて完了
上記のほか、熱湯を沸かした鍋に生もずくをくぐらせる方法もあります。この際、生もずくを茹ですぎると食感や風味・栄養が損なわれるため、注意してください。
生もずくは塩蔵もずくよりも磯の香りが強い海藻のため、湯通しすると磯臭さが和らぎ美味しく食べられます。鮮度がよい生もずくを湯通しすると、茶色から鮮明な緑色へと変色して、見栄えがよくなる点もメリットのひとつです。
生もずくの食べ方は?【そのまま】
生もずくを入手したら、料理に使わずにまずはそのまま味わってみたいところです。ここでは、生もずくをそのまま食べる時のおすすめの食べ方について紹介します。
生もずくはそのまま食べても美味しい
生もずくは、何もつけずにそのまま食べても美味しいですが、以下のような調味料につける食べ方もおすすめです。
・ポン酢
・和風ドレッシング
・めんつゆ
生もずくをそのまま食べると、特有の磯の香りとともにとろみやシャキシャキとした食感を感じられ、素材の味わいを堪能できます。塩抜きする工程で柔らかくなる塩蔵のもずくと比べて、塩抜きが不要な生もずくはコシのある食感が楽しめます。洗った生もずくを生野菜とともに皿に盛りつけ、ドレッシングをかけてサラダ感覚で食べるのもおすすめです。
磯の香りがする生もずくは、和風ドレッシングやめんつゆのような、出汁が使われているタレとの相性が良いです。爽やかな味わいに仕上げたい時は、生もずくにポン酢をかけて食べてみてください。沖縄県では、生もずくにめんつゆとごま油をかけて食べるのが人気のようです。
生もずくの食べ方3選!【酢の物】
生もずく料理のなかでも特に人気なのが、酢の物にする食べ方です。ここでは、生もずくを酢の物にするときの食べ方を、レシピとともに紹介します。
①生もずくとわかめときゅうりの酢の物
水で戻したわかめと生もずくと加熱したえのきを調味料で和えた、酢の物のレシピです。酢の物の味付けに使う酢と砂糖を、レモン汁とエリスリトールで代用することで、糖質を押さえることができます。
②生もずくとタコの酢の物
生もずくが入った酢の物の具材にタコを加えると、食感のアクセントになるうえに食べ応えがあるおかずになります。塩もみしたきゅうりと水洗いした生もずくは、しっかり水分を切ってから調味料で和えてください。
③生もずくの酢の物
味付けなしの生もずくのパックを使い、自分で合わせ調味料と混ぜるレシピです。きゅうりや千切りにした生姜を加えると、風味や食感がいっそうよくなります。スーパーでよく売られている、もずく酢パックを使っても作れます。
生もずくの食べ方3選!【汁物】
生もずくを汁物に加えると、磯の香りが引き立ち美味しく食べられます。ここでは、生もずくを使った汁物のレシピを紹介するので、献立に取り入れてみてください。
①生もずくと厚揚げの味噌汁
磯の香りが特徴的な生もずくは、出汁が効いた味噌汁との相性が良い食材です。厚揚げや生もずくは長時間煮込むと風味や食感が悪くなるので、短時間で仕上げてください。厚揚げは、なめらかな食感の絹を使うのがおすすめです。
②生もずくとオクラの和風スープ
食欲が沸かない時には、生もずくとオクラを使った喉越しが良いスープがおすすめです。オクラを加えることでスープにとろみがつき、食べやすくなります。体を温める作用をもつ生姜を使うため、寒い冬の季節にも最適なスープです。
③生もずくのかきたまスープ
生もずくとかにかまと卵を使った、彩の良いスープのレシピです。生もずくが長い時は、食べやすい幅に切って使ってください。味付けは白だしのみですが、生もずくの磯の風味が引き立ち美味しく仕上がります。
生もずくの食べ方3選!【加熱】
生もずくは生のままで食べるイメージがありますが、揚げたり炒めたりしても美味しく仕上がります。ここでは、生もずくを加熱したおすすめの食べ方を3つ紹介します。
①生もずくの天ぷら
生もずくと玉ねぎ、紅ショウガに衣をつけて揚げた、天ぷらのレシピです。生もずくを天ぷらにすると、特有の磯の香りや食感、粘り気が活かされて絶品になります。塩またはウスターソースをつけて食べるのがおすすめです。
②生もずくと桜えびのチヂミ
生もずくと桜エビ・ニラを米粉入りの卵液に絡めて焼くと、美味しいチヂミが作れます。具材は、あらかじめ食べやすい大きさに切っておいてください。そのままでも美味しく食べられますが、醤油や黒酢・ラー油などを合わせたタレに付けて食べてもよいでしょう。
③生もずくのチャンプルー
沖縄県では、生もずくを使ったチャンプルーも有名です。生もずくを炒め過ぎると食感が悪くなるので、他の具材に火が通った後に投入し、手早く炒め合わせて仕上げましょう。かつお節や小口ネギをトッピングすると、彩が良いおかずになります。
生もずくの保存方法は?冷凍OK?
生もずくは塩分の含有量が少なく傷みやすい食材なので、正しく保存しないと腐る可能性があります。ここでは、生もずくの正しい保存方法を紹介します。
生もずくの保存方法【冷蔵】
傷みやすい生もずくは、常温保存せずに冷蔵または冷凍で保存してください。冷蔵での生もずくの保存方法は、以下の通りです。
1.密閉容器に生もずくを入れる
2.冷蔵庫で保存する
生もずくの冷蔵での保存期間は、2週間~1か月程度です。ただし、生もずくの商品によって賞味期限が1週間や20日間などと異なるため、パッケージの表示を必ず確認してください。生もずくを密閉容器に入れる時は、劣化を防ぐために空気に触れないようにすることがポイントです。
生もずくの保存方法【冷凍】
生もずくを冷凍する場合は、以下の手順で行います。
1.生もずくを小分けにしてラップに包む
2.冷凍可能な密閉式の袋に入れて冷凍庫で保存する
生もずくを冷凍すると、2~3か月ほど保存することが可能です。生もずくは冷凍しても風味や味わいが変わらないので、冷凍に適した食材です。生もずくをそのまま冷凍するほか、酢や調味料で味付けしてから、密閉式の袋に入れて保存してもよいでしょう。冷凍した生もずくを調理する際は、冷蔵庫に移して自然解凍するか、流水解凍してください。
生もずくの食べ方を知ろう
生もずくは、上品な磯の香りや独特の食感が特徴的な海藻類です。生もずくは湯通しなどの下ごしらえは要らず、軽く洗う程度でそのまま食べることができますが、スープや天ぷらなどの食べ方もおすすめです。美味しい生もずくの食べ方を知って、一度味わってみてください。