生もずくとは?下処理は必要?保存法・賞味期限や美味しい食べ方・レシピを紹介!

生もずくを知っていますか?もずくと違い〈加熱・湯通し〉など下処理がいらずそのまま食べられます。今回は、生もずくの特徴・利点や洗い方に加え、保存方法・賞味期限や腐るとどうなるのかも紹介します。生もずくの美味しい食べ方・レシピやどこで買えるのかも紹介するので参考にしてみてくださいね。

(このページにはPRリンクが含まれています)

目次

  1. 生もずくとは?普通のもずくと違う?
  2. 生もずくは味付け・加工がされていない「もずく」
  3. 生もずくと塩蔵もずくとの違い・利点
  4. 生もずくの下処理は?洗う?加熱すべき?
  5. 生もずくは軽く洗えばそのまま食べれる
  6. 生もずくの匂いが気になる場合は軽く湯通ししよう
  7. 生もずくの保存方法・賞味期限は?常温でOK?
  8. 生もずくは冷凍で長期保存ができる
  9. ちなみに生もずくが腐るとどうなる?
  10. 生もずくの美味しい食べ方・レシピは?
  11. ①生もずくの天ぷら
  12. ②生もずくとトマトのスープ
  13. ③生もずくとあさりのリゾット風
  14. 生もずくはどこで買える?
  15. 生もずくは通販がおすすめ!
  16. 生もずくを食べてみよう

生もずくとは?普通のもずくと違う?

もずくは生産量の90%以上が沖縄産の海藻の一種で、酢の物として食卓にのぼることが多い食べ物です。もずくには、生もずく・もずく酢・塩蔵もずくなどの種類があります。その中でも生もずくは、その他のもずくとは何が違うのかについて紹介します。

生もずくは味付け・加工がされていない「もずく」

生もずくとは調味料で味付けをしたり、塩漬けや乾燥などの加工されていない採れたままのもずくのことを言います。一部の生もずくの中には、鮮度を保つために一度冷凍し、解凍したものも含まれます。生もずくは外見が茶色っぽい色をしていますが、湯がくと緑色に変わるのが特徴です。

生もずくは味付けされていないので、もずくそのものの味わいを楽しめます。海藻特有の磯の香りと歯ごたえのある食感が美味しく、表面にはぬめりがあるのでとろみも味わえます。

生もずくと塩蔵もずくとの違い・利点

もずくには多くの栄養素が含まれていますが、特筆すべきものは下記のようなものがあります。

・フコダイン
・アルギン酸
・ミネラル


フコダインやアルギン酸はもずくの表面にあるぬめり成分で、食物繊維の一種です。これには免疫力のアップやコレストロール値の低下、肌や髪の保湿力を高めるなどの効果効能があります。また、もずくには他にも多くのミネラル成分を含みますが、特に鉄分は多く含まれるため、貧血の予防にも効果的です。

一方、塩蔵もずくは保存性をよくするためにもずくを塩漬けしたもののことで、そのまま食べることはできないので塩抜きの必要があります。しかし塩抜きをすることによって、上記のようなもずくの栄養分や、旨み成分のアミノ酸などが4割も流失するといわれています。その点、生もずくは塩抜きの必要がないため、栄養分や旨みが流失することはありません。

(*もずくの栄養について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

もずくの栄養素と効能は?酢と一緒で効果UP?食べ過ぎが危険・体に悪い理由などデメリットも紹介!

生もずくの下処理は?洗う?加熱すべき?

塩蔵もずくは塩抜きをしてから食べますが、生もずくの場合はそのまま食べられるのかについて疑問に思うかもしれません。ここでは、生もずくは洗ったり、加熱したりなど、下処理が必要なのかどうかを紹介します。また下処理が必要な場合は、その方法についても紹介します。

生もずくは軽く洗えばそのまま食べれる

塩蔵もずくは塩漬けにされているため、塩分が20~25%含まれますが、生もずくには海水による塩分が3~4%ほどしか含まれていません。そのため塩蔵もずくのように、塩抜きする必要はありません。そのまま食べることも可能ですが、塩分や汚れ・砂などが気になる場合は、軽く洗い流しましょう。

洗い方は食べる分だけをザルに入れて、30秒ほど流水で洗うだけです。水をよく切ったら、好みの味付けしてそのまま食べたり、料理の材料としてスープにしたり天ぷらにして食べます。

生もずくの匂いが気になる場合は軽く湯通ししよう

生もずくを湯通しする場合のポイントは下記の通りですので参考にしてください。

・食べる分だけザルに入れて熱湯にサッとくぐらせるか、上から熱湯をかける
・その後、氷水に入れて冷やす
・水をしっかり切る


生もずくは海藻なので、塩抜きをしても磯臭いなどの匂いが気になる場合は、軽く湯通ししましょう。このひと手間を加えることで、匂いが軽減し、美味しいもずく料理を食べられます。しかし生もずくは加熱してしまうと、もずく特有の食感や豊富な栄養成分がなくなってしまうので、湯通し程度にしておきましょう。

新鮮な生もずくの場合は、湯通しすることで色が鮮やかな緑に変わるので、見た目もきれいになります。

生もずくの保存方法・賞味期限は?常温でOK?

生もずくは加工されていないため、塩蔵もずくやもずく酢に比べ、傷みやすい食べ物です。なるべく早めに食べることをおすすめしますが、すぐに食べられない場合は保存することになります。そこで生もずくの正しい保存方法や、賞味期限についてなどについて紹介しましょう。

生もずくは冷凍で長期保存ができる

生もずくの賞味期限は、保存方法によってかなりの差がありますので、以下の目安を参考にしてください。

・常温保存の場合は1日〜2日
・冷蔵保存の場合は2週間~1ヶ月
・冷凍保存の場合は180日


生もずくは常温で保存することも可能ですが、賞味期限は夏場なら1日、冬場で2日程度と短く、あまりおすすめできる保存方法ではありません。消費するのにこれ以上時間がかかる場合は、冷蔵もしくは冷凍で保存しましょう。生もずくの封を切らずに冷蔵で保存した場合の賞味期限は、2週間~1ヶ月ですが、開封した場合はなるべく早めに使い切りましょう。

開封後は、空気になるべく触れないように密封できる容器に入れてから保存してください。また、生もずくは冷凍しても風味や味がほとんど変わらない食べ物です。そのため、再冷凍することもできます。冷凍保存する場合は、小分けしてから密封できる袋に入れて、なるべく空気を抜いてから冷凍してください。味付けをしてから、冷凍する方法もあります。

関連する記事