デコポンの保存方法は?冷蔵庫・常温はNG?熟成方法も紹介!

デコポンの保存方法を知っていますか?保存できる期間は何日なのかも気になります。今回は、デコポンの保存方法を、〈長期保存・冷蔵庫・常温〉別に紹介します。保存して酸っぱいデコポンの熟成方法や、食べきれない場合の大量消費レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

(このページにはPRリンクが含まれています)

目次

  1. デコポンの保存方法・期間は?
  2. デコポンは【常温】で1週間程度保存できる
  3. デコポンは【冷蔵庫】で1~2週間程度保存できる
  4. デコポンは【冷凍】で1ヶ月程度保存できる
  5. デコポンを長期保存するコツは?
  6. ①デコポンの保存場所は5℃以上10℃以下を保つ
  7. ②食べかけのデコポンはラップで包んで冷蔵する
  8. ③新鮮なデコポンを選ぶ
  9. 保存したデコポンは腐るとどうなる?
  10. ①見た目
  11. ②臭い
  12. ③味
  13. 保存したデコポンが酸っぱい場合は食べるのはNG?
  14. 保存した酸っぱいデコポンは食べられるが追熟でより美味くなる
  15. デコポンの保存方法を把握しよう

デコポンの保存方法・期間は?

デコポンの保存方法にはどのような方法があるのか、保存できる期間はどのくらいなのかも気になります。今回はデコポンの保存方法・期間について、常温・冷蔵・冷凍に分けてそれぞれ詳しく紹介します。

デコポンは【常温】で1週間程度保存できる

常温でのデコポンの保存方法・手順は、以下の通りです。

1.デコポンを新聞紙で包む
2.直射日光を避けて涼しい場所で保存する


デコポンは常温での保存も可能で、湿気をとるために新聞紙で包んで冷暗所で保存するのがおすすめです。デコポンを常温保存できる時期は地域により違いがありますが、3月下旬〜4月初旬くらいまでといわれています。4月の下旬頃には室温が高くなってくるため、冷蔵庫での保存がおすすめです。

デコポンは【冷蔵庫】で1~2週間程度保存できる

以下に冷蔵でのデコポンの保存方法・手順を紹介するので、参考にしてください。

1.デコポンを保存袋に入れる
2.冷蔵庫の野菜室で保存する


冷蔵庫の冷蔵室の温度はデコポンには低すぎて傷みが早くなるため、野菜室で保存するようにしましょう。冷蔵庫でのデコポンの保存期間は、1~2週間くらいが目安です。デコポンを冷蔵庫で保存することで、カビの発生を抑えることが可能です。

冷蔵庫内は乾燥しやすく、デコポンの水分が失われると味も鮮度も低下するおそれがあります。冷蔵保存の際にはデコポンをビニール袋で包んで、乾燥を防ぐようにしましょう。

デコポンは【冷凍】で1ヶ月程度保存できる

デコポンの冷凍の保存方法・手順について紹介します。

1.デコポンの突起部分をカットする
2.皮を剥く
3.食べやすい大きさに切る
4.冷凍保存袋に入れる


デコポンを長期保存する場合は冷凍保存するのがおすすめで、冷凍では1ヵ月くらいの保存が可能です。デコポンを薄皮のみの状態にして1粒ずつに分け、実が重ならないように冷凍保存袋に入れましょう。

冷凍したデコポンはシャーベット状になり、爽やかな美味しさを味わえます。食べきれない際は早めに冷凍しておくと、少しずつ食べたりスムージーなどを作ったりと便利に活用できます。

デコポンを長期保存するコツは?

デコポンを長期で保存するには、どんなコツがあるでしょうか。ここからはデコポンの長期保存について、保存方法のコツを紹介します。長期保存に向いているデコポンの選び方についても紹介するので、参考にしてみてください。

①デコポンの保存場所は5℃以上10℃以下を保つ

デコポンを保存するには、5~8℃の涼しい場所が好ましいです。5℃以上10℃以下を保てる冷蔵庫の野菜室を保存場所にすると日持ちしやすくおすすめです。5℃以下の場所で保存すると、低温障害を起こす可能性があるので注意しましょう。なおデコポンをより長く日持ちさせたい場合は、冷凍庫で保存することをおすすめします。

②食べかけのデコポンはラップで包んで冷蔵する

食べかけのデコポンはラップに包んで冷蔵保存しましょう。外側の皮を剥いた後のデコポンは、より水分が失われやすい状態です。ラップをせずそのまま放置してしまうと、薄皮や実が乾燥してしまいます。また、長く日持ちさせるために冷蔵庫で保存することも大切です。

③新鮮なデコポンを選ぶ

新鮮なデコポンには、以下のような特徴があります。

・皮のオレンジ色が濃い
・皮にハリとツヤがある
・ずっしりとした重みがある


上記のような特徴に着目することで、長く保存が効く新鮮なデコポンを選ぶことが出来ます。また皮の色にムラやシワがないのもポイントで、手で持ったときにずっしりとした重量感のあるデコポンを選ぶようにしましょう。

保存したデコポンは腐るとどうなる?

保存したデコポンが腐ってしまった場合は、どんな状態になるのでしょうか。ここではデコポンが腐ったときの見た目や臭いについて詳しく紹介します。腐ったデコポンを食べた際の味の特徴も説明するので、参考にしてください。

①見た目

出典: @LK5Ct2rGCU1wful

腐っているデコポンの見た目には、以下のような特徴があります。

・皮が乾燥している
・皮が柔らかくて水っぽくなっている
・カビが生えている


腐ったデコポンには、白や緑色をしたカビが生えることがあります。デコポンの一部分だけでもカビが発生した場合は、食べずに処分してください。外皮が乾燥している時も、中の実が腐っていることがあります。また、外皮が水っぽくなって溶けているものも実が傷んでいる可能性があるので注意しましょう。

②臭い

デコポンから以下のような臭いがする場合は、腐っている可能性があります。

・カビくさい臭い
・ツンとした鼻を刺す臭い
・普段と違った臭い

腐っているデコポンは、果肉から水分が出てくるなどして異臭を放つようになります。カビのような臭いや鼻を刺すような刺激臭、いつもと違う臭いがする場合などは実が腐っている可能性が高いので、食べないようにしましょう。

③味

腐っているデコポンの味の特徴は、以下の通りです。

・酸味が増している
・苦味がある
・変な味がする


デコポンから上記のような違和感のある味がする場合は、腐っている可能性があります。腐ったデコポンを食べてしまうと下痢や吐き気などの食中毒の症状が出たり、アレルギー症状が出たりすることがあるので、食べないようにしてください。

保存したデコポンが酸っぱい場合は食べるのはNG?

保存したデコポンの味が酸っぱい場合は、食べて良いものなのでしょうか。保存した酸っぱいデコポンが食べられるかどうかについて、美味しく食べられる方法とともに紹介するので参考にしてください。

保存した酸っぱいデコポンは食べられるが追熟でより美味くなる

酸っぱいデコポンを追熟する方法・手順は、以下の通りです。

1.デコポンを新聞紙に包む
2.冷暗所に置く

1週間から10日くらい寝かせることで、酸っぱいデコポンを追熟させることが出来ます。置き場所は風通しの良い所を選んで、デコポンの余分な水分を飛ばすようにしましょう。リンゴと一緒に寝かせるのもおすすめで、リンゴから出るエチレンガスのはたらきを受けて追熟が促進されます。

時短で追熟したい場合はデコポンを皮の上から揉んだり、電子レンジで30秒くらい加熱するという方法もあります。デコポンを揉む場合は適度な刺激を与えるのがポイントです。電子レンジで加熱したデコポンは冷まして食べるようにしましょう。

デコポンの保存方法を把握しよう

デコポンは常温での保存も可能ですが、冷蔵保存するとより日持ちしやすくなります。さらに長期で保存したい場合は冷凍がおすすめで、常温・冷蔵・冷凍それぞれに適切な保存方法や期間があります。デコポンの保存方法を把握したり追熟の方法を参考にしたりして、デコポンを美味しく食べてみてください。

関連する記事