トマトは何群?6つの食品群や三色食品群・五大栄養素別に分類!

トマトが何群に分類されるか知っていますか?今回は、トマト・ミニトマトは何群に分類されるかを、〈6つの基礎食品群・3色食品群・5大栄養素〉別に紹介します。〈玉ねぎ・にんじん・キャベツ・きゅうり〉などの食品が何群かも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. トマトは何群?食品群別に紹介!
  2. トマトは3群【6つの食品群の場合】
  3. トマトが6つの食品群だと3群の理由
  4. トマト以外の6つの食品群の3群の食品
  5. トマトは緑色【3色食品群の場合】
  6. トマトが3色食品群だと緑色の理由
  7. トマト以外の3色食品群の緑色の食品
  8. トマトはビタミン【5大栄養素の場合】
  9. トマトの5大栄養素の含有量
  10. トマト以外の5大栄養素のビタミンの食品
  11. トマトとよく一緒に使われるその他の食品は何群?
  12. ①玉ねぎ
  13. ②にんじん
  14. ③キャベツ
  15. ④きゅうり
  16. トマトは何群か知ろう

トマトは何群?食品群別に紹介!

甘くてさっぱりとした味わいを楽しめるトマトは、生・炒め物・汁物など様々な料理に使える便利な食材です。ここではトマトが食品群の中の何群に含まれるのか、6つの食品群と3色食品群に分けて紹介します。また、5大栄養素ではどこに分類されるのかなども紹介するので、参考にしてください。

トマトは3群【6つの食品群の場合】

ここでは、6つの食品群の中でトマトは何群に分類されるのかを説明します。またトマトと同じ分類の食品も併せて紹介するので、食材選びなどの参考にしましょう。

トマトが6つの食品群だと3群の理由

トマトは6つの食品群の中でも、3群に分類される食品です。3群と4群の食品はビタミンや食物繊維を含み、主に体の調子を整えます。トマトなどカロテンの多い緑黄色野菜は3群に分類され、体内でビタミンAに変わることで目・皮膚・粘膜の健康を保つ働きが期待できます。

トマト以外の6つの食品群の3群の食品

トマト以外に6つの食品群の3群に分類されるのは、以下のような食品があります。

・ほうれん草
・人参
・ブロッコリー
・かぼちゃ
・ピーマン


トマトをはじめとする緑黄色野菜は全て3群に分類され、その他の野菜や果物は4群になります。3群の食品に含まれる食物繊維には、腸の動きを整える働きがあります。なお4群に分類される食品は、ビタミンCを多く含むのが特徴です。

トマトは緑色【3色食品群の場合】

3色食品群とは栄養素や働きの特徴によって、食品を赤色・黄色・緑色に分類したものを指します。ここでは、トマトが3色食品群の中で何色に分類されるのかを説明します。

トマトが3色食品群だと緑色の理由

3色食品群の中でも、体の調子を整える働きがある栄養素を含む食品は、緑色に分類されます。そのため、ビタミンやミネラルを豊富に含むトマトは、緑色の食品です。なお、赤色は体の元となる肉や魚、黄色はエネルギー源になる米やパンが該当します。

トマト以外の3色食品群の緑色の食品

トマト以外に3食品群の緑色に分類されるのは、以下のような食品があります。

・キャベツ
・大根
・しいたけ
・りんご
・みかん


トマト以外の野菜・果物・キノコ類など、体の調子を整える働きがあるビタミンやミネラルを含む食品が、3色食品群の緑色に分類されています。中でもキャベツ・大根・みかんはビタミンCが豊富で、肌の健康を保ちます。またしいたけは脳神経の発達を促進するビタミンD、りんごは活性酸素から守るビタミンEが豊富です。

トマトはビタミン【5大栄養素の場合】

5大栄養素と呼ばれる炭水化物・脂質・たんぱく質・ビタミン・ミネラルは、バランスよく摂取することで生活習慣病などを防ぎます。ここではトマトやミニトマトに含まれる5第栄養素の量や、同じビタミンに分類される食品を紹介します。

トマトの5大栄養素の含有量

食品名 トマト ミニトマト
タンパク質 0.7g 1.1g
脂質 0.1g 0.1g
炭水化物 4.7g 7.2g
ビタミンC 15mg 32mg
ミネラル 0.5g 0.6g

※含有量は日本食品標準成分表を参照しています。(※1)

上記の5大栄養素の含有量表は、トマトまたはミニトマト100gあたりの数値が記載されています。ビタミンを豊富に含むトマトは特に水溶性ビタミンのビタミンCが多く、日焼け防止・抵抗力強化・コラーゲン生成などの作用があります。また、トマトと比較すると、ミニトマトの方がより多くの栄養素を摂取可能です。

トマト以外の5大栄養素のビタミンの食品

5大栄養素の中でビタミンに分類される食品は、トマト以外に以下のようなものがあります。

・秋刀魚
・鯖
・にんじん
・いちご
・キウイフルーツ


野菜や果物などはビタミンを多く含む食品のため、トマトと同様に5大栄養素のビタミンの分類です。また、魚介類の秋刀魚や鯖には貧血防止に効果のあるビタミンAや、骨や歯を丈夫にするビタミンDが豊富に含まれます。水溶性と脂質性にわけられるビタミンは体内ではほとんど生成できないため、食品から摂取する必要があります。

トマトとよく一緒に使われるその他の食品は何群?

トマトは食品群の中で3群・緑色・ビタミンに分類される食品ですが、その他の野菜は食品群の何群に属するのでしょうか。ここでは、トマトと一緒に使用されることの多い食品が何群に分類されるのかを説明します。

①玉ねぎ

炒め物やスープなど幅広い料理に使用できる便利な玉ねぎは、以下の食品群に分けられています。

・6つの食品群の場合:4群
・3色食品群の場合:緑色
・5大栄養素の場合:ビタミン

ビタミンが豊富で緑黄色野菜ではない玉ねぎは4群に分類され、主にビタミンB1とビタミンB6が含まれています。ビタミンB1は、皮膚や粘膜の健康を保つのに必要不可欠な栄養素です。また、ビタミンB6は神経伝達物質の代謝が行われるときの補酵素として働きます。

②にんじん

甘味があり子供でも食べやすい野菜のにんじんは、以下の食品群に属しています。

・6つの食品群の場合:3群
・3色食品群の場合:緑色
・5大栄養素の場合:ビタミン

人参は全て、トマトと同様の食品群に分けられる食品です。特にビタミンCの含有量が豊富でコラーゲンの生成や美白に効果があるので、美容を気にしている人におすすめの野菜です。ビタミンCは体内での生成ができないので、積極的に食品から摂取しましょう。

③キャベツ

生のままや加熱調理をしたものなど、さまざまな食べ方のできるキャベツは以下の食品群に分けられています。

・6つの食品群の場合:4群
・3色食品群の場合:緑色
・5大栄養素の場合:ビタミン


キャベツは100gあたりビタミンCが41mg含まれており、この数値はトマトやミニトマトよりも上回っています。ビタミンCが不足すると、皮膚の乾燥・疲労・倦怠感などの症状を引き起こす可能性があるので、キャベツやトマトなどのビタミンCを多く含む食品を意識して摂取しましょう。

④きゅうり

サラダや漬物など生で食べることの多いきゅうりは、以下の食品群に分類されています。

・6つの食品群の場合:4群
・3色食品群の場合:緑色
・5大栄養素の場合:ビタミン


4群に分けられるきゅうりはトマトと同様に、緑色のビタミンに属します。きゅうりは、油に溶けやすい脂質性ビタミンのビタミンKを含んでいます。ビタミンKは腸内細菌の働きによって作られる栄養素ですが、きゅうりなどの食品からも摂取可能です。ケガの際の血液凝固や骨を丈夫にする働きが期待できます。

トマトは何群か知ろう

食品を栄養素ごとに6つに分類した6つの食品群の中で、緑黄色野菜のトマトは3群に属しています。また体の調子を整える成分を持つトマトは、3色食品群の緑色、5大栄養素のビタミンに分けられます。今回紹介したトマトの食品群を参考に、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。

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