ミルメークが給食に出た年代・地域は?神奈川/東京?今は出ない?

ミルメークが給食に出された年代・地域を知っていますか?いつからでしょうか?今回は、ミルメークが給食に出された年代や〈神奈川・東京・大阪〉などの地域を紹介します。ミルメークが給食に出された理由や、今も出されているかも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. ミルメークが給食に出された年代は?地域によっても変わる?
  2. ミルメークが給食に出された年代は?いつから?
  3. ミルメークの顆粒・粉末タイプは1967年に誕生して以降給食に出された
  4. ミルメークの液体タイプは1978年に誕生して以降給食に出された
  5. ミルメークは給食に今でも出されている
  6. ミルメークが給食に出された地域は?
  7. ミルメークが給食に出されたという意見が多い県
  8. ミルメークが給食に出されなかったという意見が多い県
  9. ミルメークが給食に出された理由は?
  10. 給食の脱脂粉乳が牛乳へ変更される際に不足する栄養素を補完するため
  11. ミルメークが給食に出された年代・地域を知ろう

ミルメークが給食に出された年代は?地域によっても変わる?

ミルメークは牛乳に混ぜるだけで味がつけられる、牛乳用の粉末調味料です。給食でも出されていたことがあり子供たちの間で人気が高いですが、実際にミルメークが学校の給食で出されていたのはどの世代の人でしょうか。また、給食に出たかどうかは地域によって違いもあるようです。今回は、ミルメークが給食に出た年代や地域などを詳しく紹介します。

ミルメークが給食に出された年代は?いつから?

学校給食で子供たちからの人気を集めたミルメークは、いつ頃から給食に出るようになったのでしょうか。ここではミルメークが給食に出された年代について解説します。

ミルメークの顆粒・粉末タイプは1967年に誕生して以降給食に出された

顆粒・粉末タイプのミルメークは、大島食品工業株式会社から1967年に販売が開始され、学校給食で出されるようになりました。牛乳が嫌いな子でも美味しく飲めるようにと開発された商品で、粉末を牛乳に入れて混ぜるだけで美味しくなるので、子供たちの間で人気が広がりました。

ミルメークの液体タイプは1978年に誕生して以降給食に出された

液体タイプのミルメークは、1978年に誕生して学校給食でも出されるようになりました。これは学校の給食に出る牛乳が、瓶牛乳からパック牛乳に変わる学校が増えたためです。パック牛乳のストロー口から差し込むことのできる、チューブ型をした液体タイプのミルメークが開発され、こちらも学校給食に多く出され子供たちから人気になりました。

ミルメークは給食に今でも出されている

ミルメークは、1967年に発売されてから50年以上が経った現在でも、学校の給食に出されています。現在は瓶牛乳を出す学校は少なく、全国でも8割を超える学校がパック牛乳なので、粉末ではなくチューブ型の液体タイプのミルメークを見かけることが多くなっています。

ミルメークが給食に出された地域は?

ミルメークは、その認知度や給食で出る頻度について、地域によって差があるようです。ミルメークがよく給食に出された地域は、どの辺りなのでしょうか。ここでは、ミルメークがよく給食に出ていた地域と、給食に出なかった地域をそれぞれ紹介します。

ミルメークが給食に出されたという意見が多い県

ミルメークが給食に出されたという意見が多い県は、以下のとおりです。


・秋田県
・山形県
・栃木県
・群馬県
・長野県
・福井県
・静岡県
・滋賀県
・鳥取県
・山口県
・愛媛県
・熊本県
・大分県


東北地方では秋田県や山形県の地域の人の90%が、ミルメークは給食に出ていたとの意見でした。関東甲信越地方では、栃木県や群馬県などでミルメークがよく給食に出ていたとの意見が比較的多く、全国的に見てもミルメークが給食で良く出された地域のようです。

中部近畿地方では、福井県でミルメークの登場率が高かったとのことです。全国的に見ると近畿を過ぎて日本の南側に行くにつれて、学校給食でミルメークを採用することが多い傾向があり、よく給食で出されていたという意見が多く聞かれました。

ミルメークが給食に出されなかったという意見が多い県

一方、ミルメークが給食に出されなかったという意見が多い県は、以下のとおりです。

・北海道
・東京都
・埼玉県
・神奈川県
・愛知県
・大阪府
・京都府
・和歌山県
・香川県
・広島県
・鹿児島県
・長崎県
・沖縄県


北海道ではミルメークの認知度はとても低く、給食にはほとんど出なかった地域です。また東京都、神奈川県、大阪などの都市も、ミルメークが頻繁に給食で出た地域でないため、給食に出されなかったという意見が見受けられました。全国的に見ると、関西地域は他の地域に比べて、ミルメークが給食に出ることが少なく認知度も低いようです。

愛知県も給食に出なかったとの意見が多いのですが、実はミルメークを販売する大島食品工業株式会社の本社は名古屋市にあります。ただし、名古屋市では2019年頃まではミルメークが給食で採用されていなかったため、給食に出なかったという意見が多いようです。

同じ県内でも市によっては給食に出なかった場合もあり、ミルメークの認知度や給食に出た頻度は、地域差がとても大きいことが特徴のように感じられます。

ミルメークが給食に出された理由は?

現在も学校給食で子供たちに親しまれているミルメークですが、元々はどんな理由で給食に採用されるようになったのでしょうか。ここでは、ミルメークが給食に出されるようになった理由を紹介します。

給食の脱脂粉乳が牛乳へ変更される際に不足する栄養素を補完するため

学校給食で出される飲み物が脱脂粉乳から牛乳へ変わった際に、カルシウムやビタミンなどの不足する栄養を補うことが目的で開発されたのがミルメークです。栃木県の学校給食会が、子供たちの栄養を補う良いものを作ってほしいと、大島食品工業株式会社に依頼したのが開発のきっかけでした。

1958年頃に、それまで学校給食で出されていた脱脂粉乳が国産牛乳へと変わり始めたのですが、カルシウムやビタミンなどの栄養価は脱脂粉乳の方が優れていました。その不足する栄養をミルメークが補うとともに、牛乳が嫌いな子でも飲みやすくなったので、ミルメークは子供たちの間でとても人気が高まったようです。

ミルメークが給食に出された年代・地域を知ろう

ミルメークは1967年に学校給食に登場して、現在でも全国の小学校の給食で出されています。過去に給食で出された地域は市によっても違いがあり差が大きいのですが、北海道と関西地方以外は出される小学校も多かったようです。粉末タイプと液体タイプがあり、スーパーや100円均一でも購入できるので、ぜひ昔懐かしいミルメークを楽しんでみてください。

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