にんにくはカビても食べられる?白・黒・緑など種類別の見分け方・対処法を解説!
【野菜ソムリエ監修】にんにくにカビが生えていたことはありますか?カビが生えても食べられるのでしょうか?今回は、、カビができる原因や〈白・黒・緑〉などにんにくのカビの種類や見分け方を画像と共に紹介します。カビが生えた時の対処法やカビを食べたらどうなるか、正しい保存方法なども紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
にんにくを冷蔵庫で保存する場合は、にんにくを皮ごと新聞紙やキッチンペーパーなどで包んだものをポリ袋に入れて保存しましょう。ポリ袋に直接入れて保存すると、蒸れてカビが発生しやすくなりますが、新聞紙などを活用することで余分な湿気を吸収して長持ちさせることができます。
また、にんにくは匂いが強い食材なので、匂いが漏れていると牛乳などに匂い移りしてしまう場合があります。ポリ袋に入れた後は、匂いが漏れていないかも念のため確認しておきましょう。なお、冷蔵庫で保存する場合は「チルド室」や「パーシャル室」などの低温の環境で保存すると、芽が出にくく良い状態を長く保つことができます。
④オリーブオイルや酢漬けにして保存する
にんにくは、オリーブオイルや酢漬けにすると長期間常温で保存することができます。皮をむいたにんにくを清潔な容器に入れ、そこに酢やオリーブオイルを注ぐだけなので、簡単に作ることができるでしょう。オイル漬けは1週間程度でにんにくの良い香りがオイルに移り、酢漬けは1ヶ月後くらいから食べごろになります。
いずれも半年から1年程度日持ちするので、にんにくを食べ切れない場合などにはオイル漬けや酢漬けを試してみましょう。
(*にんにくのオリーブオイル漬けの作り方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
⑤レモン汁を数滴垂らす
すりおろしたにんにくや、スライスしたにんにくを使い切れないときは、レモン汁を数滴垂らして保存するのがおすすめです。にんにくは切ったりすりおろしたりすると、にんにくに含まれるアリシンが時間が経ってアルキルサルファルド化合物に変化し、これが酸化すると鉄分と反応して緑色に変化してしまいます。
そこであらかじめレモンを数滴たらしておくと、変色を防ぐことができるため、見た目の良さも保つことができます。ただし、すりおろしたにんにくやスライスしたにんにくは劣化が早いので、冷蔵保存する場合でも早めに食べ切るのがおすすめです。すぐに使う予定がない場合は、ラップに包んで冷凍保存しておきましょう。
にんにくはカビたら極力食べない
にんにくは、糖分を多く含むカビが生えやすい食材です。カビが生えてしまったにんにくは、目には見えなくてもカビの根が内部にまで侵入している場合もあるので、食べない方が無難です。せっかく買ったにんにくにカビを生やさないためにも、保存方法には注意しましょう。