生姜にカビが生えても食べられる?原因・対処法は?防止策や保存方法も解説!
【野菜ソムリエ監修】生姜にカビが生えていたことはありますか?カビが生えても食べられるのでしょうか?今回は、〈白カビ・黒カビ・ピンク色のカビ〉など生姜のカビの種類や見分け方を画像と共に紹介します。カビが生えた時の対処法やカビを食べたらどうなるか、正しい保存方法なども紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
乾燥させた生姜は、長期間保存できるだけでなく体の冷えにも効果があります。乾燥保存する場合は以下の手順で行いましょう。
【天日干しする場合】
1.ショウガの皮を剥かず、そのまま薄切りにする
2.ザルに並べ2〜3日天日干しする
【オーブンを使用する場合】
1.生姜の皮を剥き、薄くスライスする
2.オーブンを100度に余熱する
3.25分から30分、様子を見ながら焼く
4.乾燥の度合いを見て、そのままオーブンに入れてさらに余熱で乾燥させる
5.オーブンが冷えたら瓶などに移して密閉する
これらの方法で乾燥させた生姜は、3ヶ月程度日持ちします。天日干しする場合は、晴れの日に干すと湿気が付きにくくカビの発生も防ぐことができます。
また、梅雨時などの天日干しが難しい時期は、オーブンを使って乾燥させるのもおすすめです。オーブンで乾燥させる場合は、しっとりした状態で取り出して砂糖をまぶすと生姜糖としても食べることもできます。
乾燥させた生姜はショウガオールと呼ばれる成分の働きによって、生の生姜よりも体を温める効果が向上するメリットもあります。体温が上がると基礎代謝が上がり、痩せやすい体質になるため、ダイエットしている方にもおすすめの保存方法です。
(*生姜の保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
⑤購入時の生姜の選び方
購入時は以下の特徴のある生姜を買うようにしましょう。
・表面に傷がなくハリと艶がある
・ふっくらとして大きい
生姜は表面に傷があると、傷の部分からカビが発生しやすい場合があるので、なるべく傷が無いものを選びましょう。また、新鮮な生姜にはハリと艶があるので、しわが多く見た目が乾燥していそうなものは避けるのがおすすめです。
小さな生姜は繊維質で口当たりも悪く、皮を剥くことで小さくなってしまうので、ふっくらとした大きい生姜を選んだ方が調理もしやすくなります。
池田奈央
野菜ソムリエ
シュウガの身体を温める効果は、摂取して30分後から約2時間持続します。代謝アップしたい場合は、摂取30分後から運動を始めると効果的です。身体を温めたい場合は、一度にたくさん摂るのではなく、効果2時間を考えて少しずつ摂りましょう。
生姜がカビないようにしよう
生姜は保存方法に工夫することで、1ヶ月程度以上日持ちさせることができます。保存方法によって保存期間は異なるので、カビを生やさないように上手に保存方法を使い分けましょう。
池田奈央
野菜ソムリエ
ショウガは、使い方により、効果効能が変わってきます。夏の季節の食中毒防止には、生のショウガを。冬の寒い季節に身体の芯から温めたい場合は、加熱したショウガを摂りましょう!