漬物の種類はどんなのがある?野菜・漬け方・地域・色別に分類して紹介!

漬物にどんな種類があるか知っていますか?今回は、〈漬け方・地域・色〉別に漬物の種類を比較して紹介します。〈大根・なす・かぼちゃ〉など野菜別の漬け方のおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。日本食にぴったりの漬物を知り、毎日の食事を楽しみましょう。

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目次

  1. 漬物の種類はどれくらい?違いは?
  2. 漬物の種類を漬け方で分類
  3. ①浅漬け
  4. ②塩漬け
  5. ③醤油漬け
  6. ④味噌漬け
  7. ⑤酢漬け
  8. ⑥粕漬け
  9. ⑦麹漬け
  10. ⑧辛子漬け
  11. ⑨ぬか漬け
  12. ⑩キムチ
  13. 漬物の種類を地域別に分類
  14. ①北海道の漬物
  15. ②東北地方の漬物
  16. ③関東地方の漬物
  17. ④甲信越地方の漬物
  18. ⑤近畿地方の漬物
  19. ⑥中国地方の漬物
  20. ⑦四国地方の漬物
  21. ⑧九州地方の漬物
  22. ⑨沖縄の漬物
  23. 漬物の種類を漬ける野菜別に分類
  24. ①大根
  25. ②なす
  26. ③かぼちゃ
  27. ④きゅうり
  28. ⑤昆布
  29. 漬物の種類を色別に分類
  30. ①緑色
  31. ②茶色
  32. ③ピンク
  33. 漬物の種類はいろいろ
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③関東地方の漬物

関東地方では、味噌を作る過程で生じる副産物のたまりを使用したたまり漬け、野菜を塩抜きした後、みりんや醤油で漬ける非発酵の漬物である福神漬けなどが作られています。また、天日干し大根を醤油と酢で漬けるハリハリ漬けなど、醤油を使用する漬物が多く作られています。

④甲信越地方の漬物

漬物出荷額が全国2位の長野県も、甲信越地方に含まれます。1756年に野沢温泉村の住職が、漬けたことに由来する野沢菜漬けをはじめとし、信州小梅、ヤマゴボウ、信州味噌漬けなど数多くの漬物が食べられています。他県への漬物出荷量は年間5万トンにもなり、お土産としての購入も多い様です。

⑤近畿地方の漬物

赤紫蘇の葉を茄子とともに塩漬けしたのちに乳酸菌で発酵させた柴漬け、薄切りにしたカブを昆布とともに漬けて乳酸発酵させた千枚漬け、カブの変種である酸茎菜とかぶらを使用した冬の代表的な漬物であるすぐきの三つを、京都では三大京漬けと呼びます。

他にも、質の良い水を用いて作られた銘酒の酒粕を床にして漬けたなら漬けは、奈良県の名産品として有名です。

⑥中国地方の漬物

中国地方は日本海に面する山陰地方と瀬戸内海に面する山陽地方からなり、それぞれに独特の漬物が存在します。山陰地方では島根県のわさび漬け鳥取県のらっきょう、山陽地方では山口県の大根を用いた寒漬けや広島県の広島菜漬が有名です。

広島菜は、長野県の野沢菜、福岡県の高菜とならび三大漬菜とも呼ばれており、シャキシャキとした味わいが特徴です。

⑦四国地方の漬物

四方を海で囲まれ温暖な気候が特徴の四国地方は、特産の野菜を用いた漬物が人気です。白菜の代わりとして用いられ、形がしゃもじに似ている事から名付けられた杓子菜を漬けた杓子菜漬けは高知県の名産品ですし、徳島の阿波ではたくあん漬けがよく食べられます。

⑧九州地方の漬物

農作物が豊富な九州は、外国からの影響を受けた漬物が各県で人気です。福岡では日本三大菜漬といわれる高菜漬け、鹿児島県では干した大根を壺に入れて漬けた壺漬け、唐人菜を乳酸発酵させて作った長崎のぶらぶら漬けなど種類も豊富なのが特徴です。

⑨沖縄の漬物

沖縄では島らっきょうの塩漬けが有名ですが、南国ならではの特産物であるゴーヤやパパイヤ、マンゴーなどを漬けることもあります。また、ジージキと呼ばれる、漬け汁にさとうきびを原料とする黒糖を使った漬物は沖縄特有のもので、お茶請けの一品として食べられています。

漬物の種類を漬ける野菜別に分類

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