漬物の種類はどんなのがある?野菜・漬け方・地域・色別に分類して紹介!
漬物にどんな種類があるか知っていますか?今回は、〈漬け方・地域・色〉別に漬物の種類を比較して紹介します。〈大根・なす・かぼちゃ〉など野菜別の漬け方のおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。日本食にぴったりの漬物を知り、毎日の食事を楽しみましょう。
目次
漬物は様々な野菜を長期保存できるのが利点ですが、野菜ごとに向いている漬け方も異なります。それぞれの野菜はどんな漬け方をするとおいしく食べられるのか、見ていきましょう。
①大根
固くて漬けるのに時間がかかりそうな大根ですが、淡白な味のため漬物にはぴったりで、特に下記のような漬け方に向いています。
・酢漬け
・べったら漬け
家にある材料で手軽にでき、大量消費が出来るため、大根が余った際には色々な漬け方を試してみるとよいでしょう。
②なす
夏が旬のなすは、取れたてをすぐに漬けるのがおいしく食べるポイントです。下記の漬け方が特におすすめです。
・浅漬け
・からし漬け
なすはそのままでも美味しいですが、みょうがとも相性ばっちりのため、一緒に漬けると味わいが増します。
③かぼちゃ
煮物や焼き物のイメージが強いかぼちゃですが、漬物にしてもおいしく食べられます。
・味噌漬け
・浅漬け
甘い味わいに味噌の味わいが増す味噌漬けは、ごはんのお供にもってこいの一品ですし、浅漬けにする場合はコリコリとした食感が楽しめます。
④きゅうり
生でも食べられるきゅうりですが、漬物としても大人気の食材です。
・醤油漬け
・浅漬け
醤油に漬けると生とは一味違った味わいが楽しめますし、浅漬けは手軽に漬けられてどんなおかずにも合うため、定食屋などで提供される事も多い様です。
⑤昆布
だしとしてもつかわれる昆布ですが、漬物にしてもおいしく食べられます。
・浅漬け
・松前漬け
浅漬けの場合は白菜やきゅうり、にんじんなども一緒に漬けることで普段のお漬物に味わいが増します。だしとして使用したあとの昆布を、浅漬けとして漬けてもよいでしょう。
漬物の種類を色別に分類
漬物は見た目が鮮やかなのも特徴の一つであり、色が異なれば作り方や味わいも違います。漬物の種類を、色別に見ていきましょう。
①緑色
漬物に使用する野菜は緑のものが多く、鮮やかな見た目が特徴です。
・しその実漬け
・野沢菜漬け
・高菜漬け
どれも漬ける野菜が緑色であり、そのままの色が漬物になっています。漬物にすることで、保存が効くだけでなく、色鮮も保てるのが良いところです。
②茶色
茶色の漬物は、味が濃い目のものが多く挙げられます。
・奈良漬
・福神漬け
・たまり漬け
奈良漬は酒粕に1ヶ月以上漬けることによってメラノイジンという色素が生成され、徐々に茶色がかってきます。また、福神漬けやたまり漬けは調味液に醤油が入っていることにより、茶色みがかった色になります。
③ピンク
ピンクの漬物は色鮮やかで、お弁当の中に入れて用いられることも多いです。
・桜漬け
・柴漬け
・赤カブ漬け
大根の桜漬けは、梅酢と呼ばれる赤紫蘇を入れて梅干しを漬けた時にできる液を使って漬けられています。柴漬けも、紫蘇に漬けることでピンクに染まります。