れんこんの日持ち期間は?常温・冷凍・冷蔵での保存方法や賞味期限の目安を解説!

【管理栄養士監修】れんこんが何日ほど日持ちするか知っていますか?今回は、れんこんの〈常温〉〈冷蔵〉〈冷凍〉での賞味期限の目安や保存方法について紹介します。腐った場合の特徴や美味しいれんこんの見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

(このページにはPRリンクが含まれています)
専門家監修 |管理栄養士・栄養士 鈴木真美
Twitter HP
管理栄養士。一児の母。 社員食堂や学生食堂のメニュー開発等を行うほか、摂食障害を克服した経験から啓発活動を行っています。 そのなかで、心と身体が健康になる食とは、...
Twitter HP
管理栄養士。一児の母。 社員食堂や学生食堂のメニュー開発等を行うほか、摂食障害を克服した経験から啓発活動を行っています。 そのなかで、心と身体が健康になる食とは、単に栄養がつまった食事を摂るだけではないと気付きました。 あたたかい食卓は心と身体をつくります。人と人の心をつなぎ命をつないでいきます。そんな食卓が増えますように。お手伝いしたいと思っています。

目次

  1. れんこんはいつまで日持ちする?
  2. 常温保存:1週間
  3. 冷蔵庫で保存:1〜3週間
  4. 冷凍保存:1〜2ヶ月
  5. れんこんを日持ちさせる方法【常温保存】
  6. 丸ごとの場合は常温保存で問題ない
  7. れんこんを日持ちさせる方法【冷蔵保存】
  8. れんこん(丸ごと)を冷蔵保存する方法
  9. れんこん(カット済み)を冷蔵保存する方法
  10. れんこんを日持ちさせる方法【冷凍保存】
  11. れんこんを冷凍保存する方法
  12. 冷凍れんこんの解凍方法
  13. れんこんの賞味期限を長持ちさせるには?
  14. 干しれんこんにする
  15. れんこんが腐った場合の特徴は?
  16. 臭いの特徴
  17. 見た目の特徴
  18. 感触の特徴
  19. れんこんの選び方のポイント
  20. 皮での選び方
  21. 見た目での選び方
  22. れんこんを正しく保存し日持ちさせよう

丸ごとの状態のれんこんは、常温でも冷蔵でも保存可能です。冷蔵の保存方法も、常温の場合とほぼ同じです。保存期間は10日程度になります。

1、れんこんを、湿らせた新聞紙やキッチンペーパーで包む
2、袋に1を入れて、冷蔵庫で保存する

冷蔵のほうが常温に比べ、長期間の保存が可能です。冷蔵庫の使用ペースや温度・風当たりなど環境を考慮して冷蔵・常温どちらで保存するか決めましょう。

れんこん(カット済み)を冷蔵保存する方法

カット済みのれんこんを保存する方法は、ラップ・水を使う2通りの方法があります。賞味期限はラップで保存する場合、3日ほどですが、水に浸して保存する場合、3週間程度になります。

【ラップの場合】
1、表面が乾燥しないよう、カットしたれんこんをしっかり包む
2、ラップのまま野菜室で保存する

【水に浸ける場合】
1、保存容器にカット済みのれんこんを入れて、全体が浸かる程度の水を入れる
2、そのまま冷蔵庫で保存する

水に浸ける場合、2日に一度は水を替える必要があります。また、水に浸かることで変色を防げますが、水溶性の栄養素が逃げてしまうデメリットもあります。ラップで保存する場合は、変色や乾燥を防ぐためしっかり密封することがポイントです。

れんこんを日持ちさせる方法【冷凍保存】

れんこんを長く保存しておきたいなら、冷凍保存がおすすめです。れんこんを変色させずに冷凍保存する方法に加え、上手な解凍方法も併せて紹介します。

れんこんを冷凍保存する方法

れんこんは正しく冷凍保存すれば、変色を起こさず食感も残したまま長期間保存できます。色止め効果も期待できる、冷凍保存の方法を見ていきましょう。

1、れんこんの皮を剥いたら、使いやすい大きさにカットする
2、水に酢を加え、2分程茹でる
3、水気を拭き取ったらフリーザーバッグなどに入れ、空気を抜いてから冷凍庫に入れる

レンジで簡単に済ませたい場合におすすめの方法となっており、(2)は「酢水に5分程浸け、水気を切った後に電子レンジで3分程加熱」といった方法でも代替可能です。また、酢水に浸けるのは、れんこんの色止めをするためです。れんこんの変色はタンニンが酸化することで起こりますが、酢にはこれを防ぐ効果があります。

鈴木真美

管理栄養士

この他、煮物やきんぴら等、味付け調理したものを冷凍することも出来ます。 調理後しっかり冷まし、空気に触れないようにして冷凍しましょう。 カップなどに小分けにしておくと、そのままお弁当に使えて便利ですよ。

冷凍れんこんの解凍方法

冷凍れんこんの解凍は、正しい方法で行わないと栄養が逃げたり、食感が失われたりすることがあります。生のままサラダなどに使用したい場合には、れんこんの組織を壊さない様にゆっくりと解凍するのがおすすめです。組織が壊れなければ、れんこん特有のシャキシャキ感を残したまま頂けます。

加熱して料理に使用したいなら、解凍せずに凍ったまま使用しましょう。そのまま使用すれば解凍する時間を短縮できますし、解凍時に出る水分に含まれる旨味もしっかり料理に活用できます。

(*れんこんの冷凍保存や解凍方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

れんこんは冷凍できる?保存方法や賞味期限は?解凍法やレシピのおすすめも紹介!

れんこんの賞味期限を長持ちさせるには?

れんこんを冷蔵や冷凍で保存する方法を紹介しましたが、賞味期限をさらに延ばす方法もあります。長期間れんこんを保存したい方は、以下の内容をチェックしてみてください。

干しれんこんにする

干しれんこんを作れば、冷凍よりもさらに長期間保存することが可能です。最低でも2、3ヶ月の保存が効くので、すぐに使い切る予定が無ければおすすめの方法です。

1、れんこんの皮を剥き、薄くスライスする
2、ザルに1を並べ、3日ほど天日干しする
3、天日干しが済んだら、密封容器に入れて冷蔵庫で保存する

干しれんこんは、素揚げすればれんこんチップスとしておやつ感覚で愉しめます。食品用乾燥剤を入れるなどして、湿気対策を怠らないようにしましょう。

れんこんが腐った場合の特徴は?

関連する記事