エビの種類別の特徴や食べ方のおすすめは?食用・鑑賞用別に一覧で紹介!
エビの種類について知っていますか?世界中のエビの種類は3,000種ほどと言われています。今回は、<食用・海水観賞用・淡水観賞用>別のえびの種類を画像とともに紹介します。エビの旬の時期、食べ方のおすすめなど特徴も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
・体長:1〜数cm
・旬:夏
・生息地:東南アジア
テッポウエビは体長1〜数cmほどの小さな海水エビで、暖かくて浅い海のある東南アジアなどに生息しています。見た目にも特徴的な大きなハサミを閉じた時に鉄砲のような音が鳴ることから、その名前が付けられました。海の中ではハゼと共生しているのも特徴で、ハゼがエビを外敵から守り、エビがハゼの暮らす穴を作る役割があります。
⑯オトヒメエビ
・体長:5cm
・旬:夏
・生息地:熱帯、サンゴ礁域
オトヒメエビは可愛らしい色合いをした海水エビで、見た目が非常に美しく体長は5cmほどです。メスの方がサイズが大きいのが特徴で、海の中ではウツボなどの体を掃除する習性があります。オトヒメエビは攻撃的な一面があり、近縁種や同種のエビと争いを始めやすいため、その習性から別名ボクサーシュリンプとも呼ばれています。
⑰アカスジモエビ
・体長:5〜7cm
・旬:通年
・生息地:西部太平洋からインド洋、カリブ海から西部大西洋
アカスジモエビは白と赤のスジが特徴的な海水エビで、本来の名前はアカシマシラヒゲエビです。海中では魚の体に付いている寄生虫を掃除する修正があり、特にウツボの近くにいる場合が多いです。また、背中の模様が動物のスカンクに似ていることから、スカンクシュリンプの別名もあります。
⑱フリソデエビ
・体長:5cm
・旬:通年
・生息地:サンゴ礁
フリソデエビは外見が非常に特徴的な海水エビで、サンゴ礁に生息しています。見た目が和服の振袖に見えることからフリソデエビと名付けられました。オスの方がサイズが少し小さく、地域によって体の斑点の模様が違うのも特徴です。また、ヒトデを食べるエビとしても知られていて、小さなヒトデだけでなく大きなヒトデもメスとオスが協力して食べています。
えびの種類【淡水観賞用】
海水観賞用のエビは、魚と共生したり魚の体を掃除する習性を持っていたりといった様々な個性がありましたが、淡水観賞用のエビはどのような種類がいるのでしょうか。
⑲ヌマエビ
・体長:3〜5cm
・旬:冬の始め
・生息地:日本、マダガスカル、フィジー
ヌマエビは体長3〜5cmほどの小さな淡水エビで、やや透明な色をしている特徴があります。藻を食べる修正を持つため、飼っていると水槽内が綺麗になるほか、他の淡水魚と同じ水槽で飼育ができるので非常に飼育がしやすいエビです。ヌマエビは、ヤマトヌマエビとミナミヌマエビの2種類に分けられ、ヤマトヌマエビの方が大きいのが特徴です。
⑳ビーシュリンプ
・体長:3cm
・旬:通年
・生息地:アジア
ビーシュリンプはヌマエビ科の淡水エビで、体の縞模様が蜂に見えるとこから名付けられました。画像のように赤いものもいますが、白と黒の縞模様がビーシュリンプの一般的な色味です。生息地はアジアとされていますが、詳細は特定されていません。