エビの種類別の特徴や食べ方のおすすめは?食用・鑑賞用別に一覧で紹介!
エビの種類について知っていますか?世界中のエビの種類は3,000種ほどと言われています。今回は、<食用・海水観賞用・淡水観賞用>別のえびの種類を画像とともに紹介します。エビの旬の時期、食べ方のおすすめなど特徴も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
・体長:5cm
・旬:3月中旬〜6月初旬、10月下旬〜12月下旬
・生息地:静岡県
サクラエビは水深500mほどの海水の中を群で泳ぐエビで、動物性プランクトンを餌として生きています。サクラエビの漁の時期は1年に2度、3月中旬〜6月初旬・10月下旬〜12月下旬にあり、それ以外の時期は漁が行われません。流通しているサクラエビは乾燥しているものが多くかき揚げなどで食べられますが、新鮮な場合は生の刺身にして食べるのもおすすめです。
⑥プーバラン
・体長:12.5cm
・旬:通年
・生息地:インド太平洋の熱帯、温帯海域
プーバランは聞き慣れない名前のエビですが、フリーズドライされてカップヌードルのえびとして多く使用されるほか、日本ではむきエビとして飲食店などに流通しています。体長は大きくても12.5cmほどで、茹でると緋色がかかったオレンジ色になるのが特徴です。プーバランは日本では市販されていないようなので、自宅で料理をする機会は少ないでしょう。
(*プーバランについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
⑦ブラックタイガー
・体長:30cm
・旬:通年
・生息地:日本、東南アジア、インド洋
ブラックタイガーはクルマエビの仲間で、体長が30cmほどまで成長する食べ応えがあるエビです。クルマエビに味が近くサイズも大きいですが、クルマエビよりも安価に手に入るので人気が高く流通量の多いエビの一つです。ブラックタイガーは天ぷらやエビフライとして調理されることが多いですが、煮物や炒め物、鍋に入れても美味しく食べられます。
⑧バナメイエビ
・体長:12cm
・旬:通年
・生息地:インド、タイ
バナメイエビもクルマエビの仲間で、ブラックタイガーよりも味は少し劣りますが安価に手に入ります。国内でも漁獲をされていますが、近年では養殖が主流になり、インドやタイで養殖されたものが輸入されています。旨味が強く歯応えがあるので、エビチリやグラタンなどの具材にすると歯応えや風味を楽しめるでしょう。
⑨ロブスター
・体長:50cm
・旬:4月後半~6月、12~1月
・生息地:ユーラシア大陸沿岸、大西洋アメリカ大陸沿岸
ロブスターはザリガニ系のエビで、大きいものは体長が1mを超える場合もあります。ロブスターは脱皮の際に内臓も一緒に入れ替わるため、老化することなく寿命が長いことで有名です。ロブスターは、ミソも身も非常に旨味が強く高級食材とされていて、オーブン焼きやグラタンにされる場合が多いようです。
⑩アカザエビ
・体長:25cm
・旬:9月〜6月
・生息地:太平洋沿岸域
アカザエビは別名テナガエビの名称で親しまれています。植物のアカザの新芽の部分の色味が、アカザエビのピンクの体に似ていることから、アカザエビと名付けられました。身に甘みがあり、鮮度が高ければ生で刺身でも食べられますが、美味しい出汁が出るのでスープにしても良いでしょう。