【ソースの種類】ウスター・中濃・濃厚で違いある？代用OK？特徴を比較して紹介！
ソースにどんな種類があるか知っていますか？今回は、〈中濃ソース・濃厚ソース・ウスターソース〉など、種類別の違い・使い分け方を紹介します。よく使われる地域や、ソースがそれぞれ代用できるかも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
中濃ソース―の粘度は、0.2Pa・s以上2.0Pa・s未満と決められています。ウスターソースよりも粘度が高く、ポタージュ程度のとろみを持っています。味はウスターソースに比べ、野菜や果実の含有量が多いため、少し甘口に近づきます。
使われる地域
中濃ソースはウスターソースと逆に、関東圏や東北地方で親しまれます。東京では中濃ソース、大阪ではウスターソースが主流と考えて問題ないでしょう。
料理への使い分け
それでは中濃ソースはどのような料理に使用されるのでしょうか。代表的な料理と食べ方を紹介します。
・串カツ
・天ぷら
・キャベツにかける
ウスターソースと同様に、串カツや天ぷらと一緒に食べられることが多くなっています。しかし中濃ソースはウスターソースと違い粘度がある為、つけて食べるのではなく食材に直接かけて食べられるのが主流です。
ソースの種類③濃厚ソース
最後に、別名とんかつソースと呼ばれる濃厚ソースについてお伝えします。ウスターソースや中濃ソースとの違いも一緒に紹介するので参考にしてみてください。
味・とろみなど特徴
濃厚ソースとは、ウスターソース類のうち粘度が2.0Pa・s以上のものと決められています。中濃ソースとトマトケチャップの中間くらいの粘度で、強いとろみをもちます。味は野菜や果実を多く使用している為、甘味が強く感じられることが特徴です。
使われる地域
濃厚ソースは沖縄県で多く使用されています。また濃厚ソースは風味をつけて、タコ焼きソースやお好み焼きソースとしても売られているため、全国的に重宝されます。
料理への使い分け
それでは濃厚ソースはどのような料理に使用されているのでしょうか。代表的な料理をご紹介します。
・とんかつ
・お好み焼き
・焼きそば
濃厚ソースは別名とんかつソースと呼ばれるだけあって、とんかつに多く使用されます。また名前通り、お好み焼きや焼きそばソースとしても重宝される為、冷蔵庫に1本はストックされている人が多いのではないでしょうか。
ウスターソースと中濃・濃厚ソースは代用可能？
それぞれのソースの特徴をお伝えしましたが、3種類を常にストックしておくことは案外大変です。それぞれのソースは代用可能なのでしょうか。また代用する場合のコツはあるのでしょうか。
ウスターソースと中濃・濃厚ソースはともに代用できる
実は醤油や酢を足すことで、それぞれ代用することができます。まず中濃ソースに醤油を加えることで、ウスターソースの味に近づきます。同様に濃厚ソースも醤油で薄めると、中濃ソースやウスターソースの代用品になるでしょう。
また濃厚ソースでウスターソースと作る場合は、甘味を消すために少量のお酢を加えることで、よりウスターソースの味に近づけることができるので、参考にしてみてください。
（※ソースの代用品について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）