フランスパンの種類別に名前を一覧で!見た目・食感の違いも比較して紹介!

フランスパンにどんな種類があるか知っていますか?今回は、〈バゲット・バタール〉など、フランスパンの種類別に〈食感・生地〉の違いを比較して15種類の名前・画像を紹介します。フランスパンのアレンジレシピ紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. フランスパンは何種類ある?
  2. フランスパンとは
  3. フランスパンの種類による違い
  4. フランスパンの種類15個を紹介
  5. ①バゲット
  6. ②バタール
  7. ③カンパーニュ
  8. ④パリジャン
  9. ⑤フィセル
  10. ⑥ドゥ・リーヴル
  11. ⑦ブール
  12. ⑧シャンピニオン
  13. ⑨フーガス
  14. ⑩タバチュール
  15. ⑪エピ
  16. ⑫フォンデュ
  17. ⑬クッペ
  18. ⑭パン・オ・セーグル
  19. ⑮パン・オ・ルヴァン
  20. フランスパンのアレンジレシピのおすすめ
  21. ①フレンチトースト
  22. ②ラスク
  23. ③パンシチュー
  24. ④ピザトースト
  25. ⓹サンドイッチ
  26. フランスパンの種類は様々

③カンパーニュ

パリの近くの田舎で作られていた大きなパンを指し、それをパリ市内に売りに来ていたことから「田舎の」といった言葉が由来となってカンパーニュと呼ばれるようになったそうです。形はラグビーボールのような形や円形など様々ですが、一般的にはしっかりしたクラストと不揃いなクラムの気泡が特徴です。

生地は小麦粉・ライ麦粉・塩・水・パン酵母で作られていることがほとんどですが、今でも野生の酵母であるルヴァン種を使って発酵させて作る場合もあるそうです。ライ麦粉が使われているため、カンパーニュは酸っぱい香りと酸味を感じられる特徴があり、好みの厚さにスライスしてサンドイッチにすると美味しいと言われています。

(*カンパーニュについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

カンパーニュの美味しい食べ方は?作り方やアレンジレシピのおすすめを紹介!

④パリジャン

パリジャンはバゲットタイプの棒状のフランスパンで、生地はバゲットと同じものが使われています。長さは50~70cm程と、バゲットと比べるとやや太い印象があります。この特徴を活かして厚めにカットしてサンドイッチに使用したりディップを上にのせて食べたりと、食事用のパンとして扱いやすく人気のあるパンのひとつです。

通常4~5本の大きめの切れ目があるのが特徴で、太目に仕上げているためクラムの部分が多く、通常のバゲットよりも軟らかい食感となっています。

⑤フィセル

フィセルはフランス語で紐を意味しており、名前の通りバゲットなどよりも細い形状が特徴のフランスパンです。生地はバゲットと同じですが、パン自体が小さく細いため、クラストの硬めの食感を楽しめるパンとなっています。クラムの軟らかい食感よりもクラストの硬めの食感を好む傾向があるフランスの方々には、このフィセルは特に人気があるそうです。

フィセルの長さは、一般的にはバタールと同じ30~40㎝程と、バゲット系のフランスパンの中では短いのが特徴です。その小さなサイズから、多くの場合はカットせずに切れ目を入れて具材を挟んで食べられています。

⑥ドゥ・リーヴル

あまり日本では馴染みの無いドゥ・リーブルは、およそ800gとかなり重量のあるフランスパンです。長さは50~60㎝とバゲットより10cmほど短く、パリジャンより1回りほど太いサイズで焼いているため、水分が多めでクラムがもちもちとした食感に仕上がるのが特徴です。

パン・トラディショネルの中で最も大きいフランスパンのため、食べきれない分は冷凍保存して水分が失われないように工夫するといいでしょう。

⑦ブール

ブールはフランス語でボールを意味し、ブーランジェリー、ブーランジェなどのパン屋やパン職人を意味する語源となっています。バゲット系のパンと同じ材料が使われていますが、バケットのように棒状でなく厚みがあるため焼き上がるまで時間がかかります。

ブールの特徴はクラムがとても多くふっくらとしていることと、表面のクラストは薄いために食感も柔らかめなことが挙げられます。ブールはスライスしてサンドイッチにしたりトーストにして食べられるケースが多いパンです。またその形を活かして中身をくりぬき、中にシチューやポタージュを入れて食べることもできます。

(*ブールについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

ブールとは?丸いフランスパン?カロリーなど特徴や作り方・食べ方も紹介!

⑧シャンピニオン

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