フランスパンの種類別に名前を一覧で!見た目・食感の違いも比較して紹介!
フランスパンにどんな種類があるか知っていますか?今回は、〈バゲット・バタール〉など、フランスパンの種類別に〈食感・生地〉の違いを比較して15種類の名前・画像を紹介します。フランスパンのアレンジレシピ紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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フランスパンは何種類ある?
フランスパンといえば切れ目が入った長くて大きいパンを想像する方が多いですが、フランスパンは私たちが想像しているよりも種類があることを知っていますか?ここでは、フランスパンの種類と、材料の違いなどを紹介します。
フランスパンとは
本来、「フランスパン」はパンの種類の名称ではなく、フランスのパリ発祥のパンの総称を示します。ただし、日本で「フランスパン」と呼ばれているものは、材料としてバター・卵・砂糖などを使用せずに小麦粉・塩・水・パン酵母のみを使用したものを示す場合が多いでしょう。
このような材料から作られるフランスパンは、外側の生地が硬く、中は塩味がありしっとりと柔らかい食感のものがほとんどです。
フランスパンの種類による違い
フランスパンの種類は、以下の4つの分類に分けられます。
・パン・トラディショネル
・パン・ファンテジー
・パン・スペシオ
・ヴィエノワズリー
パン・トラディショネルは小麦粉・塩・水・パン酵母で作られる棒状のパンで、パン・ファンテジーはパン・トラディショネルと同様の材料で作る、形状が棒状でないものの総称です。一方のパン・スペシオは、小麦粉よりもライ麦粉や全粒粉などを材料としたパンが当てはまります。
なお、ヴィエノワズリーはクロワッサンやブリオッシュなど、砂糖・卵・バターなどを使って贅沢に焼き上げているのが特徴のおやつ向けのパンを示します。
フランスパンの種類15個を紹介
ここでは、上記で紹介した4つの分類のうち、ヴィエノワズリー以外の3つの分類のフランスパンを紹介します。使われる材料や切れ目の数、食感なども紹介するので、気になるものがあれば食べ比べをしてみるのもいいでしょう。
①バゲット
バゲットは最もポピュラーなフランスパンの1つで、フランス語で杖や棒を意味するそうです。長さはおよそ60~70cmで、クープと呼ばれる切れ目が7~8本あるのが特徴です。生地は小麦粉・塩・水・パン酵母と、良い香りや焼き色を付けるために、麦芽から抽出されたモルトエキスを入れることもあります。
細長い形状で火通りが良いため、外側の皮は歯触りが良い香ばしい出来上がりになります。
(*バゲットについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
②バタール
バタールはフランス語で中間を意味する言葉で、バゲットとドゥ・リーブルの中間の太さである事からバタールと名付けられたと言われています。また、バタールは日本で最も好まれているフランスパンのひとつです。
バタールはバゲットと同じ生地で作られますが、長さは30~40㎝程でバゲットよりも短く太い形状をしています。パンは外側の焼き色がついた部分をクラストと、内側の柔らかい部分はクラムと呼びますが、バタールはバゲットと比べて中のクラム部分が多くなります。そのため、クラムのもちもちした食感を楽しむことができるでしょう。
(*バタールについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)