人参の賞味期限・日持ちは?常温・冷蔵庫だと?保存法・カット状態別に紹介!
【管理栄養士監修】人参の賞味期限の目安を知っていますか?今回は、生・カット済み・すりおろしの賞味期限を〈常温〉〈冷蔵〉〈冷凍〉の保存方法別に紹介します。また、見た目・匂いでの賞味期限の見分け方も紹介するので、是非参考にしてみてくださいね。
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人参の賞味期限の目安は?【保存方法別】
根菜類である人参は、葉物野菜に比べて長持ちしますがどのくらいの期間か知っていますか?人参の賞味期限やおすすめの保存方法など詳しく解説します。
常温保存の場合:1週間程度
中央アジア原産の人参は、(湿度と乾燥を嫌うため)冬場では常温保存が向いており賞味期限は1週間程度で保管する時のコツは、新聞紙やキッチンペーパーなど保湿できるもので包むと長持ちさせることができます。
また、家庭菜園などで採れた人参は寒い時期に土の中に埋めたり、土つきのまま風通しの良い日陰で貯蔵することにより日持ちさせられます。さらに、人参が生育環境時の状態と同じ状態で直立に保管することも日持ちさせるコツになります。
冷蔵保存の場合:1週間程度
人参を冷蔵保存した場合の賞味期限は、1週間程度の期間です。常温保存の際と同様、乾燥を防ぐため新聞紙などで包んでポリ袋などに入れ野菜室で保管するようにしましょう。
冷蔵保存する際のポイントは、葉が付いたままだと長持ちしないので、葉を切り落とし立てた状態にで保存することです。葉の部分は、捨てずに掻揚げにするとおいしく無駄なく食べることができます。また、エチレンガスを発生させるりんごと一緒に保存すると人参が傷みやすくなるため注意しましょう。
井上恵美
管理栄養士
葉付きの人参を選ぶときは、葉がしおれておらず、緑が濃いものを選びましょう。ボイルしてツナマヨ和えも美味しいですよ。
冷凍保存の場合:1ヶ月程度
人参を冷凍庫で保存する場合、イチョウ切りや乱切りなどにカットすることで1ヶ月程度の期間保管でき、調理する際に便利です。まるごと冷凍してしまうとカチコチになってしまい調理しづらく、不便なためカットしてから使用するようにしましょう。
また、カレーなど乱切りでカットする場合は、生で保管するより下茹でしてから冷凍した方が食感がよくなるのでおすすめです。
人参(カット済み)の賞味期限の目安は?
人参の賞味期限は季節や保管する状態によって変わりますが、人参をカットした場合はどのくらいの期間日持ちするのでしょうか?食べ頃の目安や保存の仕方による違いについて説明します。
賞味期限の目安
乾燥を嫌う人参は、ざく切りなどでカットした場合は3~4日程度の期間しか日持ちしないため、ラップをして早めに使い切るようにしましょう。
また、早めに消費しきれない場合はポリ袋などに入れて冷凍することで、賞味期限をのばすことができ調理する際の時短にもなります。カットして冷凍した場合の賞味期限は、1ヶ月程度の期間でヘタの部分から栄養が失われていくためヘタに近いほうから先に使用するようにしましょう。
保存方法
人参を保存する際は、生で保存するよりも下茹でしてから保存しておくことがおすすめです。人参を保存する際の手順について紹介します。
【生での冷蔵保存】
1、カットした人参にラップをかける
2、冷蔵庫にいれて保管する
【下ゆでしてからの冷蔵保存】
1、水を張った鍋に人参を入れる
2、固めに半茹でにする
3、ザルにあけ粗熱がとれるまで置いておく
4、冷めたらラップをかけ冷蔵庫に入れて保管する
【下ゆでしたからの冷凍保存】
1、水を貼った鍋に人参を入れる
2、固めに半茹でにする
3、ザルにあけ粗熱がとれるまで置いておく
4、覚めたらジップロックなどにいれて小分けする
5、冷凍庫に入れて保管する