アボカドの選び方のコツは?美味しい・まずい商品の特徴・見分け方を徹底解説!
【野菜ソムリエ監修】アボカドは選び方によって美味しさがかなり変わるのを知っていますか?今回は、〈皮・ヘタ・形〉での美味しいアボカドの選び方や、逆にまずい場合の見分け方も紹介します。選んだアボカドが硬い・柔らかすぎる場合の対処法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
店頭に硬いアボカドしかない場合や選んだものが硬かった場合は、どのように対処したら良いのでしょうか。自宅でも手軽にできる硬いアボカドの対処方法を紹介していきます。硬いアボカドを選んでしまった時の参考にしてみてください。
①電子レンジで加熱する
硬すぎるアボカドを食べるには以下のような手順で調理します。
1. アボカドを好みの大きさに切る
2. 水が垂れるくらいのキッチンペーパーにアボカドを包む
3. 軽く上からラップをする
4. 電子レンジで600Wで1分ほど加熱する
完熟していないアボカドは切ってしまうと追熟させられないので、以上のような手順で柔らかくして食べるのが良いでしょう。600Wで1分加熱しても固さががあったら、様子をみながら追加で加熱します。自然に熟したような食感にはなりませんが、柔らかくアボカドを食べられます。
②アボカドを追熟させる
完熟していないアボカドを追熟させるには以下のような手順で進めます。
1. 紙袋と果物を用意する
2. 紙袋に未熟のアボカドと果物をいれる
3. 1〜3日ほど様子を見る
完熟していないアボカドをエチレンガスを発生させる果物と一緒に紙袋に入れておくと、アボカドのみで保管するよりも早く追熟させられます。エチレンガスを発生させる果物は、
・リンゴ
・キウイ
・バナナ
・メロン
などで、追熟させたい早さによって果物の量を増やしましょう。早ければ1〜3日ほどで追熟が完了するので、こまめに硬さを確認するのがおすすめです。
なお、追熟が完了してからもアボカドを果物と同じ紙袋に入れておくと熟しすぎて傷みやすくなるので、追熟が完了したら冷蔵庫で保管しましょう。
(*アボカドが固いときの対処法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
アボカドを選んで柔らかすぎたらどうする?
選んだアボカドが完熟していなくても、自宅で手軽に対処でますが、選んだアボカドが熟しすぎていた場合や、自宅で追熟させすぎた場合のアボカドはどのような調理に向いているのでしょうか。
ディップ・ソース系の料理に使う
熟しすぎて柔らかくなりすぎたアボカドは形が崩れやすい場合が多いので、ディップソースにしたり、ポテトサラダなどに混ぜ込んだりして食べるのが良いでしょう。また、野菜や果物と混ぜてスムージーにして飲むのもおすすめです。しっかりと熟しているので、アボカドの濃厚なクリーミーさを楽しめます。
池田奈央
野菜ソムリエ
アボカドは、日本の和え物料理に適した食材です。クリーミーな食感は、旨味たっぷりの魚介とも相性がいいです。マグロやサーモンにプラスして食べましょう。
アボカドの選び方は難しい
通年店頭に並んでるアボカドですが、色や形は様々でたくさんある商品の中から美味しいアボカドを見分けるのは難しく感じますが、ポイントを抑えて選べば食べ頃のものを選べます。また、完熟していないものや熟しすぎたものを選んでもそれぞれ美味しく食べる方法があるので、気軽にアボカドを選んで料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。