アボカドの選び方のコツは?美味しい・まずい商品の特徴・見分け方を徹底解説!
【野菜ソムリエ監修】アボカドは選び方によって美味しさがかなり変わるのを知っていますか?今回は、〈皮・ヘタ・形〉での美味しいアボカドの選び方や、逆にまずい場合の見分け方も紹介します。選んだアボカドが硬い・柔らかすぎる場合の対処法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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アボカドの選び方は重要?
ヘルシーで栄養豊富なアボカドはクリーミーで特に女性から人気の高い食材ですが、購入時の選び方は重要なのでしょうか。まずは美味しくないアボカドを選んだ時の様子をみていきます。
まずいアボカドを選んでしまうことがある
まずいアボカドには以下のような特徴があります。
・まだ熟れていなくて硬い
・熟しすぎてスジっぽい
・酸化して黒ずんでいる
まだ完熟していないアボカドは硬くて青臭く独特の渋みやえぐみがあり、脂肪分が少なくてクリーミーな食感はありません。逆に熟しすぎた場合は柔らかすぎてしまい崩れやすく、スジっぽくなり食べにくいです。また、皮とヘタの間に隙間があると空気が入り酸化して実が黒ずむ場合もあります。
アボカドの選び方のポイントは?
アボカドはしっかりと選ばないと美味しくないものを選ぶ可能性がありますが、アボカドを選ぶ上での重要なポイントはどのような点なのでしょうか。ポイントごとに詳しく解説をしていきます。
①ヘタでの見分け方
アボカドはヘタの部分から熟していくので、ヘタが乾燥して浮いてきている状態のものを選ぶのがおすすめです。しかし、ヘタの周りが柔らかすぎたり、ヘタが取れてヘタのあった場所が黒くなっているものは中身が酸化して変色している可能性があります。
たまにヘタを取って売られている場合がありますが、皮に穴がなく空気が入らなさそうならば酸化の心配はないでしょう。ヘタが取れていてもヘタのあった場所が白い場合は、ヘタが取れた直後なのでそれほど気にしなくても良いです。
②皮の色での見分け方
アボカドは熟すと緑から濃い緑、チョコレート色から黒へと皮の色が変化していきます。この中で最も食べ頃なのはチョコレート色のタイミングで、皮が黒いアボカドは熟しすぎているので注意しましょう。食べ頃のアボカドを買っても長時間経ってしまうと皮にハリがなくなりしわができたりするので、早めに食べ切るのがおすすめです。
なお、買ってから2〜3日後に使用する予定の場合はやや緑がかったものを選び、家で完熟まで待ってから調理もできます。
③皮・実のお尻の感触での見分け方
美味しいアボカドを手のひらでそっと押してみると、全体的に弾力があります。この時に皮の上からでも柔らかさを感じる場合は熟れすぎ、弾力がなく硬さを感じる場合は完熟していないものの可能性が高いようです。また、アボカドの底の部分を軽く押した時に指の跡がつかず、硬くて押せないほどでもないくらいの中間のものを選ぶと美味しいアボカドを選べます。
なお、こちらも買ってから2〜3日後に使用する場合にはやや硬めのものを選び、家で完熟をさせてから食べても良いでしょう。
④形での見分け方
美味しいアボカドはふっくらとした丸みがあり皮にハリとツヤがある、滴のような形をしています。ひょうたんのような形のものよりも滴のような楕円形をしている方が、実にスジや黒ずみが少なく美味しいアボカドである可能性が高いようです。手にとった時にずっしりと重みのあるものを選びましょう。
(*アボカドの食べ頃の見分け方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)