りんごの旬の時期・季節はいつ?産地・品種で違う?選び方や栄養価なども紹介!
【野菜ソムリエ監修】りんごの旬の時期を知っていますか?同じりんごでも品種によって違いがあります。今回は、りんごの旬・収穫時期や、主産地・生産量などを紹介します。りんごの栄養価や選び方のほか、レシピ・食べ方のおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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りんごの旬の時期・季節はいつ?
季節に関係なく手に入るりんごは、子供から大人まで人気の果物です。一年中お店に出回ってるりんごですが、りんごに旬の時期はあるのでしょうか。ここでは、りんごの旬の時期や季節について解説します。
りんごの旬の時期・季節は産地や品種で違う
一般的なりんごの旬の時期は、秋から冬の1~2ヶ月の期間ですが、品種によってばらつきがあります。日本で2番目に生産量が多い「つがる」は、9月上旬から中旬にかけて収穫できるのが特徴です。「紅玉」は収穫時期が早いため、10月から収穫を初めて、11月に最盛期を迎えます。
また、産地によって旬の時期が異なるりんごもあります。りんごで有名な品種の「ふじ」は、青森県では1月~4月が旬とされていますが、長野県では11月~12月が旬です。品種や産地によって旬の時期が異なるので、りんごの旬の期間は長いと言えます。
福光佳奈子
野菜ソムリエ
年中美味しいりんごが食べられるのは、長期保存しても品質が落ちにくい「CA貯蔵法」のおかげです。保管庫で室内のガス組成を低酸素・高二酸化炭素・低温に調整して長期間貯蔵し、りんごの鮮度を保っています。
りんごの主産地・生産量
りんごの主産地と生産量のランキングは以下の通りです。
1位.青森県/409800t
2位.長野県/127600t
3位.岩手県/45900t
4位.山形県/40500t
5位.福島県/23200t
りんごの産地として有名な青森県では、日本の半分以上のりんごを生産しています。青森県に次ぐのは、長野県、岩手県です。ほとんどのりんごが東北地方から出荷されています。
りんごの種類・品種別の旬の違いは?
りんごの品種を気にする人は少ないですが、品種によって旬の時期は異なります。りんごを買うならば、もぎたての旬のりんごが一番美味しいです。ここでは、りんごの種類や品種別の旬に違いについて紹介します。
①早生種(8~9月)
早生種のりんごは以下の通りです。
・つがる
・シナノレッド
・シナノリップ
・恋空
早生種よりも前に収穫される、極早生種もあります。
②中生種(10~12月)
中生種のりんごは以下の通りです。
・紅玉
・ジョナゴールド
・シナノゴールド
・陸奥
豊穣の秋に収穫されるりんごは、酸味と甘さが調和されていて、美味しくなっています。
③晩生種(11~1月)
晩生種のりんごは以下の通りです。
・ふじ
・王林
・サンふじ
ふじは生産量が日本一のりんごとなります。ふじは有袋栽培を行っていますが、サンふじは無袋栽培で太陽を浴びさせるのが特徴です。品種が同じでも、栽培方法を変えることで、味や見た目に違いが生まれます。
(*りんごの種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)