のどぐろの旬の時期はいつ?味・値段など特徴や美味しい食べ方・レシピも紹介!
のどぐろの旬の時期・季節はいつか知っていますか?今回は、のどぐろの旬の時期・季節を、主な産地・生産量などとともに紹介します。高級魚とされるのどくろの値段とその理由や、食べ方・レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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のどぐろの旬の時期・季節はいつ?主産地は?
日本海沿岸地域での呼び名で「のどぐろ」と呼ばれ別名「アカムツ」とも呼ばれる高級魚で、ムツと付きますが、ムツとは別の種類です。では、いったいどのような魚なのか、のどぐろについて詳しく見てみましょう。
(*「むつ」について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
のどぐろの旬の時期・季節は秋〜冬とされている
のどぐろの美味しさは季節よりも個体の大きさが脂乗りに関係しているという研究結果があります。のどぐとは年間を通して漁獲されますが、主産地では夏を過ぎた頃にサイズの大きなものが取れることから、旬は秋から冬の11月~2月頃と言われています。大きなものは体長50㎝を超え、重さ2㎏以上にもなるようです。
金沢ではのどぐろの保護のために、あえて産卵期は漁獲しないそうですが、産卵期は7月~10月なので、子持ちののどぐろを味わうなら、その頃のものに限られます。
のどぐろの名産地
のどぐろの主な産地は以下の通りです。
1位:島根県
2位:石川県
3位:新潟県
4位:富山県
5位:福井県
島根県の浜田漁港では多い年には156tも水揚げされるほどのどぐろの漁獲量が多く、全国で1位です。干物などに加工されたのどぐろは全国に発送され、店頭に並んでいるのどぐろのほとんどは島根県産のものです。2位の石川県では20年間近く漁獲量に変化はなく地元の飲食店などに卸されることが多いため、お手ごろな値段でのどぐろが楽しめます。
高級魚「のどぐろ」はどんな魚?値段は?
のどぐろは、目と口が大きく、体形は真鯛を細くしたような見た目で淡い赤色が特徴的で腹側は白銀色に光っていて見た目がとても美しい魚です。実際の味や名前の由来について調べました。
のどぐろの味・値段など特徴
一般的には淡泊な魚が多い白身魚ありながら、白身のトロと言われることもあるほど脂乗りが良く、柔らかく口の中に旨みが広がります。値段の方は、高級魚ですから一般的に出回っているサイズ200gくらいで、だいたい2,000円ほどです。
のどぐろは600gを超えると値段が一気に高額になり1万円を軽く超えます。個体が大きければ大きいほど価値が上がり、時価によって値段も変動するため海がしける時期には最高値で取引されます。
(*のどぐろの値段について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
のどぐろの名前の由来
標準和名はアカムツで、「脂っこい」という意味と見た目の赤い色で「アカムツ」と呼ばれたのが本来の名の由来です。
しかし、のどぐろの口の中を覗いて見ると喉元から口にかけて全てが黒く、捌いてみるとのどぐろの内臓は黒い膜に覆われておりそのことから「のどぐろ」と呼ばれるようになりました。赤い美しい見た目より黒い口が衝撃的でその名が付いたともいわれます。
(*アカムツとのどぐろの違いについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)