キンメダイが旬の時期・季節はいつ?産地で違う?選び方や食べ方のおすすめも紹介!

キンメダイの旬の時期・季節はいつか知っていますか?今回は、<静岡・千葉・高知>など産地別のキンメダイの旬の時期や主な産地・生産量を紹介します。キンメダイの新鮮な選び方や栄養価のほか、食べ方・レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. キンメダイの旬の時期・季節はいつ?
  2. キンメダイの旬の時期は大きく2つ
  3. ①静岡県の旬の時期
  4. ②千葉県の旬の時期
  5. ③高知県の旬の時期
  6. キンメダイの主産地・漁獲量
  7. キンメダイとはどんな魚?
  8. キンメダイの生態
  9. キンメダイの味・見た目など特徴
  10. キンメダイの栄養価
  11. キンメダイの選び方のポイントは?
  12. ①目の透明度が高い
  13. ②皮と身の間に白い脂がある
  14. ③エラが赤色
  15. ④体色が鮮やか
  16. キンメダイのさばき方
  17. キンメダイの旬の食べ方・レシピのおすすめ
  18. ①刺身
  19. ②金目鯛の醤油こうじ漬け
  20. ③金目鯛のアクアパッツァ
  21. ④金目鯛しゃぶしゃぶ
  22. ⑤金目鯛の煮付け
  23. キンメダイを旬の時期に美味しく食べよう

キンメダイの栄養価

キンメダイには、以下のような栄養素が含まれているのが特徴です。

・DHA(ドコサヘキサエン酸)
・EPA(エイコサペンタエン酸)
・タンパク質


キンメダイに含まれるDHAやEPAはオメガ3脂肪酸の一種で、人間の体内では合成できないため、食べ物から適宜補給する必要があります。DHAやEPAには、中性脂肪を低下させる効果や血液をサラサラにする効果があり、生活習慣病の予防にも役立つでしょう。

ほか、キンメダイにはタンパク質も豊富に含まれているのが特徴です。タンパク質は身体の筋肉や骨・髪・内臓・血液などを構成する重要な栄養素で、毎日食べ物から補給する必要があります。タンパク質は肉類にも多く含まれますが、キンメダイは肉類に比べて脂質が少なく低カロリーなので、ダイエット中のタンパク源としてもおすすめです。

キンメダイの選び方のポイントは?

キンメダイは時折スーパーなどで販売されていることがありますが、物によっては鮮度や保存状態が悪い場合があるので注意が必要です。ここでは、美味しいキンメダイを手に入れるための、選び方のポイントをいくつか紹介しましょう。

①目の透明度が高い

新鮮なキンメダイは、目の透明度が高くきれいなのが特徴です。また、目が金色に輝いているように見える場合も、鮮度が高い場合が多いでしょう。逆に、鮮度が低い場合や保存状態が悪い場合は、目の透明度が下がって濁ったように見えたり目が落ちくぼんだりします。

②皮と身の間に白い脂がある

キンメダイを切り身で購入する場合には、皮と身の間に白い脂があるかどうかを確認するのがおすすめです。白い脂の層があるものは身に脂がのっているため、甘みが強くくちどけも良いでしょう。また、身の部分が薄桃色をしているものも、さしが入っている美味しいキンメダイです。

③エラが赤色

出典:https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/fish/kinme3.htm

キンメダイを丸ごと購入する場合には、エラが赤色をしているかどうかも確認しましょう。保存中に鮮度が落ちたキンメダイは、エラの色が黒色に変化していきます。エラの中の様子はエラブタを開けないと見えない場合もあるので、お店の人に頼んで見せてもらうのもおすすめです。

④体色が鮮やか

鮮度の高いキンメダイは、体色が鮮やかな赤色をしているのが特徴です。鮮度が落ちてくると、段々と体表が白っぽい色合いに変化していくので、白みがかったキンメダイはなるべく選ばない方が無難です。また、鮮度が高いキンメダイは色が鮮やかなだけでなく、体表に艶があります。目の状態なども併せて見ながら、状態の良いキンメダイを選ぶようにしましょう。

キンメダイのさばき方

キンメダイは以下の手順でさばきます。

【手順】
1.鱗落としを使って全体の鱗を落とす
2.包丁を使って細かい部分の鱗を落とす
3.腹を上側にして手でエラを開きながら、エラ先を切る
4.かま下から包丁を入れて尻の部分まで切る
5.エラをつかんで、内臓も一緒に取り除く
6.血合いに包丁を入れる
7.鱗と腹の中の血合いを水で良く洗い流し、水気を取る
8.胸ビレと腹ビレが頭側につくように、斜めに包丁を入れて中骨を切る
9.裏側にも同様に包丁を入れ、頭を切り離す
10.尾を左側にして、腹から中骨に沿って包丁を入れる
11.尾の手前に切り込みを入れる
12.半回転させ、背から中骨に沿って包丁を入れる
13.半回転させて、腹から中骨にかけて関節を切り、片身をはがす
14.裏返して、反対側も10~13までの手順を行う
15.はがした身に逆さ包丁を入れ、包丁をすき上げて腹骨をすく
16.皮一枚になったら包丁を立てて切る


煮付けや汁物などに使う場合は、頭の部分も美味しく食べることができるので、半分に割っておきましょう。また、上記の手順でさばいた身は、刺身で食べる場合には薄く切り、煮つけなどにする場合は適当な大きさに切り分けます。

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