ホッケの旬の時期は?産地で違う?選び方やさばき方・レシピを紹介!
ホッケの旬の時期を知っていますか?ホッケはスーパーで見ない日はない程、私達に馴染みのある食材です。今回は、ホッケの産地別の旬の時期・季節や主な産地・漁獲量を紹介します。ホッケの選び方や栄養価、さばき方・レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
上記は東京における月別のホッケの値段を表したものです。ホッケは年間を通して1kgあたり700円台から800円台の間で推移していますが、春から夏にかけての暖かくなる時期に若干価格が高騰する傾向にあります。
ホッケの選び方や栄養価は?
旬の時期は脂がのって美味しいことは分かりましたが、美味しいホッケは見た目にも特徴があるのでしょうか。ここでは、ホッケを選ぶ上での選び方やポイントについて紹介するとともに、ホッケに含まれている栄養についても解説します。
ホッケの選び方・ポイント
美味しいホッケを選びたい場合は、以下のポイントをチェックして買いましょう。
・身に透明感がある
・身につやがある
・身が厚くふっくらしている
ホッケは、干物の状態で買う場合がほとんどですが、その際は身の状態をしっかりとチェックしてから購入することが大切です。身がふっくらとしているホッケは、しっかりと餌を食べて脂がのっている可能性が高く、痩せているものに比べて美味しい傾向にあります。
なお、 身が黄色みがかってくすんだような赤色をしているものは、脂焼けを起こして味や食感が悪くなっている可能性があるので避けたほうが無難です。
ホッケの栄養
ホッケには以下のような栄養素が含まれているのが特徴です。
・タンパク質
・EPA
・DHA
・グルタミン酸
・アスパラギン酸
ホッケはタンパク質が豊富でありながらカロリーが低いため、筋力トレーニングを行っている方やダイエット中の方にぴったりの食材です。また、悪玉コレステロールや中性脂肪を減らす働きを持つEPAやDHAも豊富に含んでいるので、生活習慣病の予防にも役立ちます。
ほか、旨味成分として知られるグルタミン酸やアスパラギン酸を豊富に含んでおり、味も良いのが特徴です。
(*ホッケの栄養素と効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ホッケのさばき方
ホッケは干物の状態で販売されていることがほとんどですが、生のホッケが手に入った場合は以下の手順でさばきます。
①鱗を落とす
②胸鰭から包丁を入れて頭を落とす
③お腹を開いて内臓や血合いを綺麗に取り除く
④骨に沿うように包丁を入れて身をおろす
⑤半身をおろしたら、裏返しにせずに骨を包丁で外す
⑥皮を外す
生のホッケは煮付けや塩焼きにすると非常に美味しく食べることができるので、ホッケが丸ごと1匹手に入った場合は上記の手順でさばいて調理するのがおすすめです。鱗を取る際は、特にヒレ周辺の鱗が残ると臭みの原因にもなるので、丁寧に取り除くようにしましょう。
また、皮をむく時は皮を引っ張りながら外すときれいに取り外すことができます。下処理をしっかり行うことで、料理の味も変わってくるので、下処理は丁寧に行ってください。
ホッケの旬の食べ方・レシピのおすすめ
ホッケは干物で食べるイメージが強いかもしれませんが、干物以外にも様々な調理法で楽しむことができる食材です。ここではホッケの旬の食べ方やレシピのおすすめを紹介するので、旬のホッケが手に入った時はぜひ試してみて下さい。
①ホッケのハーブ焼き
ホッケのハーブ焼きは、ホッケの干物にハーブソルトとオリーブオイルをかけ、にんにくを添えて焼き上げる洋風の一品です。仕上げにレモンをかけて食べるのも良いでしょう。