秋刀魚(さんま)の旬の時期・季節は?栄養価は?選び方やさばき方・レシピを紹介!
秋刀魚(さんま)の旬の時期を知っていますか?今回は、秋刀魚の旬の時期・季節や、主な産地・漁獲量などを紹介します。知っていると得をする秋刀魚の選び方や栄養価のほか、さばき方やレシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
栄養の塊と言われている秋刀魚は、タンパク質のほかにミネラルも豊富です。
・DHA
・EPA
・ビタミンD
・カルシウム
・鉄分
青魚に多く含まれているDHAは脳細胞や目の網膜を活性化しますし、脳に直接入って作用するので記憶力や集中力の維持に効果的です。また、似たような成分でEPAがありますが、こちらは中性脂肪の低下や血液をサラサラにするので、生活習慣病予防に効果を発揮します。
また、鉄分が含まれているので、貧血気味の方・成長期の子供に是非食べて欲しい食材でもあります。カルシウムは骨や歯を健康的に保つために必要な栄養素ですが、ビタミンDと一緒に取り込むことで、効率的に吸収する事が出来ます。
(*さんまの栄養素と効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
秋刀魚のさばき方
秋刀魚は1本のまま売られていることも多いので、自分でさばけるようになると調理の幅も広がります。ここでは、代表的な大名おろしのさばき方を解説します。
①うろこを取り除き、胸びれの横に包丁を入れ、頭と一緒に切り落とす
②頭側から腹びれとお尻の部分まで切り、腹を開く
③内臓を取り出し流水で洗い、キッチンペーパーで水気を軽くふき取る
④頭を右におき、中骨のすぐ上に包丁を入れ、尾っぽ側にむかってさばく
⑤切った面を下にして、④と同じようにさばいて身を中骨から切り離す
おろした身には腹骨がついているので、切り取ると食べやすくなります。腹骨が右側にくるように置き、そぎ落とすと良いようです。最初は難しいかもしれませんが、是非挑戦してみて下さい。
秋刀魚の旬の食べ方・レシピのおすすめ
秋刀魚は比較的安く売られることもある為、食卓に上る機会も多い魚です。色々なアレンジが効くためレシピの幅を広げて、秋刀魚料理を楽しみましょう。
①秋刀魚の蒲焼き
秋刀魚の旨味を良く味わえる蒲焼きレシピは、大人も子供にも人気があるメニューです。脂がのった秋刀魚で作る蒲焼きは冷めても美味しく食べられるので、前の夜に多めに作って、次の日にお弁当に入れても良いでしょう。
②秋刀魚の佃煮
母の味として人気が高い佃煮は、冷蔵庫で1週間保存が可能です。ゆっくり煮ることにより骨まで柔らかくなって子供でも安心して食べられますし、甘辛い味付けでご飯もすすみます。
③秋刀魚のまぜご飯
薬味をたっぷり使った混ぜご飯は、これだけでご馳走になります。具沢山の味噌汁とあわせて、シンプルで贅沢なご飯を堪能してください。