ひらたけの味は一級品?まずい?選び方や食べ方・レシピのおすすめも紹介!
【野菜ソムリエ監修】きのこといえば椎茸やしめじを思い浮かべますが、ひらたけの味・食感など含めどんなきのこか知っていますか?今回は、ひらたけの味・食感など特徴から食べ方・レシピのおすすめを紹介します。ひらたけの選び方や栄養価も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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ひらたけとは?どんなきのこ?
ひらたけは、過去にはしめじの一種として流通していましたが、その美味しさから「ひらたけ」の名称でしめじとは区別して販売されるようになったきのこです。最近では品種改良も進み、高級きのことして出回るようになったひらたけは、一体どのようなきのこなのでしょうか。ここからは、ひらたけの味の特徴やおすすめのレシピなどについて解説します。
ひらたけの味は?食べ方は?
しめじとは一味違った美味しさが評判のひらたけは、どのような味をしているのでしょうか。ここでは、ひらたけの味とひらたけに合うおすすめの食べ方を紹介します。
ひらたけの味・食感
ひらたけは、元々しめじとして流通していたこともあって、しめじに近い味わいをしています。クセのない味と豊かな香りが特徴で、肉厚な傘はジューシーで旨味があり、その旨味は松茸を超えるとも言われている高級きのこです。軸の部分は太いため、食感が良く、食べ応えがあるのも特徴です。
ひらたけの食べ方のおすすめ
ひらたけは相性の良い食材も多く、鍋や汁物などシンプルに素材の味を楽しむ調理法や、天ぷらや炊き込みご飯になどの調理法で食感を楽しむもおすすめです。また、肉料理との相性も良いので肉と一緒に炒めたり、煮物にするのも良いでしょう。
ひらたけは和食以外の料理にもよく合い、バターやオリーブオイルを使ってソテーにするなど、洋風の料理にもよく合います。ただし、他のきのこに比べて水分が多いため、調理する際は一気に火を通すと仕上がりが水っぽくならずに美味しく仕上がります。
ひらたけの選び方や栄養価は?
ひらたけはしめじに比べると馴染みの少ないきのこですが、旬は11~3月頃で、市場でも見かける機会が増えてきました。ここからは、美味しいひらたけの選び方とひらたけの栄養価について紹介します。
美味しいひらたけの選び方
美味しいひらたけを選ぶ際は、以下のポイントを確認しましょう。
・傘の色が濃く肉厚のもの
・軸が太くてしっかりしているもの
・軸が白いもの
しめじとひらたけとの大きな違いは傘の色で、しめじは茶色(白色のものもある)ですが、一方のひらたけは灰色をしています。美味しいひらたけは、この傘の色が濃く肉厚な傾向にあるので、傘の部分はしっかりと確認しましょう。また、軸の部分が太くしっかりしているものほど美味しい傾向にあり、軸の色がなるべく白い物を選ぶのがおすすめです。
なお、ひらたけの中でも傘の表面に霜が降ったかのような模様をしたきのこは、「霜降りひらたけ」と呼ばれる高級きのことして取引されています。
福光佳奈子
水分量が多いひらたけは意外と傷みやすいです。新鮮なものを選び、早めに調理して食べましょう。くれぐれも高温多湿な環境は避けてくださいね。
ひらたけの栄養価
ひらたけは、様々な栄養素を含むきのこです。ここでは、ひらたけに含まれる栄養素とその効能を紹介しましょう。
・ビタミンD
・葉酸
・ビタミンB2、B6
・食物繊維
・ナイアシン
・パントテン酸
ひらたけには骨を作るのに欠かせないビタミンであるビタミンDや造血作用を持つ葉酸が含まれています。また、抗酸化作用によって老化を防止するビタミンB2や、皮膚や粘膜の健康を維持するビタミンB6も含まれているのが特徴です。さらに、整腸作用を持つ食物繊維も含んでいるため、便秘の解消にも役立ちます。
ほか、ナイアシンやパントテン酸といったエネルギー代謝に関わる大切な栄養素も豊富に含まれていることから、ひらたけを食べることで様々な健康効果を得ることができるでしょう。
(*ひらたけの栄養価や効能について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)