八角の味・香りとは?シナモンと違う?効果効能や使い方など紹介!
八角はどんな味・香りの香辛料か知っていますか?自宅に調味料として常備している人は少なそうですが、使いこなせると料理に濃厚な深みが出ます。今回は、八角の味・香りの他に、効果・効能なども紹介します。八角の使い方や料理の例も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
さそりクルミ
@SASORI0313
ルーロー飯には八角っていう
スパイス入ってるんですがね!?
それがニガテなひとはいるかも・・シナモンっぽいやつ
八角に効果・効能はある?
八角に限らず香辛料は薬として用いられることが多く、その効果・効能が期待されます。香辛料の中でも八角は生薬として認められており、漢方薬の原料として使用されているほどです。ここでは八角の漢方薬としての効能について説明します。
八角は漢方薬としての効能がある
八角は以下のような効能が認められることから、漢方薬に用いられています。
・冷えを改善する
・胃腸の調子を改善する
・食欲を促す
・気の巡りを改善する
・母乳が出やすくする
・抗酸化作用
・鎮静作用
・インフルエンザ予防に役立つ
病気の予防に効果的だと考えられるのは、身体を温める働きが認められるからですです。医食同源という考え方がある中国や台湾において、八角を日常的に調味料として用いることは理に適っているのでしょう。
八角の使い方や料理の例は?
八角はシナモンに似た甘い香りを持っていますが、苦みや渋みもあるため、料理からお菓子まで幅広く使われています。私たちが普段食べている料理に八角を加えることで、中華風のテイストが楽しめる料理もあります。ここでは、八角の使い方や料理例を紹介します。
①杏仁豆腐
スパイシーな調味料という印象のある八角ですが、杏仁豆腐に入れるとその甘さが引き立ちます。また、白い杏仁豆腐の上にスターアニスをのせることで目も楽しめます。スターアニスが持つほろ苦さが複雑な風味を加えてくれるので、本格派の味に仕上がるのもポイントです。
②豚の角煮
いつもの豚の角煮に八角を加えると、肉の臭みが消え、スパイシーな香りがする台湾風に仕上がります。東坡肉(トンポーロー)と呼ばれる中華風の角煮にして、ごはんに乗せて食べると子供にも喜ばれそうです。ぜひいつもの調味料に加えてみてください。
③鶏肉と根菜のめんつゆとろみ煮
鶏肉や野菜を鍋で蒸し煮にする際に八角を加えると、その甘い香りと少しの苦みが素材に移り、中華風な一品に変身します。めんつゆを使うと味が決まりやすいので、いつもとは違う主菜を作りたい時におすすめです。