かぶの保存方法・期間は?常温・冷蔵・冷凍で日持ちのコツや漬物など保存食にする方法も!

【管理栄養士監修】かぶの正しい保存方法を知っていますか?かぶはみそ汁や漬物などに幅広く使える便利な野菜です。今回は、かぶの〈常温・冷蔵・冷凍〉での保存方法・期間を〈葉・根〉でそれぞれ紹介します。冷蔵・冷凍庫を使わずに長持ちさせる方法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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専門家監修 |管理栄養士・栄養士 石川桃子
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神奈川県川崎市内の歯科医院で管理栄養士として勤務。歯科栄養という新たな分野を様々な方に知っていただくために活動しております。...
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神奈川県川崎市内の歯科医院で管理栄養士として勤務。歯科栄養という新たな分野を様々な方に知っていただくために活動しております。歯スティバルという歯科イベントにて講師を務めさせていただきました。分子整合栄養学を学び、予防歯科には欠かせない食事をお子様やご高齢の方と様々な方への食事・栄養指導を行なっております。

目次

  1. かぶの選び方のポイント
  2. 根で選ぶポイント
  3. 葉で選ぶポイント
  4. かぶの【常温】での保存方法と賞味期限
  5. 常温での保存期間|根:1〜2日
  6. 常温での保存方法
  7. かぶの【冷蔵】での保存方法と賞味期限
  8. 冷蔵での保存期間|根:1〜2週間/葉:2〜3日
  9. 冷蔵での保存方法
  10. かぶの【冷凍】での保存方法と賞味期限
  11. 冷凍での保存期間|根・葉:1ヶ月
  12. 根を冷凍で保存する方法
  13. 葉を冷凍で保存する方法
  14. かぶをより長持ちさせる方法は?
  15. ①土に埋めて保存する
  16. ②天日干しする
  17. かぶは正しく保存しよう

冷蔵での保存方法

かぶを冷蔵保管する際は、根の部分と葉を切って処理するのが理想です。根の部分は以下の手順で冷蔵保存してください。

1、葉と根を切り離す
2、切り離した根を湿らせたキッチンペーパー(もしくは新聞紙)でくるむ
3、袋に入れて野菜室で保存する


かぶの根のやわらかさをキープするなら、湿らせたキッチンペーパーでくるむといいでしょう。かぶを漬物にしたときは、野菜室よりも温度が低い冷蔵庫で保管すると長持ちします。葉の部分は傷むスピードが早いため、買った当日にみそ汁などに入れて消費するといいでしょう。

かぶの【冷凍】での保存方法と賞味期限

かぶが大量にあって短期間で食べきるのが難しいときは、冷凍で保存するのもひとつの手です。冷凍庫で保存する際はどう処理すればいいのか、どのくらい長持ちするのか説明します。

冷凍での保存期間|根・葉:1ヶ月

かぶを冷凍すると3~4週間程度保存できます。根と葉をどちらとも3~4週間保存でき、長持ちさせたいときにとても便利です。冷凍庫の性能にもよりますが、4週間を過ぎると氷の結晶が大きくなり身がスカスカになることがあります。冷凍保存する際は袋に冷凍庫に入れた日にちを記載しておくといいでしょう。

根を冷凍で保存する方法

かぶの根を冷凍保存するときは以下の手順で行ってください。

1、かぶの根を切る(いちょう切りなど好みの形に)
2、ジップロックなどの密封できる保存用袋に入れ冷凍保存する

冷凍保存したかぶは凍ったまま調理するのがポイントです。解凍せず凍ったまま料理に使っても味がしみこみやすいため煮込みすぎに注意しましょう。

石川桃子

管理栄養士

かぶの根を一度ゆで、すり下ろした状態でジップロックなどの密封できる保存用袋に入れ、冷凍保存をしておけば簡単に離乳食として使いやすいのでおすすめです。

葉を冷凍で保存する方法

かぶの葉を冷凍保存したいときは次の方法で行ってください。

1、葉を4cm前後の長さに切りそろえる
2、サッと塩ゆでする(火を通す手順は省略可能)
3、ラップにくるんで保存用袋に入れ、冷凍庫で保存する

葉はサッと塩ゆですると色鮮やかに保存でき、ゆでずに生の状態でも冷凍できます。ゆでずに冷凍するならラップにくるむ前に水分をよく拭き取り、氷がつかないよう気を付けましょう。料理に使うときは根と同じく解凍せずに調理してください。

(*かぶの冷凍保存について詳しく知りたい方はこちらの記事も読んでみてください。)

かぶを冷凍で保存する方法・賞味期限は?解凍の仕方や作り置きレシピも紹介!

かぶをより長持ちさせる方法は?

かぶは冷凍保存すれば長持ちしますが、大量に手元にあると冷凍でも保存が追いつかず腐らせてしまうこともあります。ムダなくかぶを食べるために長持ちさせたいとき、役立つ保存方法を解説します。

①土に埋めて保存する

かぶを長持ちさせる方法のひとつに、土に埋めて保存する方法があります。これはかぶの葉と根を切り離していない状態で土に埋める方法のことです。かぶの葉を半分程度土から出るように埋めて保存します。夏だと1ヶ月程度、冬の場合は6ヶ月前後保存できます。

長持ちする方法として知られるこの方法は、気温によって保存できる期間が大きく変わるため注意しましょう。かぶの保存温度は0℃が目安、でこれを上回ると腐敗しやすくなります。気温が非常に高い真夏は日持ちしないため、「埋め戻し=長持ちする」と思い込まず気温をよく確認して取り入れるといいでしょう。

②天日干しする

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