スズキが旬の時期はいつ?値段・味や主産地は?食べ方・レシピのおすすめも紹介!
スズキの旬の時期を知っていますか?今回は、旬の時期や主な産地・漁獲量、名前の由来や特徴についても紹介します。そのほかにも、記事の中ではスズキの選び方のポイントや食べ方・レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
スズキの選び方のポイント
スズキの選び方としては、以下のようなポイントがあります。
①目が黒く、透明に澄んでいる
②エラが赤く鮮やか
③体表に艶があり、鱗にぬめりがある
④体が大きくふっくらしている
⑤身に締まりがあり、弾力がある
鮮度が落ちたスズキは身が柔らかくなるため、選ぶ際は身に締まりがあるかどうかを確認します。また、目が白く濁ったものやエラが黒ずんでいるものも鮮度が落ちている特徴なので、選ぶ際には避けるようにしましょう。
切り身の場合は身が透明で弾力があり、皮の色が濃く黒っぽいものが新鮮な個体なので、これらのポイントに気を付けて選んでください。
スズキの栄養価
スズキに含まれる栄養価は以下のようなものがあります。
・ビタミンA
・ビタミンD
・ビタミンE
・ビタミンB1
・ビタミンB2
スズキはビタミンAとビタミンDを豊富に含む食材です。ビタミンAには目や皮膚・粘膜を正常に保つ効果や免疫機能を高める働きがあり、一方のビタミンDにはカルシウムのバランスを整え、骨の健康を保つ働きがあります。ビタミンDにはビタミンAの吸収を助ける働きもあるので、スズキはビタミンAとビタミンDを効率良く摂取できる食材と言えるでしょう。
ほか、スズキには糖質や脂質の代謝を高めるビタミンB1・B2や、老化防止に役立つビタミンEも豊富に含まれています。
スズキのさばき方
スズキのさばき方の手順を動画と合わせて紹介します。自宅でスズキをさばく際の参考にしてみてください。
【鱗・内臓処理】
①ばらびきで鱗を引き、その後残った鱗を包丁で丁寧に取る
②えらを開き、えら先に沿って包丁をいれる
③反対側も同じようにして、かま下に包丁を入れて頭を下ろす
④尻から包丁を入れ、下腹を開き、内臓を取り出す
⑤血合いに包丁を入れ、その後水で綺麗に洗い流す
⑥水気をしっかりと拭き取る
【三枚おろし】
①胸びれ、腹びれ、カマを切り落とす
②尾を左にして、腹から中骨に沿って包丁を入れる
③尾の手前に包丁を入れ、背から中骨に沿って包丁を入れる
④尾の付け根を押さえ、片身を剥がす
⑤裏返し、同じようにして中骨から片身を剥がす
スズキのさばき方は、一般的な魚のさばき方と特段の違いはありません。ただし、スーパーなどで市販されている多くの魚と比べるとサイズが大きいため、小さい包丁や切れ味の悪い包丁ではさばきにくい場合があります。スズキをさばく際は包丁の種類にも気を付けましょう。
スズキの旬の食べ方・レシピのおすすめ
旬のスズキを美味しく食べるおすすめのレシピと食べ方を紹介します。淡白な白身を生かした料理に挑戦してみましょう。
①スズキの刺身
旬のスズキの旨味をそのまま感じることが出来る食べ方はお刺身です。引いた皮は湯引きすれば食べることができ、そのほかにもバーナーで皮を少し炙って食べるのもおすすめです。
②スズキを使った簡単ムニエル
スズキを使った簡単なムニエルのレシピです。脂の乗ったスズキは、ムニエルにして食べると非常に美味しい一品に仕上がります。調理の手間もあまりかからないので、忙しい日の献立にもぴったりでしょう。
③スズキの白ごま香味焼き
スズキの白ごま香味焼きは、ごまの香ばしい風味が淡白な味わいのスズキによく合う一品です。一口サイズに切って、お弁当や翌日のおかずにしても良いでしょう。