小松菜が苦い原因は?食べても大丈夫?苦味を消す方法や食べ方・レシピのおすすめを紹介!
【野菜ソムリエ監修】小松菜が苦い場合の原因を知っていますか?腐っているのでしょうか?この苦味は、小松菜に含まれる成分が関係しているようです。今回は、小松菜が苦い原因や食べても問題ないかについて紹介します。小松菜の苦味を消す方法や食べ方、アレンジレシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
小松菜に含まれる苦味の原因であるシュウ酸は、加熱によって苦味が緩和しますが、加熱し過ぎると逆に苦味が強くなることがあります。これは、加熱し過ぎることで苦味の原因となる成分を閉じ込めていた細胞壁が壊されることが原因です。小松菜は元々生でも食べられるので、加熱調理して食べる時は軽く火を通す程度にしておくのが良いでしょう。
苦い小松菜は食べても良い?
個体差によって苦いと感じる場合もある小松菜ですが、苦い小松菜は食べても体に影響はないのでしょうか。小松菜に含まれる成分に触れながら解説していきます。
苦い小松菜を食べても特に問題ない
前述した通り、小松菜の苦味の原因はシュウ酸と呼ばれる成分で、ほうれん草や他の青菜にも含まれる成分です。シュウ酸が多い野菜はエグミや苦味はありますが、食べても基本的には問題はありません。ただし、エグミや苦味が強過ぎてどうしても食べられないものは、さっと火を通し、味付けしてみてください。それでも気になる場合は食べなくてもよいでしょう。
小松菜の苦味を消す方法・食べ方はある?
苦味のある小松菜を食べても体に影響はありませんが、この苦味やえぐみを消して食べる方法はあるのでしょうか。ここからは、小松菜の苦味を消す方法を動画を交えながら紹介していきます。
①アク抜きをする
小松菜は、以下の手順でアク抜きを行うと、苦味を減らすことができます。
1. 小松菜を水洗いする
2. たっぷりのお湯を沸かす
3. 根の方からお湯につけ、葉までしっかりとお湯につける
4. しんなりしてから数十秒待つ
5. お湯から引き上げる
小松菜をお湯に入れる時は、硬さのある茎の部分から順番に入れるのがポイントです。青菜は火が通りやすいので、しんなりしてから数十秒したら、手早くお湯から上げましょう。なお、小松菜は本来アクが少ないので、アク抜きはさっと水に浸けるだけでも十分にアクをぬくことができます。
旬のもので、元から苦味やエグミが少ないものは、水に浸ける程度でアク抜きを済ませても良いでしょう。
②下茹でをする
前述した通り、小松菜はアクが比較的少ないため、苦味が少ないものは水に浸ける程度でアク抜きを済ませても良いようです。しかし、アクが強い個体や旬でないものを食べる時は、たっぷりのお湯で小松菜がしんなりとするまで下茹でをすると、しっかりとアクが抜けて苦味などを気にせず食べられます。
③苦味がわかりにくい味付けをする
小松菜の苦味をわかりにくくするためには、味付けに工夫するのもおすすめです。濃いめの味付けや香りの強いものと合わせれば、苦味が気にならなくなるでしょう。中でもオイスターソースやカレー粉などを使用したり、醤油と砂糖で甘辛く味付けしたりすると、小松菜の苦味を感じにくくなるようです。
また、じゃこや鰹節、にんにくや生姜などの香りが強いものと一緒に合わせても、苦味が抑えらえるだけでなく風味や旨味が増して美味しく食べられます。
小松菜の苦味が消えるアレンジレシピ
ここからは、苦い小松菜を美味しく食べられるおすすめのレシピを紹介していきます。小松菜が苦かった場合に調理をする参考にしてみてください。