チャーシューに最適な部位の選び方は?タイプ別に豚肉・鶏肉のおすすめや作り方を紹介!
チャーシューの部位のおすすめを知っていますか?今回は、チャーシューの<トロトロ・あっさり>などタイプ別に最適な部位の肉のおすすめや作り方のコツを紹介します。チャーシューの部位別のレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
①赤身が多い部位は低温調理する
赤身の多い肉は脂肪分が少ないためパサついたチャーシューになりがちですが、低温でじっくり調理することによりパサつかずに柔らかく、しっとりとしたチャーシューを作ることが出来ます。赤身の多い肉は、肉に含まれるたんぱく質のアクチンが65~75℃の熱で硬く変性し、食感が悪くなってしまいます。
しかし、低温調理でアクチンの変性を防ぐことにより、柔らかいチャーシューを作ることが可能です。低温調理と聞くと難しそうなイメージがありますが、炊飯器の保温で簡単に作ることができます。チャーシューの作り方については後述するのでそちらを参考にしてみてください。
②脂肪の多い部位は煮豚にする
脂身の多い肉は赤身の多い部位と違って、高温で煮込むことによってとろけるようなチャーシューを作ることができます。これは、脂身に含まれるたんぱく質のコラーゲンが70~80℃でゼラチンに変性して柔らかくなるためです。また、高温で煮ることにより、豚肉の不要な脂肪分をしっかり落とすことができ美味しく仕上がります。
チャーシューの部位別の作り方・レシピ
作ろうとするチャーシューの種類によって最適な部位が違うことがわかりましたが、最後に豚肉と鶏肉の部位別に美味しいチャーシューの作り方を全部で5つ紹介します。ぜひ、自家製チャーシューを作る時の参考にしてみてください。
①豚バラ肉のチャーシュー
トロトロチャーシューの定番、豚バラ肉を使った口の中でとろけるチャーシューのレシピです。圧力鍋は使わないため煮込み時間が1時間と少し長めですが、基本的には煮込んで放置のため手間はそんなにかかりません。
②豚肩ロースのチャーシュー
豚肩ロースで作る、口の中でとろけるようなチャーシューのレシピです。圧力鍋は使わず1時間ほど煮込み、出来上がってから何時間か落ち着かせてから食べるとよりトロトロとした食感のチャーシューに仕上がります。余ったゆで汁で味玉も作れるのも嬉しいポイントです。
③鶏むね肉のチャーシュー
鶏むね肉を使ったしっとりとしたチャーシューのレシピです。炊飯器を使って低温調理するので、特別な調理器具は必要ありません。低カロリーの鶏むね肉なので、ダイエット中の方にもピッタリです。