エリンギの保存方法・期間は?冷凍・冷蔵で日持ちするコツや解凍のポイントを紹介!

【野菜ソムリエ監修】エリンギの正しい保存方法を知っていますか?エリンギを長く保存するにはどんな方法が良いのでしょうか。今回は、エリンギを〈冷蔵・冷凍・乾燥〉で保存する方法や日持ち期間を紹介します。エリンギの腐った時の見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

(このページにはPRリンクが含まれています)
専門家監修 |野菜ソムリエ 福光佳奈子
HP Instagram Twitter Facebook
2008年野菜ソムリエ取得。食や健康に関する執筆や監修、セミナー講師、ECサイトの運営などをしている。ベトナムのドンア大学にて「...
HP Instagram Twitter Facebook
2008年野菜ソムリエ取得。食や健康に関する執筆や監修、セミナー講師、ECサイトの運営などをしている。ベトナムのドンア大学にて「野菜薬膳」の特別講義を実施。著書に『体にうれしい果実酒・野菜酒・薬用酒200』(秀和システム)がある。保有資格は、野菜ソムリエプロ、薬膳インストラクターほか。

目次

  1. エリンギを保存するポイントは?
  2. ①保存時に水で洗わない
  3. ②常温で保存しない
  4. ③新鮮なエリンギを選ぶ
  5. ④栄養価・効能を高めたい場合は冷凍保存する
  6. エリンギを冷蔵保存する方法・日持ち期間は?
  7. ①1本まるごと冷蔵保存する場合
  8. ②カットして冷蔵保存する場合
  9. エリンギを冷凍保存する方法・日持ち期間は?
  10. 冷凍での保存方法
  11. 保存期間
  12. 解凍のコツ
  13. エリンギを乾燥させて保存する方法・日持ち期間は?
  14. 乾燥での保存方法
  15. 保存期間
  16. エリンギの賞味期限が切れた時の見分け方は?
  17. 賞味期限切れのエリンギの特徴
  18. 保存したエリンギの美味しいレシピ
  19. ①エリンギのバター醤油焼き
  20. ②エリンギのナムル
  21. ③エリンギと豚肉のパスタ
  22. ④冷凍エリンギのバター炒め
  23. ⑤エリンギのアンチョビ風味
  24. エリンギを正しく保存して日持ちさせよう

エリンギをカットせず1本丸ごと冷蔵保存する場合は、以下の手順を参考にしてみて下さい。

1.エリンギに水気があれば拭き取る
2.キッチンペーパーや新聞紙でエリンギを包み、袋に入れる
3.野菜室で保存する


前述した通り、エリンギは水が付くと腐りやすくなるため、保存前にはしっかり水気を拭き取りましょう。また、新聞紙などでエリンギを包むことにより、エリンギから出る水分を新聞紙に吸収させることができます。さらにビニール袋やジップ付きの保存袋に入れると、匂い移りを防ぐことができるでしょう。

なお、エリンギを1本まるごと冷蔵保存する場合の日持ち期間は、5~7日が目安です。

②カットして冷蔵保存する場合

続いて、エリンギをカットしてから冷蔵保存する場合の手順を見ていきましょう。

1.エリンギの水気を拭き取り、カットする
2.新聞紙などでエリンギを包み、保存袋に入れる
3.冷蔵室で保存する


エリンギをカットしてから冷蔵保存する場合は、1本丸ごと保存した場合に比べて腐りやすいので、野菜室より温度の低い冷蔵室に入れましょう。また、新聞紙などで包んだエリンギは密閉できる保存袋や容器に入れ、空気に触れさせないこともポイントです。

なお、カットしたエリンギの日持ち期間は冷蔵室で3日から4日程度ですが、できるだけ早く調理するようにしましょう。

エリンギを冷凍保存する方法・日持ち期間は?

続いて、エリンギを冷凍保存する際の方法やポイントを紹介します。冷凍保存したエリンギの日持ち期間や解凍する際のコツも併せて紹介するので、参考にしてみて下さい。

冷凍での保存方法

エリンギを冷凍保存する場合は、以下の手順で行いましょう。

1.水気を拭き取り、調理しやすい大きさにカットする
2.冷凍用保存袋に入れて冷凍室で保存する


エリンギを冷凍保存する際は、使いやすい大きさに切ってから冷凍用保存袋で密閉し、冷凍室へ入れましょう。一度の調理で使う量ごとにエリンギを分けて保存すると、解凍した際に使いやすいのでおすすめです。

福光佳奈子

野菜ソムリエ

エリンギの繊維に沿って縦長に大きめカットして冷凍保存することをおすすめします。 繊維を活かすことで食感がよくなり、大きめサイズにすることで新鮮さを保てます。

保存期間

エリンギを冷凍する場合の保存期間は、1ヶ月程度が目安です。冷凍したエリンギは保存袋の中で固まってしまう場合があるので、時々冷凍室から取り出して袋の上からほぐすと、解凍した際に使いやすくなるでしょう。

解凍のコツ

冷凍したエリンギを解凍する際のコツは、調理に使う直前にエリンギを冷凍室から取り出すことです。自然解凍させるとエリンギから水分が出て食感や旨味が失われてしまうので、凍ったままエリンギを使い、調理しながら解凍させると良いでしょう。

エリンギを乾燥させて保存する方法・日持ち期間は?

エリンギを乾燥させて保存する場合は、どのような方法で行うのでしょうか。ここでは、エリンギを乾燥させて保存する方法や日持ち期間について紹介します。

乾燥での保存方法

エリンギを乾燥保存する方法は、以下の手順を参考にしてください。

1.適度な大きさにカットする
2.干し網やざるに入れ、よく日が当たる場所へ置く
3.時々裏返しながら3~5日ほど干す
4.乾燥したら保存袋に入れ常温で保存する

エリンギを乾燥させる際に干し網などがない場合は、新聞紙で代用することもできます。その場合は新聞紙の上にキッチンペーパーなどを敷き、エリンギを広げて干しましょう。新聞紙やペーパーが水分を吸って湿ったら、新しいものと交換するようにして下さい。

保存期間

乾燥させたエリンギの保存期間は、常温で3週間ほどです。ただし、高温多湿な場所で保存すると腐りやすくなるので、なるべく涼しく湿気の少ない場所で保存しましょう。また、乾燥が不十分な場合にもこれよりも短い期間で腐ってしまう場合があるので、しっかりと乾燥させることを心がけてください。

関連する記事