冷凍ホタテの正しい解凍方法は?生刺身など美味しい食べ方・レシピも紹介!
ホタテの正しい解凍方法を知っていますか?いくつか解凍方法があるようです。今回は、ホタテの正しい・NGな解凍方法や〈刺身〉など解凍後の美味しい食べ方を紹介します。冷凍ホタテの賞味期限の見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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冷凍ホタテの美味しい解凍方法は?
生食でも火を通しても美味しく食べられる冷凍ホタテは、どのように解凍したら美味しく食べられるのでしょうか。冷凍ホタテを美味しく食べられる解凍方法を、手順と併せて紹介していきます。
①氷と塩でじっくり解凍する
冷凍ホタテを氷と塩で解凍する方法は、以下のような手順で行います。
1. ボウルに氷とスプーン1杯の塩を入れる
2. 塩をかけた氷に冷凍ホタテを入れる
3. ボウルにラップをする
4. 3〜5時間ほど解凍する
冷凍ホタテを氷と塩で解凍すると、冷蔵解凍よりも短時間で上手に解凍出来ます。他の解凍方法よりも生のホタテに近い食感に解凍できるので、時間がある場合は特におすすめの方法です。塩を入れることによって氷水の温度が0℃よりも低い状態を保つことができ、冷蔵庫よりも低い温度でじっくりとホタテを解凍できます。
温度変化によってホタテの細胞を壊す心配がないので、旨味を閉じ込めたまま解凍ができるようです。なお、塩を使用してもホタテ自体には塩味がつかないので、解凍後にホタテを刺身にする場合でも活用できます。
②冷蔵庫でゆっくりと解凍する
冷凍ホタテを冷蔵庫で解凍する方法は、以下のような手順で行います。
1. トレイなどに平にホタテを並べる
2. ラップをする
3. 冷蔵庫に入れて4〜6時間解凍する
あまり手間をかけずに冷凍ホタテを解凍したい時は、冷蔵庫での解凍がおすすめです。氷と塩を使用した解凍方法よりも多少時間がかかりますが、冷蔵庫に移すだけなので手軽に解凍できます。ただ、あまり時間をかけ過ぎるとホタテの旨味を含んだ水分が流れ出してしまい、パサパサとした食感になるので注意しましょう。
③流水で一気に解凍する
冷凍ホタテを流水で解凍する方法は、以下のような手順で行います。
1. ホタテをビニール袋などに入れる
2. ホタテに直接水がかからないように注意しながら、流水を当てる
3. 10〜30分ほど流水で解凍する
流水での解凍は水温や気温、流水の速度にもよりますが、他の解凍方法よりも早く解凍ができます。解凍しすぎるとホタテから水が出て旨味が逃げてしまうので、半解凍くらいにすると美味しく食べられます。
冷凍ホタテのNGな解凍方法は?なぜダメなの?
冷凍ホタテを解凍するには様々な方法がありますが、冷凍ホタテを解凍するのに向かない解凍方法はどのようなものなのでしょうか。向かない理由と併せて、それぞれ解説していくので参考にしてみて下さい。
①常温で自然解凍
冷凍ホタテは、高い温度で解凍すると細胞のタンパク質の性質が酵素の作用で変化して水分を取り込みにくくなり、旨味と一緒に水分が外に流れ出て美味しく解凍ができません。常温での自然解凍は冷凍ホタテを解凍するには温度が高すぎるため、美味しく解凍するにはあまり向いていないようです。
②電子レンジで解凍
電子レンジでの解凍も温度が高くなり過ぎるので、冷凍ホタテの解凍には適しません。また、電子レンジは急激に温度が上がるので、解凍のムラや乾燥が起こる可能性があります。1分ほどで解凍ができるので急いでいる場合には良いかもしれませんが、美味しく食べるには向かない解凍方法でしょう。
どうしても電子レンジでの解凍が必要な時は、半解凍ぐらいにしておくことがおすすめです。水分が出やすいので、ホタテの下にキッチンペーパーなどを敷いておくようにしましょう。
解凍したホタテの美味しい食べ方・レシピは?
解凍した冷凍ホタテは、どのようにしたら美味しく食べられるのでしょうか。生食で刺身として食べる方法と、冷凍ホタテを使用したおすすめのレシピを紹介していきます。冷凍ホタテを調理する際の、参考にしてみてください。