マンダイとは?味・値段の特徴は?刺身〜煮付けまで人気レシピ10選も紹介!
マンダイはどんな魚か知っていますか?今回は、マンダイの〈旬・味わい・値段〉など特徴や、刺身など美味しい食べ方を紹介します。〈煮付け・ホイル焼き〉など、マンダイの美味しい人気レシピ10選も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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マンダイとは?鯛ではない?
鮮魚店に行くと、マンダイと呼ばれる魚を見かけることがあります。マンダイはその名からタイの仲間だと考えている人もいますが、実際はどのような魚なのでしょうか。マンダイの名前の由来や生態・見た目などの特徴のほか、旬の時期と栄養価について紹介します。
マンダイの名前の由来と別名
マンダイはタイ科ではなくアカマンボウ科アカマンボウ属に分類され、リュウグウノツカイと血縁度が高い種類の深海魚です。マンダイはタイのように食味が良いため商人がタイと同じ高値で売ろうと考え、タイにあやかりたいといった言葉からこのような名が付けられました。マンダイは体色が赤く、姿がマンボウに似ているためアカマンボウと呼ばれることもあります。
(*アカマンボウについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
マンダイの生態・見た目・値段など特徴
マンダイは、日本をはじめ世界中の温暖な約500mの水域の海に生息しており、深海魚のなかでも浅い水域に分布しています。マグロと同じくらいの速度で泳ぐことができ、睡眠中でも絶えず泳ぎ続けているのが特徴です。マンダイは肉食の魚で、イカやクラゲなど柔らかい魚介類のほか小魚も餌にします。
マンダイの魚体はアカマンボウの名の通り、平たく丸みを帯びているのが特徴です。銀色の体には白い水玉模様があり、細長いヒレは赤く色付いています。成長すると大きさは2m、重さは300kgほどの大型のクロマグロと同じくらいになります。
マンダイの値段は年間を通して比較的安定しており、1kgあたり500円前後の値段で取り扱われていることが多いです。スーパーではマンダイのサクが100gあたり250円前後で売られており、刺身用も1パック400円ほどで購入することができます。
マンダイの旬の時期と栄養価
マンダイの旬の時期は明らかになっておらず、季節を問わずいつ食べても味が変わらないと言われています。そのため、マンダイは旬を気にせずに年中美味しく食べることができます。
また、マンダイにはバレニンと呼ばれるアミノ酸が豊富に含まれているのが特徴です。バレニンはクジラのみから摂れるものと考えられていましたが、マンダイにはクジラの3倍ものバレニンが含有されていることが分かっています。バレニンは疲労を抑制するほか、認知症の改善やストレス・抑うつを軽減する働きがあります。
マンダイの味わいや食べ方は?メカジキに似てる?
マンダイの味わいはメカジキに似ていると言われますが、実際はどうなのでしょうか。マンダイの味わいの特徴や、おすすめの食べ方について紹介します。
マンダイの味わいはマグロやメカジキに似ている!
マンダイの味わいは、マグロやメカジキに似ていると言われています。マンダイは白身魚ですが、キハダマグロのような赤みを帯びた色をしています。腹部の身は脂が乗っていて甘く、背部は淡白な味わいが特徴です。脂が乗っている部分の身は、ビンチョウマグロのような柔らかい食感が楽しめます。
実際に食べた人の口コミによると、刺身はねっとりとした食感で、焼くと鶏胸肉のように歯ごたえが増して美味しいそうです。
Twitterの口コミ
マンダイの照り焼き!
初のマンダイ。
まるで鶏のむね肉のような味わい✨
ふわっと柔らかい食感と、ぎゅぎゅっと詰まった旨味がイイネ👍💕
#魚食系女子 #料理好きな人と繋がりたい
https://ameblo.jp/sakura-mochi-87/entry-12684741062.html
マンダイの食べ方は刺身〜煮付けまで様々
アカマンボウとも呼ばれるマンダイは、刺身で生で食べるほか煮付けなどに調理するなど様々な食べ方があります。マンダイの身はクセがないため、刺身やカルパッチョとして生食しても美味しく食べられるでしょう。
加熱しても硬くなりにくいため、塩焼きやムニエルなどの焼き物や煮込み料理のほか、唐揚げのような揚げ物料理にも向いています。マンダイで煮付けを作る際には、脂が乗った腹部の身を使うのがおすすめです。