さんまを冷凍保存する方法は?賞味期限や解凍法は?腐敗の特徴と焼き方のコツを紹介!
さんまを冷凍保存する方法を知っていますか?今回は、さんまの冷凍保存する方法や下処理の仕方、解凍法と保存期間の目安を紹介します。ほかにも、冷凍さんまの腐敗の見分け方、焼き方のコツやレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
- さんまは冷凍保存できる?
- さんまは冷凍保存がおすすめ
- さんまを冷凍で保存する方法・期間は?
- さんまの下処理の仕方
- さんまの冷凍の仕方
- 冷凍さんまの保存期間の目安
- さんまの冷凍保存のポイントは?
- ①急速冷凍する
- ②空気に触れさせない
- ③水分をしっかり拭き取る
- 冷凍さんまの解凍方法は?
- ①冷蔵で自然解凍する
- ②流水で解凍する
- ③電子レンジを使って解凍する
- 冷凍さんまの焼き方のコツは?
- ①グリルを使った焼き方
- ②フライパンを使った焼き方
- 冷凍さんまが腐った場合の見分け方は?
- 冷凍さんまの腐った時の特徴
- 冷凍さんまを使ったレシピ
- ①さんまのお酢煮
- ②冷凍さんまのかば焼き
- ③冷凍さんまのやわらか煮
- ④さんまのジェノベーゼ風
- ⑤さんまのトマト煮
- さんまを冷凍保存してうまく使おう
②空気に触れさせない
さんまを冷凍保存する際は、空気に触れないように工夫して保存することも大切です。保存中に空気に触れていると、空気に触れている部分が乾燥しやすい上に、酸化を起こして味や質もが低下しやすくなります。さんまをラップで包む際はぴったりと密着させ、さらに保存袋に入れた後にも袋の中の空気をしっかりと抜くようにしましょう。
③水分をしっかり拭き取る
さんまを冷凍保存する際は、下処理として内臓を取った後に水洗いをしますが、この時に付着した水分はしっかりと拭き取ることが大切です。水分が多く残っていると、雑菌が繁殖しやすくなって傷むのが早まる場合もあるので注意してください。
また、ラップで包む前に少量の塩を振りかけて5分ほど置き、出てきた水分を拭き取っておくとより旨味を保持しやすくなると言われています。時間の余裕がある場合には、この過程も行っておくと良いでしょう。
冷凍さんまの解凍方法は?
さんまを冷凍保存する際はポイントを守ることが大切だと分かりましたが、冷凍したさんまを美味しく食べるためには、解凍方法にも注意することが大切です。ここでは、冷凍さんまを解凍する方法について、注意点なども併せて解説します。
①冷蔵で自然解凍する
さんまを調理する予定があらかじめ分かっている場合などにおすすめなのが、冷凍したさんまを冷蔵庫に移して自然解凍する方法です。この方法は、5~6時間程度の時間が必要になりますが、時間をかけて解凍することで水分や旨味が流出しづらいのがメリットです。数ある解凍方法の中では、最も衛生的で美味しさを保てる方法と言えるでしょう。
②流水で解凍する
冷蔵庫に移して自然解凍するのを忘れた時などにおすすめなのが、流水で解凍する方法です。流水で解凍する場合は、保存袋などに入った状態のまま水を張ったボウルなどに入れ、細目に水を流した状態で20分から30分程度放置すれば解凍することができます。
魚を直接水に浸けたほうが効率よく解凍できるように感じるかもしれませんが、ふやけて食感が悪くなったり、旨味や栄養成分が流れ出たりするのでおすすめできません。
③電子レンジを使って解凍する
流水解凍する時間も無い場合には、電子レンジを使えば短時間で解凍することができます。電子レンジで解凍する際は、さんまを包んでいたラップを外し、キッチンペーパーを敷いた耐熱皿の上にさんまを並べて加熱します。加熱時間は100gで30~40秒が目安ですが、さんまの厚みや電子レンジの性能によっても異なるので、様子を見ながら加熱してください。
また、加熱しすぎると部分的に煮えてしまう場合もあるので、加熱の途中でひっくり返すなどの工夫をするのがおすすめです。
冷凍さんまの焼き方のコツは?
さんまは焼いて食べることが多いですが、焼き方のコツを理解しておくと、より美味しく焼き上げることができます。ここでは冷凍さんまの焼き方のコツについて、グリルを使う場合とフライパンを使う場合とに分けて解説しましょう。
①グリルを使った焼き方
魚焼きグリルを使って焼く手順は、以下の通りです。
【手順】
①さんま1本につき小さじ1程度の塩を両面に振る
②10分程度置いて、塩をなじませる
③グリルを数分程度から焼きして、庫内を予熱する
④ペーパータオルなどを使って網に油を薄く塗る
⑤さんまをグリルに入れ、弱~中火で10分程度焼く
⑥こんがりと焼き色がついたら、強火で1分ほど焼く
グリルを使う場合は仕上げに1分ほど強火で焼きますが、この過程を行うことで皮がパリっとした食感に仕上がります。さんまの大きさによっては上記よりも短い時間で焼き上がる場合もあるので、焼き色などを見ながら適宜焼き時間を調整してください。
②フライパンを使った焼き方
フライパンを使って焼く場合は、以下の手順で行いましょう。
【手順】
①さんま1本につき小さじ1程度の塩を両面に振る
②10分程度置いて、塩をなじませる
③フライパンを温めて薄く油をひく
④さんまをフライパンに並べて中火で3分ほど焼く
⑤皮に焦げ色がついたらひっくり返し、弱火にして約7分焼く
⑥強火にして皮に焼き目をつける
フライパンを使う焼き方は、魚焼きグリルに比べて焼き時間も短いため、忙しい方にもおすすめです。なお、上記の手順では油を使用していますが、フランスパンにクッキングシートを敷いて焼けば油を使わずに焼くことができます。さらに、クッキングシートを使うことで焦げ付きづらくなるので、好みに合わせて活用してください。