さんまを冷凍保存する方法は?賞味期限や解凍法は?腐敗の特徴と焼き方のコツを紹介!

さんまを冷凍保存する方法を知っていますか?今回は、さんまの冷凍保存する方法や下処理の仕方、解凍法と保存期間の目安を紹介します。ほかにも、冷凍さんまの腐敗の見分け方、焼き方のコツやレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. さんまは冷凍保存できる?
  2. さんまは冷凍保存がおすすめ
  3. さんまを冷凍で保存する方法・期間は?
  4. さんまの下処理の仕方
  5. さんまの冷凍の仕方
  6. 冷凍さんまの保存期間の目安
  7. さんまの冷凍保存のポイントは?
  8. ①急速冷凍する
  9. ②空気に触れさせない
  10. ③水分をしっかり拭き取る
  11. 冷凍さんまの解凍方法は?
  12. ①冷蔵で自然解凍する
  13. ②流水で解凍する
  14. ③電子レンジを使って解凍する
  15. 冷凍さんまの焼き方のコツは?
  16. ①グリルを使った焼き方
  17. ②フライパンを使った焼き方
  18. 冷凍さんまが腐った場合の見分け方は?
  19. 冷凍さんまの腐った時の特徴
  20. 冷凍さんまを使ったレシピ
  21. ①さんまのお酢煮
  22. ②冷凍さんまのかば焼き
  23. ③冷凍さんまのやわらか煮
  24. ④さんまのジェノベーゼ風
  25. ⑤さんまのトマト煮
  26. さんまを冷凍保存してうまく使おう

さんまは冷凍保存できる?

さんまは、9月から10月ごろの旬の時期になると、スーパーなどでも多く見かけるようになります。さんまを始めとする生の魚介類は、冷蔵保存してもあまり日持ちしませんが、冷凍保存によって長持ちさせることはできるのでしょうか。

さんまは冷凍保存がおすすめ

さんまは鮮度が高いほど生臭さもなく味も良いため、できれば購入した当日に食べるのが理想ですが、すぐに食べられない場合には冷凍保存するのがおすすめです。購入したばかりの鮮度が高いうちに冷凍保存することで、鮮度や味を保ったまま保存期間を長くすることができます。

さんまを冷凍で保存する方法・期間は?

さんまは冷凍保存できると分かりましたが、実際にはどのような方法で冷凍すれば良いのか分からない場合もあるかもしれません。ここでは、さんまの美味しさを保ちながら冷凍保存するための下処理の方法や保存方法・冷凍さんまの保存期間の目安などについて解説します。

さんまの下処理の仕方

さんまの下処理は以下の手順で行いましょう。

【手順】
①包丁の刃を身に対して垂直に立てて滑らせ、うろこやぬめりを取る
②頭を切り落とす
③切り口から内臓を取り出す
④良く水洗いする
⑤キッチンペーパーなどで水気を拭き取る


さんまは水揚げされる際にうろこが取れてしまうので、購入時にはうろこがあまり付いていない場合がほとんどです。うろこが残っていると食感が悪くなってしまうので、下処理の段階で残っているうろこを取り除いておきましょう。

生のまま調理する場合には内臓を取らないこともありますが、家庭で冷凍保存する場合は内臓は腐敗や臭みの原因になりやすいので下処理として取り除いておきます。内臓の取り方は、上記以外にもお腹の部分を切り裂いて取り出す方法もあるので、料理の種類などに応じて使い分けてください。

さんまの冷凍の仕方

下処理が終わったさんまの冷凍保存の手順は以下の通りです。

【手順】
①下処理したさんまを一尾ずつラップでぴったりと包む
②金属製のトレーの上にのせて冷凍庫に入れる
③凍結したら、ジッパー付きの保存袋などに入れて冷凍する


数尾のさんまを一度に冷凍保存する際も、必ず一尾ずつラップで包んでから保存してください。なお、さんまを数尾並べて入れられる程度の大きさの保存袋であれば、保存袋にさんまを入れた状態でトレーに乗せて冷凍しても構いません。

冷凍さんまの保存期間の目安

冷凍したさんまの保存期間は3週間程度が目安です。冷蔵保存した生のさんまが1日から2日程度しか日持ちしないのに比べると、非常に長い期間保存が可能になります。ただし、冷凍する前にすでに鮮度が落ちていた場合などには早い時期に劣化してしまうこともあるので、鮮度の良い状態のうちに冷凍するようにしましょう。

さんまの冷凍保存のポイントは?

ここまで、さんまの下処理の方法や冷凍の方法などについて解説しましたが、冷凍保存する際はポイントを理解しておくとより美味しさを保ちやすくなります。ここでは、さんまを冷凍保存する上でのポイントを紹介するので、ポイントを押さえて美味しく冷凍保存しましょう。

①急速冷凍する

さんまを始めとする生鮮食品は、ゆっくり凍結させると氷の結晶によって細胞が破壊され、破壊された部分から水分や旨味が流出して味や食感を悪くしてしまいます。この細胞の破壊は-5℃から-1℃の温度帯で起こりやすいため、冷凍保存する際は、急速冷凍することでこの温度帯にとどまる時間を短くすることが大切です。

さんまを冷凍する際は、前述の手順でも紹介したように、熱伝導率の良い金属製のトレーに乗せて冷凍することで冷凍時間を短縮することができます。冷蔵庫に急速冷凍の機能がある場合は、併せて活用するとより良いでしょう。

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