味噌汁の冷凍保存と日持ちは?そのままはNG?解凍方法や注意点を紹介!
味噌汁は冷凍保存できるか知っていますか?今回は、味噌汁を冷凍保存する方法・ポイントや、日持ち期間の目安に加えて解凍方法を紹介します。味噌汁の賞味期限が切れた場合の特徴や保存向きの作り方・レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
- 味噌汁は冷凍保存できる?日持ちはいつまで?
- 味噌汁の長期保存は冷凍がおすすめ
- 冷凍味噌汁の保存期間の目安
- 味噌汁を冷凍保存する際の注意点は?そのままはNG?
- 味噌汁をそのまま冷凍保存するのは非推奨
- 冷凍保存に向いていない具材
- 味噌汁の冷凍での保存方法・ポイントは?
- 味噌汁を冷凍保存する方法
- ポイント①小分けして冷凍保存する
- ポイント②冷ましてから冷凍する
- ポイント③密閉して保存する
- ポイント④塩分濃度を高める
- 味噌汁を冷凍後に解凍する方法は?
- ①冷蔵で自然解凍する
- ②電子レンジを使って解凍する
- ③鍋を使って解凍する
- 味噌汁の賞味期限が切れた時の見分け方は?
- 味噌汁の賞味期限が切れた場合の特徴
- 冷凍できる味噌玉の作り置きレシピも紹介!
- ①乾燥わかめの味噌玉
- ②えのき氷の味噌玉
- ③冷や汁用味噌玉
- 味噌汁を冷凍保存して美味しく食べよう
味噌汁を冷凍保存する方法
味噌汁を冷凍保存する方法は、以下の通りです。
①味噌汁の粗熱をとる
②味噌汁を密閉容器またはジッパー付きの保存袋に入れる
③金属バットの上に置いて冷凍庫に入れる
味噌汁を冷凍する際は、電子レンジでの加熱に対応している、蓋がついた密閉容器を活用するのがおすすめです。保存袋で保存する場合は、口がしっかりと閉まっていないと解凍中に漏れ出てしまう場合があるので注意しましょう。
上記の手順では金属バットの上に置いて冷凍していますが、このようにすることで凍結までの速度が早まって味噌汁の具材の組織が壊れにくくなるため、味や食感を保つことができます。
ポイント①小分けして冷凍保存する
味噌汁を冷凍保存する際には、1回に必要な量に小分けするのがポイントです。作った分をまとめて冷凍保存して解凍し、残った分を再冷凍すると風味が落ちるなどの劣化の原因となります。また、解凍と再冷凍を繰り返すと雑菌が繁殖しやすくなり、食中毒のリスクも高まるので注意が必要です。
小分けにしておくことで、解凍時間も短くなり、味や質の良い味噌汁を飲むことが出来るでしょう。なお、離乳食用などに味噌汁を少量ずつ冷凍したい場合には、製氷皿を使うのもおすすめです。その場合は、製氷皿で味噌汁が凍った後に取り出して、ジッパー付きの保存袋に移し替えてください。
ポイント②冷ましてから冷凍する
味噌汁を冷凍保存する時には、必ず冷ましてから冷凍庫に入れましょう。粗熱を取っておかないと、冷蔵庫に入れた際の温度差によって結露が生じ、傷みやすくなります。
また、冷めていない味噌汁を冷凍庫に入れることで庫内の温度が上がり、他の食材に悪影響を及ぼすリスクも高まります。さらに、何度も温かい食品を冷蔵庫に入れると、冷蔵庫の故障につながることもあるので注意してください。
ポイント③密閉して保存する
味噌汁を冷凍保存する際には、蓋つきの密閉容器またはジッパー付きの保存袋に入れるのが基本です。これは、冷凍庫にある他の食材のニオイがつかないようにすると共に、空気に触れて風味が落ちるのを避けるためです。
ポイント④塩分濃度を高める
冷凍保存した味噌汁の風味は、作る際に塩分濃度を高めておくのもポイントの一つです。塩分濃度を高めておくことで雑菌が繁殖しにくくなり、劣化を防いで長く日持ちさせることができます。濃さが気になる場合は、解凍時にお湯を加えるなどして調整すると良いでしょう。
(*味噌汁の保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
味噌汁を冷凍後に解凍する方法は?
正しい手順を守って冷凍保存した味噌汁は、解凍方法にも気を付けることで美味しく食べることができます。ここでは、冷凍保存した味噌汁を解凍する方法を3つ紹介します。
①冷蔵で自然解凍する
冷凍した味噌汁を冷蔵で自然解凍する方法は、以下の通りです。
①食べる12時間前に冷凍庫から冷蔵庫に移す
②解凍されたら鍋または電子レンジで温める
冷凍した味噌汁は、自然解凍させただけでは冷たいので、電子レンジや鍋で温めてから食卓に並べましょう。自然解凍で長い時間をかけて解凍すると、風味が落ちにくいのがメリットです。
②電子レンジを使って解凍する
冷凍した味噌汁を電子レンジを使って解凍する場合は、以下の手順で行います。
①電子レンジ対応の容器に入った味噌汁を電子レンジに入れる
②解凍モードで温める
③解凍されたら、適温まで加熱する
解凍モードを使わずに加熱することもできますが、解凍時の温度変化が激しいと風味が落ちることがあるので、解凍の際は温度変化の少ない解凍モードを活用するのがおすすめです。解凍し終わった後に、適宜加熱しましょう。