美味しいスイカの選び方は?見た目・音での食べ頃の見分け方や一番甘い部分も解説!
【野菜ソムリエ監修】スイカの食べ頃・完熟度の見分け方を知っていますか?カットスイカにも見分け方はあります。今回は、美味しいスイカの〈模様・音・形〉などでの選び方・見分け方を紹介します。スイカが一番甘い時期や美味しい部分についても紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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スイカの食べ頃・美味しさは見分けられるの?
旬を迎えたスイカであっても、店頭に並んでいるものすべてが食べ頃なわけではありません。ここでは、スイカの食べ頃はどのくらいなのか、買う際に美味しさは見分けられるのかについて説明します。
そもそもスイカの旬・美味しい時期はいつ?
スイカは早ければ4月頃から見かけるようになりますが、旬を迎えるのは6月中旬から8月にかけてです。美味しい時期は大きさによって異なり、小玉スイカであれば6月から7月、大玉スイカは7月から8月に食べ頃を迎えます。美味しい完熟したスイカを食べたいなら、大きさにも配慮することをおすすめします。
美味しいスイカの選び方・見分け方は?
完熟して甘いスイカが食べるうえで、選び方や見分け方を覚えておくことは大事です。ここでは、美味しいスイカの選び方や見分け方について、詳しく説明します。
①縞模様がはっきりしている
甘いスイカは黒い縞模様がくっきりとしていて、緑との境目が明確です。黒と緑のコントラストがはっきりしているスイカは、元気に育ったゆえに甘みが強くなっています。スイカの糖度は12度以上あれば十分で、中には14度を超えるものもあるそうです。
収穫して2週間以内のスイカは、完熟しても新鮮で美味しいと感じます。縞模様が明瞭かどうかはスイカの選び方の基本ですので、この機会に覚えておきましょう。
福光佳奈子
野菜ソムリエ
栽培の環境が悪いと縞模様が乱れます。また収穫後、時間が経つにつれ、果皮のツヤがなくなり、模様がぼやけてきます。このことからも正常に成長して鮮度のよいものは、縞模様がはっきりしていて美味しいといわれています。
②ツルの周辺が膨らんでいる
スイカにはツルがありますが、この部分が盛り上がっているものは完熟しています。中にはツルが取り除かれたスイカもありますが、その場合はツルの付け根の周辺が凹んでいるものを選びましょう。ツルが盛り上がる分、その付け根周辺は凹んでいくものだからです。
実際にスイカのツルのあたりを触るとくぼみがよくわかるので、目だけでなく触感でも完熟度合いをチェックするとよいかもしれません。
③叩いた時の音が澄んでいる
スイカは、叩いた時にどんな音がするかでも食べ頃かどうかを判断できます。熟れ具合による音の違いは、以下の通りです。
・完熟/ポンポンと澄んだ音がする
・熟していない/パンパンといった乾いた音がする
・熟れ過ぎ/ボンボンより低めの音が聞こえる
スイカを叩く時には手の平で叩くのがポイントで、澄んだ音がすれば完熟した甘いスイカと考えられます。しかし、音に対する感覚には個人差があるため、この方法だけでなく他の選び方と併用する程度にとどめるのがおすすめです。また、近くに店員がいる場合にはマナーとして一声かけてから、スイカを叩いて確認しましょう。
福光佳奈子
野菜ソムリエ
スイカに両手をあてて片方を叩き、反対側の手に振動が伝われば、実がつまったスイカです。逆に振動が伝わらなければ、スイカに空洞があります。けして強く叩かず、指で軽くはじく程度でも十分わかります。