唐辛子の10種類を辛さ別に!味や日本・中国など生産国の違いも比較して紹介!
【管理栄養士監修】唐辛子は様々な種類が栽培されているのを知っていますか?今回は、唐辛子の辛さTOP10をスコヴィル値や日本・中国など生産国別に紹介します。唐芋の好きな方におすすめな、刺激的な唐辛子の辛さを生かしたレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
7位:7バラックポアポット
スコヴィル値 | 130万SHU |
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味の特徴 | やや苦味がある |
生産国 | トリニダードトバゴ |
7バラックポアポットは7ポット・プリモに比べると甘みやフルーティーさが少なく、辛味が強い唐辛子です。その辛味はハラペーニョの125〜520倍となり、相当な辛さになります。唐辛子では珍しく、苦みがあるのも特徴となっています。
6位:ナガ・ヴァイパー
スコヴィル値 | 138万2118SHU |
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味の特徴 | 強い甘みとフルーティーさ |
生産国 | イングランド |
一口目に非常に強い甘みとフルーティーさを感じる事ができますが、追いかけてくる辛さで一気にそのフルーティーさは無くなる様です。
アメリカでは軍事用の手投げ催涙弾としての使用が検討されているらしく、その辛さはまさに軍事レベルです。使い方はこのまま唐辛子として食べることはほぼ不可能に近い為、果汁や他の原材料で希釈したソースにすることをおすすめします。
5位:トリニダード・スコーピオン・ブッチ・テイラー
スコヴィル値 | 146万3700SHU |
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味の特徴 | - |
生産国 | オーストラリア |
この唐辛子の刺激は相当なもので、素手で触ったら2日後には手が腫れてしまうそうです。トリニダード・スコーピオン・ブッチ・テイラーでソースを作った際には、化学マスクと完全防護服、グローブを装着しながら作ったという話もあります。防護服などを使用しないと調理できないほど刺激の強い唐辛子ですので、自宅での調理はおすすめできません。
4位:7ポット・ダグラー
スコヴィル値 | 185万3396SHU |
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味の特徴 | フルーティーな甘みとナッツの様な風味 |
生産国 | トリニダードトバゴ |
7ポット・ダグラーは、唐辛子の皮から出る油分だけで火傷を引き起こすほどに刺激があるとされています。チョコレートの様な茶色いビジュアルが特徴で、フルーティーさとナッツの様な風味を感じることができます。辛さに自信がある人は、他の唐辛子との食べ合わせをしてみるのも良いかもしれません。
3位:キャロライナ・リーパー
スコヴィル値 | 220万SHU |
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味の特徴 | フルーティー |
生産国 | アメリカ |
キャロライナ・リーパーは日本でもお馴染みとなってきた種類であり、噛んでから10秒くらいはフルーティーな風味を味わう事ができるので、つい油断しがちな唐辛子でもあります。
しかし、その後はかなりの辛さが追いかけてくるので頭に入れておきましょう。キャロライナ・リーパーも他の唐辛子と同様、ソースやパウダーで販売されています。「キャロライナの死神」という名前の唐辛子なだけあって、ランキング第3位の辛さを誇っています。