お寿司の数え方は1貫で1つ?2つ?重さ単位「貫」が使われる理由を解説!
寿司の1貫はいくつか知っていますか?寿司は人気のある食べ物ですが、意外に知らないことがあります。今回は、寿司の1貫は1つか2つかや、単位に「貫」が使われる理由を紹介します。すし桶の数え方や寿司業界で独特の用語なども紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
①シャリ
シャリとは、すし飯のことをいいますが、シャリの語源は、お釈迦様の骨のことを仏舎利と呼び、その骨がが白くて細かく米粒に似ていたということが由来となっています。一般的には米酢で作られたシャリを使ったお寿司が多いのですが、酒粕が原料の赤酢を使ったすし飯を赤シャリと呼び、赤シャリを使用したお寿司もあります。
②お愛想
お愛想とは、お勘定のことを指します。店側が「愛想がなくて申し訳ありませんがお会計お願いします」とへりくだってお会計をお願いしていたのが元の語源となっています。今では、それが短縮されてお愛想となり、お勘定、お会計の意味を持つようになりました。
③ガリ
ガリとは、甘酢でつけたしょうがのことです。噛んだ時にガリガリという音がすることが由来となります。お寿司にガリが添えられているのは、魚の生臭さを取ったり、魚の脂を取ったりとお口直しの役目です。またショウガには殺菌効果があり、生ものである魚に発生する菌を無毒化する作用があります。
④むらさき
寿司屋ではむらさきといえば、醤油のことです。赤褐色の醤油が紫色に見えるから呼ばれるようになったといわれています。もう一つ、江戸時代にお寿司が流行したのですが、その時醤油はとても高級品だったこともあり、高貴な意味合いをもつ紫色からその名が付けられたともいわれています。
お寿司にはいろいろな業界用語がある
今回はお寿司の数え方や寿司業界で使われる独特な用語や言い回しを紹介しました。お寿司にはいろいろな業界用語があり、これを知ることでお寿司の時代背景などを感じながらお寿司を楽しむことができそうですね。