酢の物の日持ち期間・賞味期限は?食材別で比較!保存方法や長持ちのコツを紹介!

酢の物の日持ち期間・賞味期限を知っていますか?手軽に作れて便利な酢の物ですが、どのくらい持つのでしょうか?今回は、酢の物の日持ち期間・賞味期限を食材別で比較し、日持ちのコツも紹介します。酢の物の腐った場合の見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

(このページにはPRリンクが含まれています)

目次

  1. 酢の物の日持ち期間・賞味期限は?
  2. 酢の物の冷蔵保存での日持ちは3〜10日
  3. 酢の物は常温・冷凍で保存できない
  4. 酢の物の種類別の日持ち期間・賞味期限は?
  5. 酢の物の種類別の日持ち期間を比較
  6. 酢の物を日持ちさせるコツは?
  7. ①乾いた清潔な容器で保存する
  8. ②だし入りの酢で漬けるのは避ける
  9. ③空気に触れないようにする
  10. ④調味液に火を通してから漬け込む
  11. 酢の物の賞味期限が切れた時の見分け方は?
  12. 賞味期限が切れた酢の物の特徴
  13. 酢の物を日持ちさせて美味しく食べよう

酢の物の日持ち期間・賞味期限は?

濃いめに味付けた炒め物や揚げ物などのあとに箸休めとしてさっぱりと食べられる酢の物ですが、賞味期限はどのくらいなのでしょうか?ここでは酢の物の保存法とおよその日持ち期間を紹介します。

酢の物の冷蔵保存での日持ちは3〜10日

酢の物は入れる食材や調理法にもよりますが、冷蔵で保存すれば3日~10日は持たせることができます。調味料に殺菌効果のある酢を使用しているので、酢の物はわりと日持ちする料理です。ですが日持ちするとはいえ酸化により風味が変わることがあるので、夏場など食べ物が傷みやすい時期は翌日か翌々日までには食べきるようにしましょう。

酢の物は常温・冷凍で保存できない

お酢自体の常温保存は可能ですが、一緒に入れる食材や調味料まで腐らなくするわけではないので、常温保存には向きません。また、冷凍保存にも向かず、冷凍してしまうとお酢特有の酸味が抜けてしまいます。解凍の際にも野菜などから水分が抜け、食感も変わってしまうのでおすすめできません。この点から酢の物を保存するには冷蔵保存が最も良い方法といえます。

酢の物の種類別の日持ち期間・賞味期限は?

酢の物といってもたこやきゅうり、海草類など使う食材も様々です。一緒に入れる食材によって日持ちする期間も変わってきます。ここでは酢の物によく使われる食材の日持ち期間を種類別に比べてみましょう。

酢の物の種類別の日持ち期間を比較

食材名 日持ち期間・賞味期限
タコ 7日
大根 7日
にんじん 7日
切り干し大根 3日~7日
もずく 3日~7日
わかめ 3日~4日
春雨 3日~4日
きゅうり 3日

わかめは種類によって日持ち期間が異なり、生のわかめと塩蔵わかめでは塩蔵わかめの方が日持ちします。生わかめは日持ち期間が2日と短いので、作ったら早めに食べきるようにしましょう。春雨は酢の入った調味液につけたまま保存すると透明感が失われ食感が落ちるので、食べる前に調味液と他の食材と和えた方が良いでしょう。

国産物の春雨は3日~4日持ちますが、国産以外を使う場合は日持ちしないのでその日のうちに食べきって下さい。きゅうりは切り口から水分が出るため、傷みやすく日持ちしません。きゅうりを使った酢の物を作る際は、塩もみをしてきゅうりの水分をしっかり出しておきましょう。きゅうりも食べる前に酢と和えることで日持ち期間をのばすことができます。

酢の物を日持ちさせるコツは?

入れる食材によって日持ち期間が大きく変わってくる酢の物ですが、長持ちさせるにはどういった方法があるのでしょうか?ここでは酢の物を長持ちさせるためのポイントを4つ紹介します。

①乾いた清潔な容器で保存する

酢の物を日持ちさせるためには、水分による細菌の繁殖をさせないことが重要です。冷蔵保存の際にはしっかりと水気をふき取り、乾いた清潔な容器で保存するようにしてください。保存容器はタッパーやプラスチック製の物よりも、ホーロー製やガラス製の物の方が色やにおい移りがしにくいのでオススメです。

②だし入りの酢で漬けるのは避ける

お酢は日持ちしますが、昆布や水など他の成分が混ざると傷みやすくなり、希釈度によっても日持ち期間が変わります。希釈度による酢の呼び方は、酢3:砂糖2:醤油1の割合のものが三杯酢で酢:3醤油:2のものが二杯酢、酢:3に対して砂糖:2塩少々で作るものを甘酢と呼びます。三杯酢と二杯酢、甘酢は冷蔵保存で5日程、だしが入ったものは数日しか持ちません。

酢の物を作る際の酢は日持ちする三杯酢や甘酢などにするか、だし汁の代わりに塩昆布を使うと日持ちしてうまみも増すのでオススメです。

関連する記事