ソルベとは?シャーベット・ジェラート・アイスと違いは?名前の意味や作り方・レシピも紹介!
ソルベを知っていますか?暑い夏にはぴったりのソルベですが、今回は、ソルベの〈名前の由来や意味・味・原料〉を〈シャーベット・ジェラート・アイス・フラッペ〉などと比較して紹介します。ソルベの作り方・レシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
ジェラートは凍ったの意味を持つイタリア語で、フィレンツェ発祥のデザートです。原材料は果汁や果肉・牛乳・砂糖に加え、様々なフレーバーが入っているのが特徴です。フレーバーにはミントやレモン・コーヒー等様々で、色とりどりで見た目にも楽しむことができます。
乳脂肪が5%前後含まれていることが多いためソルベよりはコクがあり、アイスクリームよりはあっさりとしているのがジェラートです。
「ソルベ」と「アイスクリーム」の違い
アイスクリームはイタリア語であるジェラートを英語にしたジェラートとほぼ同じデザートで、ソルベと違い乳成分が含まれているため濃厚な味わいが特徴です。日本のアイスクリーム類は3つに分けられていて乳固形分が15%以上、乳脂肪分が8%以上のものをアイスクリームと呼んでいます。
その他に乳固形分が10%以上で乳脂肪分が3%以上のものをアイスミルク、乳固形分が3%以上のものをラクトアイスと区別しています。最も乳脂肪分が多いアイスクリームと、乳脂肪分を全く含まないソルベとではカロリーも大幅に異なり、味わいも別物です。
(*ジェラートとアイスクリームの違いについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
「ソルベ」と「フラッペ」の違い
フラッペはフランスのデザートで、フラッペはフランス語で「氷でよく冷やした」という意味を持ちます。フラッペは砕いた氷にアルコールやシロップをかけて食べるのが基本で、アイスクリームやフルーツが添えていることもあり、日本におけるかき氷とよく似たデザートになります。
(*フラッペについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
「ソルベ」と「グラニテ」の違い
グラニテはフランス語で「ざらざらした」という意味があり、ソルベ同様に果汁を凍らせることもありますが、ほかにもコーヒーやシャンパンを凍らせて作る場合もあります。シャーベットよりはきめが粗く、すっきりした味わいが特徴のデザートで、ソルベと同じようにフランス料理のコースの口直しとして食べることもあるようです。
ソルベの作り方・レシピのおすすめ
ソルベはフランスのデザートだと分かりましたが、日本の家庭でも簡単に作ることができます。ここからは、おすすめのソルベのレシピを紹介するので是非チャレンジしてみてください。
①トマトのソルベ
夏に旬を迎えるトマトを使って作るソルベのレシピです。予め凍らしておいたトマトを使うことで、作ってすぐに食べられます。
②豆乳のソルベ
豆乳を使ってコクを出し、濃厚な味わいに仕上げたソルベのレシピです。砂糖の代わりに味醂を使うことで、優しい甘さに仕上がります。