きゃらぶき(伽羅蕗)とは?ふきの佃煮?レシピ・作り方のコツや栄養価など紹介!

きゃらぶき(伽羅蕗)とはどんな料理か知っていますか?今回は、きゃらぶきの〈名前の由来や語源・味・発祥地〉などに加えて、レシピや作り方のポイントを紹介します。きゃらぶきの栄養や保存方法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

目次

  1. きゃらぶき(伽羅蕗)とは?
  2. きゃらぶきとはふきの佃煮
  3. きゃらぶきに使うふきの種類
  4. きゃらぶきの味
  5. ふきの下処理の仕方は?
  6. きゃらぶきの作り方・レシピは?
  7. 材料
  8. 作り方・レシピ
  9. きゃらぶきを作る際のポイントは?
  10. ①ふきの長さを揃えて切る
  11. ②下ゆでの硬さ
  12. ③圧力鍋や土鍋を使う
  13. ④新鮮なふきを使う
  14. きゃらぶきの栄養や保存方法は?
  15. きゃらぶきの栄養
  16. きゃらぶきの保存方法
  17. きゃらぶきを食べてみよう

きゃらぶき(伽羅蕗)とは?

日本には古来から伝わる保存食がいくつもありますが、きゃらぶき(伽羅蕗)もその一つです。ここでは、きゃらぶきとは何かについて説明します。

きゃらぶきとはふきの佃煮

きゃらぶきとは、ふきを伽羅色になるまで煮付けた佃煮のことです。きゃらぶきの語源は、ベトナムやタイなど東南アジア地域で使われるお香の一種である伽羅のことで、黄色味を帯びて伽羅に似ていることが、その名の由来です。

きゃらぶきには愛知早生と呼ばれるふきがよく使われていますが、愛知県は生産量日本一を誇ります。そのため、きゃらぶきが発祥したのも愛知県と考えられています。

きゃらぶきに使うふきの種類

きゃらぶきに使うふきの種類として、以下のものがあげられます。

・愛知早生
・秋田蕗
・つわぶき


愛知早生の大きさは50cm程度ですが、秋田蕗は大きいものだと葉柄だけで1m以上になることもあります。関西や沖縄などでは、その地域に生息するつわぶきできゃらぶきを作っています。ふきの種類は地方によって異なるので、地場物を使うとよいでしょう。

きゃらぶきの味

きゃらぶきとは保存食として作られてきたものなので、日持ちさせるためにたくさんの砂糖が使い、甘辛く仕上げています。味がしっかりしているので、ご飯のお供にもお酒のおつまみにもなります。好みで唐辛子をかけて食べる人も、少なくないようです。

ふきの下処理の仕方は?

生のふきをきゃらぶきにするためには、まず下処理を行わなければなりません。ふきの下処理の方法は、以下の通りです。

①鍋の大きさに合わせて、ふきを切る
②まな板の上に①を置き、塩をまぶす
③ふき同士をこすり合わせるイメージで、②を手の平で転がす
④③に塩がまんべんなくなじみ、水気が出ているのを確認する
⑤鍋にお湯を沸かし、沸騰したら④を入れて3~5分茹でる
⑥ふきが茹であがったら、氷水にさらす
⑦⑥の皮をむく
⑧⑦を使いやすい長さに切る


このように下処理をしておくと、そのままでも保存期間を延ばすことができるのでおすすめです。

きゃらぶきの作り方・レシピは?

きゃらぶきとは保存食として全国に広がったものですので、旬の時期に調理して副菜として活用するのがおすすめです。ここでは、きゃらぶきの作り方を紹介します。

材料

・ふき/250g
・塩/大さじ2杯
・料理酒/大さじ2杯
・醤油/大さじ2杯
・砂糖/大さじ1杯
・みりん/大さじ1杯


上記は2人前のきゃらぶきを作る場合の分量です。

作り方・レシピ

出典:https://cookpad.com/recipe/6104042

醤油とみりん、顆粒だし、白だしなど、家庭にある調味料で作るきゃらぶきのレシピです。下茹でしたふきを調味料だけで時間をかけて煮ることで、ふきから水分が出て、程よい硬さに仕上がります。

キャラブキ(栽培ふきを使って) by おおみやばあば 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが338万品

きゃらぶきを作る際のポイントは?

きゃらぶきの味は地域によっても異なり、ふきを柔らかく煮たいのか硬めが好きかでも好みが分かれます。ここでは、きゃらぶきを美味しく作るうえで欠かせないポイントを4つ紹介します。

①ふきの長さを揃えて切る

きゃらぶきの味を均一にするためにも、ふきの長さを揃えて切るのがポイントです。長さが揃っていれば火の通りにムラができることもなく、味が均等にしみ込みやすくなります。下ゆでの時点で、長さを揃えるよう心がけましょう。

②下ゆでの硬さ

きゃらぶきを美味しくく調理するにあたり、歯で噛みきれるくらいの硬さまで下茹でしておくのがポイントです。ふきがある程度柔らかくなってから調味料を入れ、弱火で時間をかけて煮込めば、味が浸透して美味しく仕上がります。

③圧力鍋や土鍋を使う

きゃらぶきは弱火でじっくり煮た方が柔らかく、味も染みて美味しくなるので、水分が蒸発しずらい圧力鍋や土鍋を使うとよいでしょう。普通の鍋できゃらぶきを作る際には、アルミホイルなどで落し蓋をすることで、水分が蒸発しにくくなります。

④新鮮なふきを使う

きゃらぶきは新鮮なふきを使ってこそ、美味しい保存食になります。ふきを選ぶ時には葉の緑色が鮮やかで、柄が太すぎないものを選びましょう。また、ふきを手に持った時にハリがあると感じるものも新鮮です。

きゃらぶきの栄養や保存方法は?

きゃらぶきとは保存食であると同時に、栄養を補ううえでも大事な副菜となります。しかし、正しい方法で保存しなければ傷んでしまうリスクがあるのも事実です。ここでは、きゃらぶきふ含まれる栄養素と、正しい保存方法について説明します。

きゃらぶきの栄養

カロリー 糖質 1日の摂取カロリーの占める割合
きゃらぶき(1人前:29g) 20kcal 3g 1%

※含有量は日本食品標準成分表を参照しています。(※1)
※1日の摂取量は成人男性の目安です。

上記は、小鉢一杯分の数値となっています。きゃらぶきの材料であるふきは食物繊維が豊富なので、血糖値の急上昇を抑制したり、腸内環境を整えることで便秘解消する効果が期待できます。またカリウムも含まれており、ナトリウムの排出を促すことでむくみ解消にもつながりそうです。

きゃらぶきの保存方法

きゃらぶきは冷蔵でも冷凍でも保存できますが、方法によって日持ちする期間は異なります。密閉した保存容器で冷蔵保存しても、日持ちする期間は1ヶ月程度ですが、冷凍保存する場合は、約1年です。冷凍焼けを避けるためにも、食べやすい分量に小分けしてからジッパー付き保存袋に入れ、できるだけ空気を抜くことをおすすめします。

きゃらぶきを食べてみよう

きゃらぶきの名前の由来や語源・味・発祥地などに加えて、レシピや作り方のポイントを紹介しました。ふきは日持ちしない食材ですが、きゃらぶきにすれば保存がきき、しかも美味しく食べられます。佃煮好きの方には特におすすめの料理なので、ぜひ一度きゃらぶきを食べてみてください。

関連する記事