水炊きとは?寄せ鍋との違いは?博多風・関西風の作り方やレシピをそれぞれ紹介!
水炊きとはどんな鍋か知っていますか?今回は、水炊きの<博多風・関西風>の2種類の特徴や、寄せ鍋との違いを紹介します。食材の味を活かした、食べると身体が温まる鍋料理の水炊きの作り方・レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
水炊きとは?
肌寒くなってくると食べたくなる鍋料理には様々な種類がありますが、その中でも今回は「水炊き」について紹介します。そもそも水炊きとはどのような鍋料理のことを指し、その味わいはどのようなものなのかを見ていきましょう。
水炊きとは福岡(博多)の郷土料理
水炊きとは、水または湯のみで茹でた具材から出た出汁を取って調理される福岡の郷土料理のことです。まれに昆布出汁や鶏の出汁などを使う場合もありますが、他の調味料は使いません。鶏肉の旨味を愉しむために、骨ごとぶつ切りにした鶏肉が入っているものが主流のようです。
水炊きの味わい
水炊きとは、コンソメスープと中国料理を参考にして作られたのが起源と言われています。加える食材によって大きく味が変化するので、素材の旨味を最大限に活かすことができます。あっさりとしていながらも、コクのある味わいの鍋料理です。
Twitterの口コミ
そして水炊き!
地元福岡のくせに子供の頃はあんまり好きじゃなかったけど、大人になってその美味しさと素晴らしさを知る。
今日寒いし、沁みるんですわ。
Twitterの口コミ
今宵はシンプルに水炊き
ばばちゃんという魚も入れましたよ~
食感はタラだけど、臭みなし身はぷりぷりでこっちの方が美味しい👍
〆の雑炊でもばばちゃんの出汁が良くしみ出て美味しかった(o^^o)
我が家の鍋もの納めでしたwww
水炊きと寄せ鍋の違いは?
同じ鍋料理である水炊きと寄せ鍋の違いについて、よくわからない人も少なくないのではないでしょうか。ここでは水炊きと寄せ鍋がどう違うのかについてを説明します。店で注文するときや作るときの参考にしてください。
水炊きと寄せ鍋は煮汁が違う
水炊きは水や湯から食材を煮るのに対して、寄せ鍋はだし汁に塩、醤油、みりんなどで調味したもので具材を煮た鍋料理です。寄せ鍋はスープの味がしっかりとしているので、そのまま何もつけずに食べることができます。水炊きは醤油ポン酢や薬味をつけて食べるので、自分の好みに合わせた味を愉しめます。
水炊きは2種類?博多風と関西風で違う?
博多発祥の水炊きは今では全国で食べられ愛される鍋料理ですが、全国で広まっているのは関西風の水炊きです。博多風の水炊きは「博多水炊き」と呼ばれることもあります。博多と関西では水炊きの作り方や材料が異なるので、その違いについて解説します。
①博多風の水炊き
博多風の水炊きの特徴は以下のとおりです。
・鶏肉を水から煮込んで出汁をとる
・白濁したスープ
・キャベツを使う
・シメにちゃんぽん麺やうどんを入れる
鶏肉の旨味が凝縮した白濁したスープが特徴的な博多風の水炊きには、スープの味を薄めないために白菜よりも水分が出にくいキャベツを使用します。その他、鶏団子、春菊、しいたけ、ネギ、ニラ、豆腐などの入れることが多いです。